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『ウォーキング・デッド』シーズン8後半戦を予想!今までの物語をおさらい

現在、シーズン8の前半まで公開されている人気サバイバルドラマ『ウォーキング・デッド(2010年〜)』。

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

待ちに待ったシーズン8の後半戦が、2018年2月26日(月)についに始まります!シーズン8冒頭、ニ―ガン率いる救世主たちと全面戦争状態に陥ったリック。シーズン8前半の最終話では、救世主側が有利な状態になっていますが、そろそろ決着が着きそうな予感!そして、とうとうあの重要人物にも死亡フラグが…。

今回は、『ウォーキング・デッド』シーズン1からのおさらいをしながら、今後誰が死んでしまうのか?ニ―ガンとの抗争の決着はどうなるのか?など、新たなる展開の可能性を含めた後半戦のストーリーを予想していきます!

『ウォーキング・デッド』シーズン1〜3

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※この記事は『ウォーキング・デッド(2010年〜)』のネタバレを含みます。

あらすじ

逃走犯を追っている際に銃撃を受け、昏睡状態となっていた保安官のリック(アンドリュー・リンカーン)。彼が目覚めた時には、ウォーカーと呼ばれるゾンビが人間を襲う世界に一変していました。

妻のローリ(サラ・ウェイン・キャリーズ)と、息子のカール(チャンドラー・リッグス)を捜しに、避難所があるアトランタへ向かったリックは無事妻子と再会。その道中で出会ったグレン(スティーブン・ユァン)やダリル(ノーマン・リーダス)など、他の国から逃げて来た人々とグループを作り、ウォーカーを避けながら安住の地を探し続けます。

見どころ

ウォーカーが発生した原因がわからないまま展開する『ウォーキング・デッド』の世界。シーズン1から3では、ウォーカーの脳を攻撃すれば動きが止まること、噛まれたら感染して死ぬこと、匂いや音に反応することなどのウォーカー対策が判明します。

グループのリーダーとなったリックは、家族や仲間の命を優先し他者を排除するべきか、倫理的に正しい行動をとるのべきかという、難しい選択に葛藤します。そんな中で、温厚なデール(ジェフリー・デマン)や、知識人のハーシェル(スコット・ウィルソン)など、年長者の助言をもとに危機を乗り越えていきます。



『ウォーキング・デッド』シーズン4〜7

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あらすじ

刑務所という安住の地を手に入れたリックたちに、襲いかかる新たな敵は人間でした。多くの生存者たちは、グループからさらに大きいコミュニティへと勢力を拡大。物資が減り続ける中で、共存できない人間たちの抗争は激化の一途を辿り、ウッドベリーの総督「終着駅」のメンバーとの争いは、息つく暇もなく続いていくことに。

さらに、最強の敵となる「救世主」強盗集団のニ―ガンの出現によって、リックたちは捕らえられてしまい、失意のどん底に追い込まれます。リックらは、ニ―ガンの支配下から抜け出し、安息を取りもどすべく戦うことを決意します。

見どころ

攻撃されても、相手が少数ならば冷静に対処できるほどウォーカー退治に慣れてきたリックたち。シーズン4〜7では、敵が人間となったことで銃による抗争シーンが多くなった印象があります。

アレクサンドリア、ヒルトップ、王国、ゴミ山、オーシャンサイドなど多くのコミュニティが独自の形態で街を作る中、リックのグループは多くの仲間を失いました。その中で、ニ―ガンとの抗争によって死んでいく仲間の無念を晴らすために、他のコミュニティと結託し救世主のボスであるニ―ガンを倒すための全面戦争へと突入していくのです。

『ウォーキング・デッド』シーズン8前半

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

あらすじ

アレクサンドリア、王国、ヒルトップの3国同盟チームと、ニ―ガン率いる救世主の戦争が勃発。ジーザス(トム・ペイン)とモーガン(レニー・ジェームズ)の混合チームは奇襲作戦に成功し、生き残った救世主のメンバーを捕虜にするも、彼らの扱いについて対立してしまいます。

一方、エゼキエル王(カリー・ペイトン)とキャロル(メリッサ・マクブライド)が所属する王国チームは、情報が洩れてしまったことで全滅状態。リック率いるアレクサンドリアとヒルトップの合同チームは、ニ―ガンのいる聖域へ攻撃をしかけます。大量のウォーカーをおびき寄せ、成功したように見えたものの、ニ―ガンたちは脱出に成功し報復に向かうのでした。

見どころ

いよいよ全面戦争状態に陥った、リック率いる同盟軍とニ―ガン率いる救世主軍。リックの作戦を実行しなかったエゼキエル王の判断能力不足と、ダリルとタラの先走り攻撃の失敗によって全滅状態になってしまいました。しかし、救世主側も物的・人材的損失は大きく、恐怖政治で統治されているだけに、ボスのニ―ガンがいなくなれば統率力が低下することも露見しています。

話題になった第1話の幸せそうなリックの映像の謎とは?

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

シーズン8で話題となったのは、第1話に登場するリックが見ていた夢と思われる映像。白髪頭になり少し老けたリックが目覚めると、花の飾られた部屋で落ち着いた様子でコーヒーを飲むミショーン(ダナイ・グリラ)の姿が。さらに、カールが楽しげにリックに話しかけ、少し成長した娘ジュディスがお祭りに行こうとおねだりしてくる、という幸せな家族の光景です。

リックが、涙を流しながら思い出しているようにも思えたこの映像は、未来なのか夢なのか判断がつかないと話題になりました。そして、この映像につながるのが第8話の衝撃的なラストシーン。

カールがウォーカーに噛まれたことが明かされ、リックの絶望的な表情が映し出されました。カールの死が迫る中で第1話の光景は、幻であった可能性が高いはず。つまり、カールを亡くしたリックが将来を悲観した心境を表現したものだと考えられるのではないでしょうか。

「情けは怒りに勝る」という言葉はカールの遺言!?

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

シーズン8第1話で、見知らぬ男から話しかけられたカール。男はセディク(アビ・ナッシュ)と名乗り、自分の母親の教えをカールに話します。その教えとは、「My Mercy prevails over my wrath(情けは怒りに勝る)」。カールはセディクの言葉に耳を傾けていたのですが、駆け付けたリックが発砲して彼は逃走してしまいます。

それからセディクを探し続けていたカールは第6話で再会。リックの考えと自分の考えが違うことを彼に伝え、コミュニティに誘いました。しかし、この時にカールがウォーカーに襲われる描写があり、ウォーカーに噛まれてしまったと推定されます。

その後、リックが幸せな家族を思いながら涙を流すシーンで、セディクがカールに教えた「情けは怒りに勝る」という言葉をつぶやきます。カールはリックに「何のためにニ―ガンたちと戦うのか?」と常に問いかけていました。敵を皆殺しにしそうな勢いのリックに、「違う道もあるのでは?」と訴えかけていたカール。死が予見されるカールの言葉「情けは怒りに勝る」は、カールの遺言となるかもしれません。

シーズン8後半戦!第9話からのストーリーは?

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

第9話冒頭では、ウォーカーに噛まれてしまったカールの容態が悪くなっていくことが想定されます。戦争が続く中で、しっかりもののカールは自分の死を利用してニ―ガンに打撃を与える一手を考えるのではないでしょうか。カールの死、それがニ―ガンに与える影響というのが後半戦最初の見どころとなるでしょう。

さらに、シーズン8前半に登場した以下の伏線が、どのように回収されていくのかも気になります。

①ユージーン(ジョシュ・マクダーミット)は、本当にニ―ガン側についてしまったのか?
②ヒルトップの捕虜たちはどちら側につくのか?
③オーシャンサイドの人々は援護に来てくれるのか?
④ニ―ガン側に捕らわれたエゼキエル王の運命とは?

そして、シーズン8最大の謎になると予想されるのは、第5話でリックの頭上を飛んで行ったヘリコプター。カールが死んでしまった場合、このヘリコプターが新たな脅威になるのか、それとも味方になるのかでリックたちの状況が大きく変わるはず。そして、カールの死と引き換えに仲間に入る形となったセディクが、今後のキーパーソンになっていくと予想されます。

最後に

『ウォーキング・デッド』公式Instagramアカウント(@thewalkingdead)より

『ウォーキング・デッド』のスタートから8年が経ち、守られていた子どもから頼れる少年へと成長したカール。旅の過程で2度も瀕死の状態になりながら生き延びてきたことを鑑みると、ウォーカーに噛まれて最後を迎えるのはとても悲しいことです。過去に妻を亡くし錯乱状態になってしまったリックは、息子であるカールが死を迎えるとしたらどうなってしまうのでしょうか…。

待望のシーズン8後半戦は2018年2月26日22時からHulu、FOXチャンネルでいよいよ配信開始です!