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若手俳優が大活躍!SFサバイバルドラマ『ハンドレッド』はココが面白い!

『the100』公式Twitterアカウント(@cwthe100)より

海外の人気サバイバル『ハンドレッド』。出演するイライザ・テイラーやボブ・モーリーなど、多くの若手俳優が注目を集めています。ティーンエイジャー向けに製作された作品とはいえ、大人も十分楽しめるSFサバイバルとなっています。

今回は、そんな『ハンドレッド』に出演する新鮮で活気ある若手俳優、登場キャラクター、シーズン全ての魅力を余すことなくご紹介します。

登場キャラクター・登場キャラクター紹介

クラーク・グリフィン(イライザ・テイラー)

『the100』公式Twitterアカウント(@cwthe100)より

父親が逮捕され、そのことに納得せず暴れたためアーク(宇宙ステーション)に投獄されたクラーク。他の99人の囚人とともに調査のため、核戦争で崩壊した地球に送り込まれます。仲間と衝突しながらも頭の回転の早さと統率力を発揮して若者たちのリーダーになります。

クラークを演じたイライザ・テイラーは本作で一躍有名になり、アクション映画『スパイ・レジェンド(2015年)』では、ピアース・ブロスナンなど豪華実力派俳優たちと共演しています。キリッとした目元は、気の強いクラークのイメージとピッタリです。

ベラミー・ブレイク(ボブ・モーリー)

『the100』公式Twitterアカウント(@cwthe100)より

若者の中で最年長のベラミーは、頼りがいのある兄貴分として信頼を得ます。囚人として調査に参加したのではなく、妹のオクタヴィア(マリー・アヴゲロプロス)を心配して、隠れて宇宙船に乗り込みました。

ベラミーを演じたボブ・モーリーは、オーストラリアの人気テレビドラマ『Neighbours(1985年〜)』の出演を機にブレイク。たくましい腕と、鍛え抜かれた上腕二等筋に注目です。

オクタヴィア・ブレイク(マリー・アヴゲロプロス)

『the100』公式Twitterアカウント(@cwthe100)より

ベラミーの妹。子どもを2人以上持ってはいけないというアークの掟を破って生まれたため、長い間床下で暮らしていました。16歳の時にその生活がバレてしまい投獄。地球に送還されてから、グラウンダーのリンカーンと恋に落ちたことで、世間を知らずの少女から戦闘力の高いグラウンダーの戦士に変貌します。

オクタヴィア役のマリー・アヴゲロプロスは、人気シットコム『新ビバリーヒルズ青春白書(2008〜2013年)』やコメディ映画『50/50(2011年)』に出演し、2015年にはアクション映画『アンリミテッド』でヒロインを演じました。

レイヴン(リンゼイ・モーガン)

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アークで無重力整備士をしていたレイヴンは、クラークの母アビーの依頼で、若者たちの後を追い地球に降り立ちます。実際には依頼のためだけではなく、恋人フィンへの想いからでもありました。レイヴン役のリンゼイ・モーガンは、このドラマで一気に注目されたアメリカ出身の女優。まだ無名に近い状態ですが今後の活躍に期待されています。

グラウンダー

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約100年前の核戦争で生き延びた種族。地球で生活する森の民、氷の民、海の民、湖の民からなります。凶暴で戦闘力も高く、アークから来た人類を「空の民」と呼んでいます。

マウントウェザー/マウンテン・マン

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核戦争以前に作られた軍事施設。この場所で生き延びていた人類はマウンテン・マンと呼ばれます。外気への免疫がないため、外に出る際に防護服や防護マスクを着用しないと死に至ります。また、その体質を改善するために、グラウンダーや空の民を捕まえて血液を抜き取っていました。



シーズン1【2014年】

ハンドレッド
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あらすじ

核戦争による地球崩壊から約100年。生き残った人類は、宇宙ステーション「アーク」で生活していましたが、酸素不足が深刻化し、地球への移住を目指します。そこで、地球が住める環境であるかを調査するために、医師の娘クラークを含む18歳以下の囚人100人を地球に送り込むことに。

しかし地球は、核戦争を生き延びて野生化したグラウンダーという野蛮種族や、人食い人種のリーパーなどが蔓延る危険地帯となっていました。若者たち(以下:空の民)は、クラークをリーダーとして生き残るために戦います。

見どころ

異形の動物が存在したり、100年経っても進化していない文明の様子からは、核戦争がどれだけ危険なものであるかを見ることができます。檻から出されて自由を得た空の民が危険を軽視した行動を取ったり、恋愛をしていく中で、襲い掛かる危機に対応しながら少しずつ成長していく様子が描かれたシーズン1。そんな未熟な空の民が、容赦なく襲いかかるグラウンダーからの攻撃をどう交わしていくのか、食料不足をどのように解消していくのかにも注目です。

シーズン2【2014〜2015年】

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あらすじ

グラウンダーと空の民の壮絶な戦いの直後、クラークたちはマウンテン・マンに捕えられ幽閉されてしまいます。かつて、アークのジャハ議長(イザイア・ワシントン)から、物資があるマウントウェザーを目指すよう伝えられていましたが、そこではすでに別の文明が進んでいました。

人々が平和に暮らしているかのように見えたマウントウェザーは、恐ろしい施設へと変貌していました。クラークは自力で脱出して仲間と合流。捕らえられている仲間を救出するために、グラウンダーと同盟を結びます。

見どころ

グランダー、マウンテン・マン、空の民の3種族による種族間争いや、それぞれのストーリーが展開するシーズン2。恋愛要素は大幅に減り、サバイバル要素が強くなっています。

また、グラウンダーと同盟を結ぶも裏切られてしまうクラークの苦悩や葛藤に焦点を当てて展開します。クラークがまとめあげたものをアークの大人たちが簡単なに壊してしまうなど、過酷な状況下で生きてきた人類と、安全に暮らしてきた人類の考え方の違いにも注目です。

シーズン3【2016年】

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あらすじ

クラークはグラウンダーと共闘して、マウンテン・マンを全滅させることに成功。クラークはマウンテン・マンを殺したことから、「ワンヘダ(死者を司る者)」と呼ばれるようになりますが、多くの犠牲者を出したことに責任を感じて、仲間の元を去っていきます。

しかし、ワンヘダを殺すと力を手に入れられるという言い伝えから、クラークはグラウンダー全民族から追われる身となっていました。クラークの窮地を知ったベラミーたちは、彼女を助けようとグラウンダーのテリトリーに入ることを試みます。

見どころ

追われる身となったクラークがワイルドになったり、バイセクシャルになったりと変貌していく様子は必見。また、人類に忍び寄る「光の街」という架空間による洗脳や、アークで人類をまとめていたはずのジャハ議長の不可解な行動など、多くの伏線が散りばめられています。

光の街とは、有害なものが存在せず死ぬことがない、意識だけが存在する街。小さなチップを飲み込むだけで、光の街の住人となれると断言するのはA.Iのアリー(エリカ・セラ)。このシーズンからは、SF要素を取り入れた新感覚サバイバルとして描かれます。

シーズン4【2017年】

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あらすじ

半年後のメルトダウンによって人類が死滅するとアリーに予告される中、クラークは光の街を終わらせました。そして、カウントダウン始まった頃、ジャハは地上にある巨大な数千人の収容が可能な核シェルターを発見。

しかし、メルトダウン後の5年間はそこで生活しなければいけないため、物資のことを考えると収容の限界は1200人。すべての人類を救うことが出来ないとわかり、クラークは空の民、海の民、森の民、氷の民、湖の民の代表が戦い、勝者がシェルターに入ることを公言します。

見どころ

メルトダウンからの生き残りをかけた、種族間の壮絶な戦いが繰り広げられます。しかし、生き残りをかけた戦いには裏切りがつきもの。戦いがどのような結末を産むのか目が離せません。

シーズン4では、当初の前向きなクラークの面影はなく、ジャハもアークで人類をまとめていたあの頃とは別人。生きることへの執着心がむき出しになり、人間本来の弱さがキャラクターたちに投影されていきます。

最後に

『the100』公式Twitterアカウント(@cwthe100)より

核戦争、A.I、メルトダウンというストーリー展開からは、単なるサバイバルドラマとしてではなく、現代社会が抱える問題へのメッセージを感じ取ることができます。2018年には新シーズンの放送が予定されており、メルトダウンから生き残ったクラークたちが、今度はどのようにサバイバルしていくかに期待が高まります!