4万本以上もの映画・ドラマ・アニメを取り揃え、家でも外出先からでも気軽に視聴可能な動画配信サービスHulu。中でも「Huluプレミア」は注目の海外ドラマを日本最速で配信しており、国内ではHuluでしか取り扱っていない新作を見ることができることもあり、高い人気を誇っています。
今回はその中から、2月13日(火)からシーズン5が配信開始となる大人気ドラマシリーズ『ウェントワース女子刑務所』の魅力を解説していきます。
『ウェントワース女子刑務所』作品概要
(c)FremantleMedia Ltd.
あらすじ
主人公のビー・スミス(ダニエル・コーマック)は、虐待を続ける夫への殺人未遂の容疑で、ウェントワース女性刑務所へと送り込まれます。女囚たちが独自の社会を築く小さな塀の中では、外の常識は一切通用しません。彼女は娘との再会だけを励みに、時に頭を使い、時に体を張り、激しい権力争いをうまく利用しながら曲者だらけの刑務所生活を生き抜いてくのでした。しかしある日、刑務所長が殺される事件が発生し、ビーは無実の容疑をかけられてしまいます…。
見どころ
オーストラリアTVドラマ史上歴代No.1の視聴率を誇るサバイバル・サスペンスドラマ。1979年〜1986年に放送されていたオーストラリアの人気ドラマ『Prisoner Cell Block H(1979~1986年)』の現代版リメイク作品で、主要キャラクターたちはそのままに、ストーリーが再構築されています。女性版『プリズン・ブレイク(2005~2017年)』との呼び声も高く、主人公のビーが過酷な環境を生き抜いていく姿に注目です!
『ウェントワース女子刑務所』の魅力
個性的すぎる主要キャラクターたち
ビー・スミス(ダニエル・コーマック)
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暴力夫への殺人未遂容疑で収監されている、本作の主人公。赤髪のカーリーヘアが特徴的で、正義感は人一倍強い性格です。いわゆる「不良」上がりではない普通の主婦兼美容師だったため、入所当初はその場に馴染めない様子で、派閥に属さず中立の立場を取っていました。出所して娘と暮らすことだけを願っていましたが、フランキーとジャックスのボス争いに巻き込まれたことで徐々にボスとしての素質を開花させ、囚人たちから支持を得ていきます。
フランキー・ドイル(ニコール・ダ・シルバ)
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支配者として君臨していたジャックスが独房に入っている間に、若手にも関わらず次期ボスとして地位を確立。男勝りな性格のレズビアンで、元々は優等生でしたが幼少期に父親へのトラウマがあるよう。収監前は料理番組に出演する機会がありましたが、主催者の心ない言葉に怒りを爆発させ、沸騰した油をかけたことで7年もの懲役を受けることに。事件は動画共有サービスサイトに投稿され、1億近い再生回数を記録しました。
ジョアン・ファーガソン(パメラ・レイブ)
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冷血でサイコパスな女看守長。前の施設ではドラッグを一掃した経験があり、目標のためなら手段を選びません。鬼看守長として最初は勤勉な様子を見せますが、徐々に本性が現れ始め、囚人たちを恐怖の底へと陥れます。シーズン4ではついに自身も囚人側としてウェントワース女子刑務所に収監。反省した様子を見せるファーガソンでしたが、果たして…?
他にも、アル中で義母を轢き殺して収監された世話係のリズ、フランキーの用心棒でお菓子とお酒が大好きなブーマー、金髪ウィッグが特徴で男性から性転換したマキシン、殺害された女看守メグ・ジャクソンの夫でコカイン依存の看守ウィル、男性に免疫がなく臆病な性格の副看守長ヴェラなど、個性的なメンバーが集結しています。
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女性同士のドロドロした人間関係
夫への殺人未遂容疑でウェントワース女子刑務所に送還されてしまったビー。本作では、最初は娘に会うことばかりを考え所内の雰囲気に馴染めなかった彼女が、いかにして「伝説」と呼ばれるまで這い上がったかが描かれています。
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一癖も二癖もある女囚人たちがしのぎを削るウェントワース女子刑務所。派閥争いや裏切り、脅迫、ドラッグの密輸や売買など、女性しかいないからといってあなどれません。囚人と看守間での取引も成立するほどの無法地帯で、男性刑務所とは一味違う女囚人たちの巧みな頭脳戦や心理戦、そして壮絶な肉弾戦までが繰り広げられます。
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『プリズン・ブレイク』のような脱獄ものではありませんが、ドロドロとした人間関係や乱闘は男性顔負けの迫力と言えるでしょう。
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数々の賞を受賞
オーストラリアの有料チャンネルドラマの視聴率を塗り替えた本作は、世界140ヶ国以上で放送されたほどの人気ぶり。オーストラリアのテレビ界で最も権威あるロジー賞において2015年に主演女優賞、2016年には助演女優賞を獲得しており、オーストラリア版エミー賞といわれるアステラ賞も2014年、2015年と連続受賞しています。さらに2016年3月には、米人気ニュース配信サイトにおける「2015年度世界の優良テレビ番組26作品」に選出されており、地域にとらわれない名作の一つと言えるでしょう。
『ウェントワース女子刑務所』シーズン5の配信日は?
待望の『ウェントワース女子刑務所』シーズン5はHulu内、Huluプレミアにて2月13日(火)から独占配信スタート!以降毎週火曜日に1話ずつ追加配信予定(全12話/字・吹)となっています。
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衝撃のラストで多くの視聴者の予想を裏切ったシーズン1。新たなキャストが加わり、囚人たちそれぞれの復讐劇で視聴者を釘付けにしたシーズン2。シーズン3では壮絶な頭脳戦が描かれ、フィクサーと呼ばれる冷酷な看守長が刑務所を震撼させました。そしてシーズン4では、なんと看守長ファーガソンがウェントワース女子刑務所に収監されてしまうという予期せぬ事態に!モンスター化したファーガソンは、ビーたちを恐怖に陥れました。
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そして待望の新シーズンは、誰も想像できない幕切れを迎えた前シーズンの直後から始まります。釈放されるはずだったファーガソンが舞い戻り、再び刑務所に緊張が走るのです。ファーガソンによって操られ翻弄される囚人や看守たち。閉鎖された世界の中でそれぞれに問題を抱える彼女たちに、平穏など訪れるはずがありません。今シーズンもウェントワース女子刑務所は荒れまくります!
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『ウェントワース女子刑務所』作品情報
◼️【スタッフ】
製作総指揮:ジョー・ポーター
製作:アマンダ・クリッテンデン、レグ・ワトソン
企画:ララ・ラドュロヴィッチ
◼️【キャスト】
ケイト・ジェンキンソン
パメラ・レイブ
ケイト・アトキンソン
二コール・ダ・シルバ
ソクレティス・オットー
ロビー・マガシヴァ他
『ウェントワース女子刑務所』シーズン5はHuluにて2月13日(火)から独占配信スタート!視聴はこちら。
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