![CuRAZY-cinema[クレイジーシネマ]](https://static.curazy.com/image/curazy-v03/curazy_cinema_logo.png){kind=logo}
女性ならではの強さやたくましさが詰まった、おすすめの海外ドラマ10作品をご紹介します。
目次
チャーリーズ・エンジェル【1977年】
あらすじ
チャーリー私立探偵事務所に所属する、サブリナ（ケイト・ジャクソン）、ジル（ファラ・フォーセット）、ケリー（ジャクリン・スミス）の3人の名前は、通称チャーリーズ・エンジェル。ある日、女性レーサーが南カリフォルニアのスピードウェイで事故死。その事故に疑問を抱いた整備士が、チャーリー探偵事務所に調査を依頼します。指令を受けたエンジェルたちは女性レーサーに扮し、スピードウェイに乗り込むのですが…。
見どころ
チャーリーは声だけで、姿は絶対見せない謎の人物というのが、このドラマの特徴の1つ。そのチャーリーにスカウトされた3人の美女たちは、元婦人警官で高い戦闘能力と知識、そして何よりエンジェルと呼ばれるにふさわしい美しさを兼ね備えています。強くて可愛らしい女性が、キレのいいアクションで難事件を解決していきます。
ダーク・エンジェル【2000年】
あらすじ
2009年、アメリカ・ワイオミングにある施設から、マックス（ジェシカ・アルバ）を含む12人の子どもたちが脱走しました。その施設は表向きは軍病院、しかし実際は遺伝子操作によって生まれた人間を、殺人兵器として育てる施設だったのです。子どもたちが消息不明となってから10年後、19歳になったマックスは、施設の追っ手から身を隠し、メッセンジャーの仕事しながら離れ離れになった仲間を探します。
見どころ
遺伝子操作で得た超人的な能力と、人並み外れた集中力や緊張感を持つマックスの迫力あるアクションが見どころの本作。人間以外の遺伝子が組み込まれたような、野生的かつしなやかな動きや身のこなしをする反面、マックスの瞳に映る孤独感には胸が締め付けられます。また、1200人の中から主人公に選ばれたという、ジェシカ・アルバの若かりし頃が見られるのも見どころです。
BONES【2006年】
あらすじ
アーリントン墓地にある池から遺体が発見され、FBI捜査官のブース（デヴィッド・ボレアナズ）は、法人類学者のブレナン（エミリー・デシャネル）、通称ボーンに協力を要請しました。バラバラになった被害者の骨をつなぎ合わせて捜査をし、科学的根拠で事件を追うボーンズと、勘を頼りに追求するブースの2人が、違う目線で難事件を捜査していきます。
見どころ
悲惨な状態で見つかった被害者の骨を手掛かりに、犯人をあぶり出していくドラマ。理論的に捜査するボーンズと、勘で動く感情的なブースの正反対な2人が、惹かれ合いながらも、発展しない恋愛関係も見どころの1つ。また、このドラマではリアルな殺人現場の再現が特徴的。目を背けたくなるようなグロテスクさを強調することで、罪の重さを強く印象付けています。
フリンジ【2010年】
あらすじ
ボストンのローガン空港に着陸した旅客機の乗客全員が、溶けて死亡するという、奇妙な事件が起こります。FBI捜査官のオリビア（アナ・トーヴ）と、恋人で相棒のジョン（マーク・バレー）は捜査に加わりますが、捜査中、ジョンは爆発により乗客と同じような症状になってしまいます。オリビアはフリンジサイエンスの天才ビショップ博士（ジョン・ノーブル）と、彼の息子でIQ190のピーター（ジョシュア・ジャクソン）と共にフリンジチームを結成し、原因を究明していくのですが…。
見どころ
飛行機やジョンの事件をきっかけに、不可解な謎を解き明かしていくSFサスペンス。ストーリーはさることながら、天才的思考回路を持つ一方で、子どものような無邪気さを持つビショップ博士をはじめとする、個性的なキャラクターも魅力です。また、世界中で起こる怪現象を解決すると次の謎が深まる、まるで迷宮のような展開に惹き込まれること間違い無しです。
NIKITA/ニキータ【2011年】
あらすじ
6年前、ドラッグ欲しさに薬局を襲撃し、警察官を射殺した罪で死刑宣告を受けていたニキータ（マギー・Q）。それを知ったアメリカ政府の秘密組織ディヴィジョンからリクルートされ、訓練を重ねた末、ニキータは伝説の暗殺者となりました。しかし、組織は秘密を保持するため、ニキータ最愛の恋人を殺害。ニキータはディヴィジョンを脱走し、恋人の復讐とディヴィジョン最高責任者パーシー（ザンダー・バークレー）の陰謀を暴くため立ち上がるのです。
見どころ
元モデルというだけあって、マギー・Qの見事なプロポーションと、スタントなしのアクションシーンが最大の見どころです。坂道を走りながら発砲するシーンで早く走りすぎたため、薬きょうがシャツの中に入るというハプニングもあったといいます。ケガをする危険性のある中で、キレのあるかっこいいニキータを演じるマギー・Qの女優魂を感じられるドラマです。
リベンジ【2012年】
あらすじ
9歳の頃、父親と引き離され施設で育ったアマンダ・クラーク（エミリー・ヴァンキャンプ）。父デヴィッド（ジェームズ・タッパー）は、国家反逆罪で終身刑となり、獄中で死亡しました。数年後、施設から出たアマンダは、父の友人ノーラン（ガブリエル・マン）から事件の真相を聞かされ、父親が仲間の罠に嵌められ、罪を着せられていたことを知ります。アマンダは、エミリー・ソーンと名を変え、父が残してくれた遺産を元に、ニューヨーク郊外の高級住宅地ハンプソンに借りた家を拠点に、父を陥れた犯人への復讐を誓うのです。
見どころ
複雑に絡み合った感情と、スマートで美しい復讐劇を描いたドラマ。エミリー・ヴァンキャンプを初めとする、出演している女優たちの美と、それに見合ったファッションや着こなしが最大の魅力です。また、モデルとして活躍していたガブリエル・マンの、ポロシャツを重ね着する斬新な着こなしや色使いなど、男性ファッションにも注目です。
私はラブ・リーガル【2013年】
あらすじ
トップモデル志望の自己中女デビー（ブルック・ドーセイ）は、テレビのオーデションに向かう途中、事故に遭い死亡してしまいます。デビーの魂は天国の入り口まで来ました。残された婚約者を心配するあまり、門番を押しのけて地上に戻ってきてしまいます。しかし、デビーの魂が戻ってきたのは、有能な敏腕弁護士だけどファッションセンスゼロの、おデブなジェーン（ブルック・エリオット）の体だったのです。
見どころ
底抜けに明るいけどおバカなデビーが、冴えない弁護士ジェーンの体に入り、人生を再出発していくストーリー。女性の価値は外見か内面かをテーマにしつつ、働く女性の本音を描く展開に、多くの女性の共感を得て大人気となったドラマです。ジェーンの存在は、コンプレックスに悩む女性たちにとって勇気や希望を与えてくれるキャラクターです。
スーパー・ガール【2015年】
あらすじ
まだ赤ん坊だったいとこのカル＝エル（クラーク・ケント）と共に、故郷クリプトン星を出たカーラ・ゾー＝エル（メリッサ・ブノワ）。しかし、途中でトラブルが起こり、地球に到着したのは予定の24年後でした。その頃すでにカル＝エルは、スーパーマンとして地球で活躍。使命を失ったカーラはパワーを封印して、育ての親ダンバース夫妻のもとで、クリプトン人ではなく人間として生活していました。しかし、ある事件がきっかけで存在を知られることとなり、スーパーガールとして活動していきます。
見どころ
女性には敬遠されそうなヒーローものを主軸としながら、女性も楽しめる見どころをギュっと詰め込んだドラマです。ストーリーはもちろんのこと、メリッサ・ブノワのキュートな顔立ちと、ミニ丈のワンピースで女子らしさを強調したり、パンツルックでキャリアウーマンを演出したファッションも、このドラマの見どころの1つ。上司に腹を立てたり、同僚にときめいたり、恋と仕事に悩む女性の共感ポイントが満載です。
コバート・アフェア【2015年】
あらすじ
驚異的な身体能力と、6ヶ国語が堪能なCIAの訓練生アニー・ウォーカー（パイパー・ベラーボ）は、修了前にも関わらず正規のCIAに抜擢され、理由もわからぬまま国内防衛部に配属されました。ある日、ロシア人暗殺者スタスとの情報交換をする任務を任せられたアニー。娼婦に変装し、スタスと接触した途端、無数の銃弾を浴びせられてしまいます。アニーに与えられた任務の真相、そして彼女がCIAに採用された本当の理由とは…。
見どころ
CIA捜査官になったアニーの成長を描いており、気転が利くけどドジなところもあるといった、等身大のヒロインであることが最大の魅力。クールな彼女のドヤ顔や、泣き顔、困った顔など、豊かな表情も見どころの1つです。また、愛車は真っ赤なフォルクス・ワーゲン、ルブタンのパンプスがトレードマークの、甘過ぎないアニーのファッションも注目されました。
ザ・クラウン【2016年】
あらすじ
英国王ジョージ6世（ジャレッド・ハリス）の長女として生まれたエリザベス（クレア・フォイ）は、海軍将校フィリップ（マット・スミス）と結婚。やがて、2人の子どもにも恵まれたエリザベスは、幸せな生活を送っていました。また、エリザベスはこの頃から父に代わって、公務も行うようになっていました。ところが、公務中にジョージ6世が急死。エリザベスは僅か25歳にして女王に即位し、「エリザベス2世」として大国を背負っていくことになるのです。
見どころ
エリザベスが即位した当時の首相チャーチルを初めとする政府関係者と関わりあっていく中で、自分の無力さと未熟さを痛感しながら成長していく現イギリス女王、エリザベス2世の半生を描いたドラマ。また、妻として、母として、そして女性としての幸せも大切にして生きる。公務の多さに家族を顧みられない自分と葛藤しつつも、たくましく生きるエリザベスの姿からは、きっと多くの女性が力をもらえるでしょう。
最後に
『リベンジ』のように、おしゃれでかっこよくて美しい女性ばかりが主役ではなく、『私はラブ・リーガル』のジェーンのように、女性に自信を与えてくれるドラマまで様々です。また、主人公のファッションは目に入りやすいもの。ストーリーを楽しみつつ、ファッションチェックで自身のおしゃれに役立てるのもいいかもしれませんね。
スポンサーリンク