今回は、「こんな相手と巡り会いたい!」と思えるような魅力的な男性が主人公の映画を10作品ご紹介します。
目次
アルフィー【2005年】
あらすじ
ニューヨークでリムジンの運転手として生計を立てているイギリス人のアルフィー(ジュード・ロウ)。逆玉の輿を狙う彼は、複数の女性と付き合うハンサムなプレイボーイです。次から次に様々な女性と関係を持ち、ある晩、流れで親友の愛する女性とも一夜を共にしてしまいます。
見どころ
ジュード・ロウのイケメンぶりが堪能できる映画です。アルフィーのキャラクターは女性の敵とも言える軽薄さですが、ひとときの楽しい時間を過ごす相手としては、これ以上ない人物かもしれません。シエナ・ミラー、スーザン・サランドンなど女優陣の競演も豪華。1966年公開の同名映画のリメイク版です。
ムード・インディゴ うたかたの日々【2013年】
あらすじ
パリに住むコラン(ロマン・デュリス)は、働かなくても生活ができるほど裕福な青年。ある日パーティで知り合った女性クロエ(オドレイ・トトゥ)と恋に落ち、結婚します。幸せな結婚生活を送る2人でしたが、クロエは珍しい病気にかかってしまいます。彼女を助けるため財産を使い果たしてしまったコランは…。
見どころ
不思議な映画の世界観は好みが分かれるところですが、ストーリーは純粋な恋愛映画です。前半は2人の恋模様が軽快にテンポよく進み、クロエが病気にかかってしまうあたりから重々しく涙を誘う展開となります。終始クロエのために奔走する、ロマン・デュリス扮するコランの一生懸命な姿には心を打たれます。
世界にひとつのプレイブック【2013年】
あらすじ
偶然妻の不貞を知ってしまった元高校教師のパット(ブラッドレイ・クーパー)は、ショックから立ち直れず毎日のように騒ぎを起こしていました。そんなある日、パットは友人夫婦の食事会で、ティファニー(ジェニファー・ローレンス)という女性と出会います。ティファニーは夫と死別しており、彼女もまたその不幸な現実から立ち直れず、性依存症という問題を抱えていました。
見どころ
過去に同じような辛い経験をしたからこそ分かりあえる2人が、後半は社交ダンスを通じて息を合わせ距離を縮めていきます。夫との死別など痛ましい事件も背景にはありますが、基本的にはコメディ調で描かれており、軽妙なやり取りにはクスリとしてしまうこと請け合いです。ブラッドレイ・クーパー演じるパットが自分を見失って荒れ狂う状態からダンスで自分を取り戻す過程に注目です。
親愛なるきみへ【2011年】
あらすじ
短い休暇で故郷に帰省していた軍人のジョン(チャニング・テイタム)は、海に落ちたバッグを拾ったことがきっかけで、女子大生のサヴァナ(アマンダ・セイフライド)と運命の出会いを果たします。お互いに惹かれあった若い2人は深く愛し合うようになりますが、ジョンは任地へ戻らなければならず、離れ離れになってしまうのでした。
見どころ
すれ違いからストーリー中盤は別々の人生を歩むことになる2人ですが、サヴァナを一途に想うジョンの姿に憧れる女性も多いのではないでしょうか。誠実なジョンと人生に翻弄されたサヴァナを描いたこの作品には、初恋のような甘酸っぱさがあり、まさに運命の恋人同士というラブストーリーがお楽しみいただけます。
恋は3,000マイルを超えて【2009年】
あらすじ
懸賞でフランス旅行を当てたアメリカ人のジャック(ジャスティン・バーサ)は、到着したパリの空港でロストバゲージにあってしまいます。ジャックの荷物は手違いから、パリで暮らすクロエ(メラニー・ロラン)の家に届いており、スーツケースを開けたクロエは、その中身から持ち主を想像して淡い恋心を抱くのでした。
見どころ
ちょっと天然なジャックと電話恐怖症で風変わりなクロエのほのぼのカップルを応援したくなる映画です。まだ会ったこともない男性に恋をするクロエですが、似た者同士の2人だからこそ何か通じ合うものがあったのかもしれません。この映画は主演の2人のみならず、クロエの上司や友人たち、ジャックが泊まるホテルのムッシュなど、脇役たちも個性的なキャラクターでクスッと笑えます。
きみに読む物語【2005年】
あらすじ
1940年の夏。アメリカ南部の別荘にやってきた16歳のアリー(レイチェル・マクアダムス)に一目惚れした青年ノア(ライアン・ゴズリング)は、彼女を強引にデートに誘います。一緒に映画を観たり、デートを楽しんだ2人は自然と仲良くなり付き合い始めましたが、身分違いの彼らはやがて別々の人生を歩むことになり…。
見どころ
アルツハイマーになってしまった妻に物語を読み聞かせるノアと、一瞬だけ記憶を取り戻すアリーの姿は涙を誘います。どんなに年を取っても、一緒に過ごした幸せな記憶を失くしてしまっても、何があっても最後まで誰かを愛し愛される究極の恋に、ぜひ心を揺さぶられてみて下さい。
500日のサマー【2010年】
あらすじ
ロマンティックな恋愛に憧れるトム(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、グリーティングカード会社で働く青年。地味で退屈な毎日を過ごしていた彼は、会社にアシスタントとして入ってきたサマー(ズーイー・デシャネル)に一目惚れします。徐々に距離を縮めていく2人でしたが、恋愛観のまったく違うトムとサマーの関係はすれ違ってしまいます。
見どころ
運命の恋を信じる真面目なトムと自由奔放なリアリストであるサマーの恋愛物語。ロマンチストで優しいトムのような男性と恋に落ちるのは、恋愛にどっぷり浸かりたい女性にとって最高の幸せかもしれません。純粋で一途なトムに熱心に口説かれる気分を味わってみて下さい。
ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール【2001年】
あらすじ
パリに住むスポーツ記者イヴァン(イヴァン・アタル)の妻は、超有名女優シャルロット・ゲンズブール(シャルロット・ゲンズブール)。有名女優の彼女と一緒だと何かと得することもありますが、プライベートでゆっくり食事を楽しんでいる時でさえファンに声をかけられ、落ち着いで出歩くこともできません。そんな中、シャルロットがロンドンで新作映画の撮影をすることになり、共演相手は女性に人気の俳優だと知ったイヴァンは心配になり…。
見どころ
実生活でも夫婦の2人が主人公を演じた異色の作品。その分リアルで、彼らの夫婦生活を覗き見しているような気分になります。主演も務める夫のイヴァン・アタルは監督も兼任しており、そのせいかスクリーンの中のシャルロットはリラックスしているようにも見えます。結婚していても嫉妬してくれる旦那様に、思わずときめいてしまうかもしれません。
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ【2015年】
あらすじ
女子大生のアナスタシア・スティール(ダコタ・ジョンソン)はどこにでもいる平凡な女子大生。風邪をひいたルームメイトの代わりに学生新聞の記者として訪問した大企業グレイ・エンタープライズ・ホールディングスで、彼女は運命の出会いを果たします。インタビューすることになった相手は若くてハンサムな会社のCEOクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)。そんな彼に惹かれていくアナスタシアでしたが、実はクリスチャンには大きな秘密がありました。
見どころ
過激な描写が話題となった本作。クリスチャンの変わった性的嗜好は別として、自家用ヘリコプターに乗ったり、車をプレゼントされたり、夢のようなシチュエーションがたっぷりです。プリンセスのように扱ってくれる彼のような男性と恋に落ちたら、恋愛の醍醐味を味わえるかもしれません。
世界でいちばん不運で幸せな私【2004年】
あらすじ
ソフィー(マリオン・コティヤール)とジュリアン(ギョーム・カネ)は、兄妹のように育った幼馴染。お互いに惹かれあう彼らでしたが、プライドが邪魔をしてなかなか素直になれません。そんなソフィーとジュリアンは、2人だけの秘密のゲームを子どもの頃から続けていました。大人になるにつれゲームの内容はだんだんと過激になっていき…。
見どころ
ポーランド移民という設定のソフィーは学校でいじめられますが、そんなソフィーをいつも庇ってくれる優しいジュリアンはまるで王子様のよう。秘密のゲームを共有するという設定も特別感があって素敵です。この作品で主演を務めたマリオンとギョームは、なんと実生活でも子どもを持つパートナー。息のあった演技に注目です。
最後に
夫婦愛を描いたハートフルな作品から、ちょっと危険な空気が漂うラブストーリーまで、一口に恋愛映画と言ってもバラエティ豊かなラインナップが揃っています。お気に入りのシチュエーションや素敵な俳優を探しつつ、ぜひ皆さん自身の恋愛と重ねて楽しんでみてはいかがでしょうか。
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