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芸能界のサラブレッド!実力派俳優・松田龍平の出演ドラマ10選

松田龍平公式Instagramアカウント(@ryuheimatsuda)より

刑事ドラマの名作『太陽にほえろ(1972〜1986年)』で有名な俳優・松田優作と女優・松田美由紀の間に生まれた松田龍平。松田翔太を弟にもつ芸能一家の長男です。俳優デビューとなった映画『御法度(1999年)』で注目されて以降、映画やドラマでの活躍を続けています。

今回は、そんな松田龍平の出演ドラマから、おすすめの10作品をご紹介します。

三億円事件〜20世紀最後の謎〜【2000年】

三億円事件〜20世紀最後の謎〜
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あらすじ

ある男が現金輸送車から三億円を強奪したことで知られる「三億円事件」。現在も未解決のその事件を追うルポライターの沢渡(渡部篤郎)は、数々の証拠から独自に真犯人を割り出していました。沢渡が疑いの目を向けたのは、米国在住の実業家・松田(ビートたけし)。なんとか取材を取り付けた沢渡に対して、松田は事件の経緯を語り出します。

見どころ

1975年に発生した窃盗事件のノンフィクションとして書かれた、一橋文哉の『三億円事件』を原作にしたテレビドラマ。松田が明かす事件への動機をはじめ、松田の共犯者とされる不良仲間のジョー(長瀬智也)とロク(松田龍平)に起こる悲劇も必見。松田龍平は仲間から疑念を抱かれる不良を演じ、当時17歳の初々しい姿を見せています。



ハゲタカ【2007年】

ハゲタカ
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あらすじ

日本企業を次々と買収し、「ハゲタカ」の異名を持つファンドマネージャー鷲津政彦(大森南朋)。そんな鷲津から日本企業を救うべく立ち上がったのは、銀行の資産流動対策室長でかつての上司・芝野健夫(柴田恭兵)でした。企業を守る側の芝野と奪う側となった鷲津は対立します。

見どころ

真山仁の経済小説『ハゲタカ』と『バイアウト』を原作に、経済界で対立する男たちの姿を描いたドラマ。2009年に同キャストで映画化されるほどの人気作です。利益のために冷酷なまでに企業買収を強行する鷲津と、鷲津が狙う企業の再建に奔走する芝野。正反対な2人が織りなす展開に引き込まれます。

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜【2008年】

あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜
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あらすじ

妻との離婚、親友の事故死、挙げ句の果てに会社をクビになり借金を抱えた喜多善男(小日向文世)。善男は生きていても良いことが起きないからと、11日後に命を絶つことを決めました。そんなある日、矢代平太(松田龍平)と出会ったことで彼の人生の歯車は狂い始めます。善男の計画を知った矢代は、表向きでは楽しく余生を過ごす協力をしながら、裏では恋人の借金返済に善男を利用しようと企んでいたのです。

見どころ

死を決意した冴えない中年男性の身に起こる、11日間の騒動を描いたヒューマンサスペンス。善男が想いを寄せる元アイドルのしのぶ(吉高由里子)との関係や、保険金を狙って善男に近づく矢代の動向に注目です。新たな出会いや出来事を通じて、生きることに価値を見出していく善男の姿に勇気がもらえる1作。

誰も守れない【2009年】

あらすじ

過去の事件のトラウマからナイフを見ると動けなくなる刑事の勝浦卓美(佐藤浩市)は、同僚の三島省吾(松田龍平)に連れられて精神科医の尾上令子(木村佳乃)の元を訪れていました。その時、傷害事件発生との連絡を受け、被害者が令子の父親だと判明。犯人は被害者家族を狙っていることが分かり、2人は令子の保護にあたることになります。

見どころ

映画『誰も守ってくれない(2009年)』とのコラボ企画で誕生した本作は、加害者や被害者家族に向けて行われるネット社会の誹謗中傷をテーマに描いた社会派ドラマ。映画では「加害者」の視点で描かれているのに対して、ドラマでは「被害者」の視点・観点で描かれています。

天地人【2009年】

天地人
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あらすじ

戦国時代、上杉景勝(北村一輝)の参謀として活躍した武将・直江兼続(妻夫木聡)。その才能故に5歳で景勝の小姓になった兼続は、上杉謙信(阿部寛)から「義」の精神を教えられていました。謙信の死後、兼続は上田家の跡目争いで景勝を当主にさせることに尽力し、後に家老として忠誠を誓います。

見どころ

兜に「愛」の文字を記した武将・直江兼続の一生を綴った大河ドラマの本作。主君や民に対する義と愛を貫き、生涯を通して忠誠を誓った兼続が上田家を救っていく姿が描かれています。松田龍平は、兼続の生涯のライバルで「独眼竜」の異名を持つ武将・伊達政宗を演じました。

同期【2011年】

同期
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あらすじ

本庁捜査一課の刑事・宇田川亮太(松田龍平)は、能力を認められ公安に所属となった同期・蘇我(新井浩文)をライバル視していました。しかし蘇我は、ある日突然懲戒免職を言い渡され失踪。宇田川が蘇我の行方を捜していると、警察内部から圧力がかかります。さらに、警察組織によって蘇我は殺人事件の容疑者に仕立て上げられてしまうのでした。

見どころ

原作は今野敏の同名小説。警察組織によって事件の容疑者とされた同期を救うべく奮闘する新米刑事の姿を描いた刑事ドラマ。事件の本当の犯人は誰なのか、なぜ蘇我が警察に利用されたのか、徐々に見えてくる真実に目が離せません。同期同士の熱い友情も必見です。

あまちゃん【2013年】

あまちゃん
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あらすじ

岩手県で現役の海女として働く祖母の姿を見たことをきっかけに、海女となった東京育ちの天野アキ(能年玲奈)。アキが転入した高校で出会ったユイ(橋本愛)は田舎町を嫌い、東京でアイドルデビューすることを夢見ていました。ユイと絆を深め、彼女の活動を応援していくうちにアキも一緒にアイドルを目指すことになります。

見どころ

海女として働くアキがひょんなことからアイドルとして歩むことになり、数々の苦難を通して強い女性へと成長していく様子を描いたNHK連続テレビ小説。宮藤官九郎が脚本を担当し、舞台となった岩手県には多くのファンが訪れるほどの人気作となりました。松田龍平はアキを東京に誘うスカウトマン役として、彼女を支える大事な役柄を演じています。

まほろ駅前番外地【2013年】

まほろ駅前番外地
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あらすじ

まほろ市の便利屋で働く多田啓介(瑛太)の元に転がり込んできた、同級生の行天春彦(松田龍平)。多田はそんな行天を仕方なく従業員として雇うことに。プロレスラー代行やキャバ嬢のストーカー探しなどの依頼をこなし、依頼者の人生に関わることで多田と行天は成長していきます。

見どころ

原作は、三浦しおんの小説「まほろ駅前」シリーズ。「頼まれた仕事は極力引き受ける」をモットーに、多田と行天が繰り広げる1話完結の痛快便利屋物語。2011年には、同キャストで映画『まほろ駅前多田便利軒』も公開されています。ドラマでは、映画とは少し違った多田と行天の過去について描かれているなど、オリジナルのストーリーも盛り込まれています。

営業部長 吉良奈津子【2016年】

営業部長 吉良奈津子
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あらすじ

広告会社でキャリアウーマンとして働いていた吉良奈津子(松嶋菜々子)は、妊娠・出産を経て3年ぶりに職場復帰を果たします。以前所属していたクリエイティブ職への復帰はできず、営業開発部部長として働くことに。奈津子は業績不振の営業開発部を再起させるために奮闘します。

見どころ

仕事と家庭の両立に苦戦しながらも、自分の幸せのために必死に生きる女性の姿を描いたヒューマンドラマ。女性の社会進出が成長を遂げる日本で実際に問題視されている、子育ての在り方や旦那との夫婦関係のもつれなどを映し出しています。松田龍平は、仕事と家庭に大忙しの奈津子を仕事面で支える元部下を演じ、彼女の窮地を幾度と救う重要な役柄をこなしました。

カルテット【2017年】

カルテット
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あらすじ

巻真紀(松たか子)、別府司(松田龍平)、世吹すずめ(満島ひかり)、家森諭高(高橋一生)の4人は、弦楽四重奏のメンバーとして活動中。軽井沢で共同生活を行いながら演奏をする彼らは、それぞれ秘密を抱えていました。真紀の夫の失踪事件をきっかけに、4人が出会った経緯や真紀の素性が明らかになっていきます。

見どころ

出会うはずのなかった4人の人生が、1つの事件を通して交錯するラブサスペンス。失踪した夫を探す真紀に想いを寄せる司や、真紀の秘密を探るすずめ、そんなすずめに惹かれていく諭高など、4人の淡い恋模様も描かれています。それぞれの隠された過去にまつわる伏線もところどころに散りばめられており、繰り返し見たくなる作品です。

最後に

映画を中心に出演作を増やし、現在では続々とドラマにも出演している松田龍平。『あまちゃん』でのコミカルなキャラクターや、『カルテット』で見せた人気俳優と引けを取らない演技力など、俳優としての評価が高まっています。2018年2月3日(土)に公開の映画『羊の木』にも出演しており、松田龍平の今後の活躍に目が離せません!