この記事では、U-NEXTで楽しめる海外のサスペンスドラマを10作品ご紹介します。
目次
コールドケース【2003~2010年】
あらすじ
女性刑事リリー・ラッシュ(キャスリン・モリス)は殺人課のメンバーとともに解明不可能とされた事件を追い、現代の科学捜査によって解決へと導きます。ある日、殺人を目撃したにも関わらず通報していなかった女性が、自分の余命が短いことを理由に、犯人に裁きを与えたいと申し出てきました。リリーは捜査を再開し、当時の事件ファイルを全て見直すことになります。
見どころ
製作総指揮は『CSI:科学捜査班(2000~2015年)』シリーズを手掛けたジェリー・ブラッカイマーとメレディス・スティーム。日本でも吉田羊主演で『コールドケース〜真実の扉〜(2016年)』が制作されました。娘のレイプ、家族のトラウマといった誰にも言えない過去、人間のデリケートな部分に鋭く切り込んだ作品です。
メンタリスト【2008~2015年】
あらすじ
カリフォルニア州捜査局の犯罪コンサルタントのパトリック・ジェーン(サイモン・ベイカー)。以前は詐欺師として活動していましたが、妻子を殺した犯人"レッド・ジョン"を見つけるために事件解決に協力することにしたのでした。ジェーンは人間の心理をつく観察力と推理力を活かして、上司リズボン(ロビン・タニー)とともに事件を解決に導きます。
見どころ
本作で一躍スターダムにのし上がったサイモン・ベイカー。シーズン3の第9話では監督業に初挑戦し、宿敵レッド・ジョンが絡む重要なエピソードを手掛けています。メンタリストとして時に催眠術や読心術で捜査官を騙す一方で、悲しい過去抱え家族を思い出して取り乱すなどジェーンの人間らしい部分に引き込まれます。
リゾーリ&アイルズ【2010~2016年】
あらすじ
ボストン市警の女性刑事で男勝りのジェーン・リゾーリ(アンジー・ハーモン)と、ジェーンの親友で検視官のモーラ・アイルズ(サッシャ・アレクサンダー)。ある日、高級住宅街で発生した殺人事件が、過去に担当した連続殺人事件と繋がっていることに気が付き、リゾーリは動揺してしまいます。アイルズとタッグを組み、再び犯人と対決することになるのでした。
見どころ
『BONES-骨は語る(2005~2017年)』の脚本・製作を担当したジャネット・タマロが、テス・ジェリッツェンの原作を元に製作した本作。女性同士のコンビという刑事ドラマでは珍しい設定で、ファッションセンスのことなど女性ならではの口喧嘩をするシーンは痛快。また、リゾーリが警察官になるまでのルーツに注目です。
オリジナルズ【2013年~】
あらすじ
数百年前まで、初代オリジナル・ヴァンパイアのクラウス(ジョセフ・モーガン)が牛耳っていたニューオリンズ。しかし、クラウスが別の町にいる間に、かつての弟子マルセル(チャールズ・マイケル・デイヴィス)が統括するようになり、町に戻ってきたクラウスは邪魔扱いされるように。マルセルから命を狙われていると知ったクラウスは、街を取り戻すために魔女と同盟を結びます。
見どころ
『ヴァンパイア・ダイアリーズ(2009〜2017年)』のスピンオフとして製作された本作は、同作の共同原案者ジュリー・プレックが原案・脚本・製作総指揮を務めています。冷酷で自分の言う事を聞かない者を迷わず排除するクラウスでしたが、親の不倫で産まれたことなど辛い過去をも明らかになり、だんだんと彼に対する見方が変わっていきます。
12モンキーズ【2015年~】
あらすじ
謎のウイルスによって99%の人類が滅んでしまった2043年。生き残った人々は地下での生活を余儀無くされていました。過去を変えるためにタイムスリップすることになったコール(アーロン・スタンフォード)は、ウイルスを開発した犯人を知るライリー博士(アマンダ・シュル)に会いに行くことに。そこでウイルスを散布した組織「12モンキーズ」の存在を知るのでした。
見どころ
主人公が過去にタイムスリップしてウイルス開発の謎を追うSFドラマ。1995年に製作された同名映画に基づいた作品で、映画でブラッド・ピットが演じていたキャラクターに女優エミリー・ハンプシャーを起用するなど、オリジナルな設定にも注目です。映画では描き切れなかった陰謀論の謎についても所々に出てくるため、ファン必見です。
クリミナル・マインド 特命捜査レッドセル【2011年】
あらすじ
連続殺人犯を扱うBAUが解決できない事件を担当するために結成された非公式捜査班「レッドセル」。元BAUで武道の達人サム・クーパー(フォレスト・ウィテカー)がリーダーを務めることになります。そんな中、高級住宅街で少女が誘拐される事件が発生。派遣されたプロフェット(マイケル・ケリー)には児童性愛者を殺した過去があり、周りから心配されていました。
見どころ
『ラストキング・オブ・スコットランド(2007年)』でアカデミー賞主演男優賞に輝いたフォレスト・ウィテカーが主演を務め、型破りな操作方法を指揮する力強い演技を見せています。本作は、『クリミナル・マインド FBI行動分析課(2005年~)』のスピンオフ。技術分析官ガルシア(カーステン・ヴァングスネス)はどちらにも登場しています。
Xカンパニー 戦火のスパイたち【2015~2017年】
あらすじ
1942年、第2次世界大戦下。カナダにあるスパイ養成所「キャンプX」には、暗号解読を得意とするアルフレッド(ジャック・ラスキー)ら5人の新人スパイたちが徴集されていました。彼らは超極秘施設での訓練の後、実際に戦線下に送られ拷問や処刑など、国のために危険にさらされる任務で諜報活動に命を懸けるのでした。
見どころ
「キャプテンX」は実在したスパイ養成学校で、冒険小説家イアン・フレミングが研究生として在籍していました。妨害工作やゲリラ活動などの経験が、『007』シリーズや『チキ・チキ・バン・バン(1964年)』などの作品に大きな影響を与えたと言われています。また、主演を務めたジャック・ラスキーは『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年)』に出演するなど注目を集めています。
君の声が聞こえる【2013年】
あらすじ
幼い頃に父親が殺害されたショックで、人の心を読む特殊能力が身に付いたパク・スハ(イ・ジョンソク)。10年後、スハは当時事件の証人になってくれたチャン・ヘソン(イ・ボヨン)と再会を果たします。ヘソンを慕うスハは特殊能力を使って、国際弁護士として働く彼女を助けることに。その頃、スハの父親を殺害した犯人が仮釈放となり2人の前に現れるのでした。
見どころ
法廷サスペンス、ラブロマンス、ファンタジーが取り入れられた老若男女が楽しめる作品となっています。2013年のコリアドラマアワードでは、犯人の仮釈放で窮地に立たされながらも、お互いに惹かれあっていく主人公たちを演じたイ・ジョンソクとイ・ボヨンがベストカップル賞を受賞しました。
刑事ジョー パリ犯罪捜査班【2013年】
あらすじ
少年時代、札付きの悪だったパリ警視庁犯罪捜査班のベテラン刑事ジョー(ジャン・レノ)。ある日、ノートルダム大聖堂の前でオルガン奏者の遺体が発見されます。ジョーが率いるチームが捜査を進めていくと、オルガン奏者と教え子の母親が不倫関係だったことが判明。一方、ジョーは疎遠だった娘から母親が死んだと知らされ、娘との関係を見直すことになります。
見どころ
フランス・イギリス合作の刑事ドラマ。リュック・ベッソン監督作品『レオン(1995年)』で孤高の殺し屋を演じた国際派俳優ジャン・レノが、TVドラマ初主演を務めました。パリの名所、エッフェル塔、ヴァンドーム広場、オペラ座などで起きる事件には本作ならではの緊張感があり、見応え抜群です。
ハウス・オブ・カード 野望の階段【2013~2017年】
あらすじ
ベテランの下院議員フランク(ケヴィン・スペイシー)は、当選したら国務長官のポストをもらうという条件で大統領候補ウォーカー(ミシェル・ギル)を支援していました。しかし、フランクはウォーカーを裏切り、別の人物を候補に。屈辱を味わったフランクは妻のクレア(ロビン・ライト)とともに復讐計画を企てます。
見どころ
『ドラゴン・タトゥーの女(2012年)』のデヴィッド・フィンチャーと主演ケヴィン・スペイシーが製作総指揮を務めた本作は、ネット配信で公開されたドラマとして史上初のプライムタイム・エミー賞を受賞しました。権謀術数にたけるフランクの無慈悲な復讐劇は恐怖を覚えるほど。フランクら夫婦のしたたかかつ巧妙な謀略に目が離せません。
最後に
『ハウス・オブ・カード 野望の階段』では俳優ケヴィン・スペイシーが自ら製作総指揮を務め、『刑事ジョー パリ犯罪捜査班』では、ジャン・レノがテレビドラマ初主演を務めるなど豪華俳優陣が作り上げるサスペンスドラマは名作ばかり!これを機に、ぜひ様々なサスペンスドラマをチェックしてくださいね!
スポンサーリンク