日本での公開はまで未定ですが今月に行われた第42回トロント国際映画祭でプレミア上映が行われ、アメリカとイギリスでの公開日が決定しています。
チャーチルの伝記映画『ダーケスト・アワー』
予告編はこちら!
え?どれがゲイリー・オールドマン?
なんて思った方・・・いらっしゃると思います。
ゲイリーは第二次世界対戦時イギリスの首相であったウィンストン・チャーチルを演じています。
歴史の教科書でシルクハットをかぶりカメラに向かってピースサインをしていた人物こそチャーチルです。
本作では第二次世界大戦初期、首相に就任してアドルフ・ヒトラーと対峙するウィンストン・チャーチルに焦点が当てられるようです。
現在公開中のクリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク』もチャーチルと深いつながりがありますね。
チャーチルが組閣を行ったちょうどその日にドイツ軍のオランダ・ベルギー侵攻が開始したのです。大陸のイギリス軍は追い詰められ、危機が高まりましたが、チャーチルはダンケルクからの撤退を決定し、兵力の維持を図りました。
化ける男、ゲイリー・オールドマン
今作の主演、ゲイリー・オールドマンはイギリスの俳優で、これまでに数多くの作品に出演します。
役作りを徹底して行っているそうでスクリーンに現れるごとに印象が変わる俳優さんです。
あの作品やこの作品にも出てた!?なんてあとからびっくりすることも。
今回はそんなゲイリーの作品を何作か紹介したいと思います。
シド・アンド・ナンシー【1986年】
https://youtu.be/hZp3meyWVm0
伝説のパンクバンド、"セックス・ピストルズ"のシド・ヴィシャスを演じきった作品です。
トゥルー・ロマンス【1993年】
https://youtu.be/8IJSDZI-xw4
この作品では、ドレッドヘアで顔面に傷のポン引きを演じています。
レオン【1994年】
https://youtu.be/aNQqoExfQsg
麻薬捜査官ながら麻薬を常習し麻薬密売組織を牛耳る狂った汚職捜査官役です。
さらに『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年)』ではシリウスおじさんを演じたり、『ダークナイト(2008年)』ではバットマンを支えるゴードン警部補、『ハンニバル(2001年)』のシェリー・ラニヨンも演じています。
印象が変わるほどの演技力のためハリウッドスターからの人気も高く、あのブラッド・ピットもゲイリーを神と讃えています。
『ダーケスト・アワー』、日本ではいつ公開?
New trailer tomorrow. #DarkestHour pic.twitter.com/fC7LuDLJgE
— Darkest Hour (@DarkestHour) September 27, 2017
ゲイリーのアカデミー賞初受賞も期待される本作『ダーケスト・アワー』。
監督は『プライドと偏見』や『アンナ・カレーニナ』のジョー・ライト、脇を固める俳優陣としてジョン・ハートやリリー・ジェームズなどが出演します。日本での公開はまだ未定ですが、楽しみですね。
参考:Gary Oldman is Winston Churchill in new Darkest Hour trailer
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