そんな過去の姿をリアルに伝えている戦争映画9作品をご紹介します。
目次
ヒトラー~最期の12日間~(Downfall)[2004年]
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本国ドイツでは公開そのものが社会問題になりました。
第2次世界大戦中のベルリンを舞台に、秘書トラウドゥル・ユンゲの視点から見たヒトラー最期の日々を描いています。同郷であることから秘書に採用されたトラウドゥルは、彼の言葉をタイプしながら人間ヒトラーを知るのでした。
硫黄島からの手紙(Letters from Iwo Jima)[2006年]
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第2次世界大戦中、硫黄島で米軍と死闘を繰り広げた栗林忠道陸軍大将と日本軍将兵、そして残された家族の思いを綴った物語です。ハリウッドで初めて日本を舞台に第2次世界大戦を描いた作品として評価されました。
渡辺謙、二宮和也、加瀬亮など演技派俳優が出演し、日本でも大きな話題作となりました。
フューリー(Fury)[2004年]
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第2次世界大戦中のヨーロッパで、たった1台の戦車フューリー号に乗り、300人以上のナチス・ドイツ部隊と戦った5人の兵士たちを描いた物語。
主演、ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、他。監督は『サボタージュ』のデヴィッド・エアー。
シンドラーのリスト(Schindler's List)[1994年]
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第2次世界大戦、ナチス・ドイツ軍によるユダヤ人迫害が進む中、1000人ものユダヤ系ポーランド人を救ったオスカー・シンドラーの物語。金儲けしか興味のなかった経営者シンドラーの心境の変化を淡々と描いていきます。
ワルキューレ(Valkyrie)[2008年]
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第2次世界大戦中のドイツ第三帝国。ドイツ全権を掌握する総統・アドルフヒトラーを暗殺しようと画策された、実際の事件をサスペンスフルに描いた戦争映画です。
主演はトム・クルーズ。
戦場のピアニスト(The Pianist)[2002年]
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ドイツ占領下ポーランド。何十万ものユダヤ人が収容所に送られるなか、その危機を脱し潜伏生活を送ることになるユダヤ人ピアニストを描いた戦争ドラマ。実在の人物の自伝をもとに製作されました。
ロマン・ポランスキー監督自身も戦争当時に迫害を受けた経験があり、監督・脚本・製作に関わった渾身の一作です。
チャップリンの独裁者(The Great Dictator)[2003年]
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喜劇王チャールズ・チャップリンが監督・製作・脚本・主演を務めたアメリカのモノクロ映画。
ヒトラーを大胆に風刺したパロディものでチャップリンが独裁者を演じました。製作当時、「ファシズム」をいち早く糾弾した歴史にも名を残す偉大な作品でもあります。
プライベートライアン(Saving Private Ryan)[1998年]
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第2次世界大戦末期、連合軍のヨーロッパ侵攻作戦「ノルマンディー上陸作戦」に投入されたライアン二等兵。彼の3人の兄も従軍していましたが、全員戦死してしまいます。そんな中、軍上層部は末っ子のライアン二等兵だけは生きて戦場から連れ戻そうと、史上類のない救出作戦を敢行。彼らは生死も定かではないライアンを無事帰国させるという難題に取り組んでいきます。
プラトーン(PLATOON)[1986年]
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ベトナム帰還兵の経験を持つ社会派監督オリバー・ストーンが、ベトナム戦争の戦場をリアルに作り上げた戦争ドラマ。
ベトナム民間人への虐待や、麻薬汚染、仲間同士の裏切りなど戦争の醜い部分をむき出しにしていて、公開当時は社会に衝撃を与え興行的にも成功を収めました。
以上が戦争映画のおすすめ9作品です。
リアルに再現された戦争の姿の数々をぜひ観てください。
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