今回は、そのクールな雰囲気や容姿から根強いファンが多いことでも知られるジェレミー・レナーの出演映画を10作品ご紹介します。
目次
ジェフリー・ダーマー【2002年】
あらすじ
工場で働く青年ジェフリー・ダーマー(ジェレミー・レナー)には、夜な夜な街で男を殺害して遺体を暴行するという異常な趣味がありました。ジェフリーは寂しさを埋めるように、何人もの男性を手に掛けては、新しい犠牲者を探していきます。
見どころ
まだ無名だったジェレミー・レナーの演技力に一躍注目が集まった作品です。実在の殺人鬼ジェフリー・ダーマーが、犯行を重ねていく様子が描かれます。その狂気の行いやどこか哀愁が漂う心理描写など、殺人鬼を1人の人間として徹底的に描ききる作風が、観る人に大きなインパクトを与えます。
S.W.A.T.【2003年】
あらすじ
ロサンゼルス警察特殊部隊のSWATに、ハレルソン巡査部長(サミュエル・L・ジャクソン)とストリート巡査(コリン・ファレル)が率いる、新しい部隊が作られます。順調に任務をこなして評価を高めていく彼らでしたが、麻薬王アレックス(オリヴィエ・マルティネス)やかつての仲間ギャンブル(ジェレミー・レナー)らによって凶悪事件が発生します。
見どころ
1970年代のアメリカの人気ドラマをリメイクしたポリスアクション。王道のストーリーや軽快なアクション描写が魅力の、正統派エンタメ大作となっています。当時はまだ無名だったジェレミー・レナーをはじめ、コリン・ファレルやミシェル・ロドリゲスなど後に有名になる俳優が多く出演しています。
28週後…【2008年】
あらすじ
人間が狂暴化する「レイジウイルス」がイギリスを崩壊させてから28週後。感染者の排除が終わり、NATO軍主導で国外脱出していたイギリス国民の帰国が始まります。ところが、生き残っていた保菌者から再び感染が始まり、一般市民のタミー(イモージェン・プーツ)や、軍人のロス少佐(ローズ・バーン)、ドイル軍曹(ジェレミー・レナー)たちは生き延びるために奮闘します。
見どころ
低予算ながらホラーファンの間で話題になった『28日後…(2003年)』の続編です。退廃的で絶望的なのにどこか美しい世界観や、人間の本性をあぶり出すようなストーリーが見どころの作品となっています。
ハート・ロッカー【2010年】
あらすじ
2004年。イラクに駐留するアメリカ軍の危険物処理班に、殉職した前任の隊員に代わってウィリアム・ジェームズ軍曹(ジェレミー・レナー)が配属されます。高い爆弾解体技術と無鉄砲な性格を持つウィリアムは、時に戦争の非情さに悩みながらも仲間とともに日々の任務をこなしていくのでした。
見どころ
『アバター(2009年)』をねじ伏せ、アカデミー賞作品賞の座を勝ち取った本作。息の詰まるような緊迫した戦場の様子や、その戦場の中で狂気にさらされていく兵士たちの地あるな描写が話題になりました。主演のジェレミー・レナーは本作で一気に知名度を上げました。
ザ・タウン【2010年】
あらすじ
強盗を生業としながらも、そんな人生から抜け出したいと悩むダグ(ベン・アフレック)はある日、強盗の証拠を見たかもしれない女性クレア(レベッカ・ホール)を探ることになります。ダグは、クレアと接するうちに次第に惹かれていき、彼女と生きていきたいと思うように。しかし、事件を追う捜査官や、引き留める仲間たち、抜け駆けを許さない裏社会の元締めたちによる妨害に苦しむことになります。
見どころ
裏社会の男たちの生き様が描かれた名作。主人公の親友ジェムを演じたジェレミー・レナーは、本作でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされました。シリアスな銃撃戦を映したクライムサスペンスとしても、主人公が自分の生き方に苦悩するヒューマンドラマとしても秀逸な作品です。
ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル【2011年】
あらすじ
スパイ組織IMFエージェントのイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、任務を外れた暴走行為からロシア当局に捕まって刑務所に収監されていました。その後、救い出されたイーサンは「コバルト」と呼ばれる謎の人物を捜査することに。しかしその事件は、ロシア政府やテロ組織が絡み合う複雑なものに発展していきます。
見どころ
トム・クルーズ主演でおなじみのスパイアクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』の4作目です。トム・クルーズが自らスタントを務めた、ドバイの超高層ビルでのアクションシーンは大きな話題を呼びました。ジェレミー・レナーは、主人公イーサンのチームメイトで分析官のウィリアム・ブラントとして本作からレギュラー入りしています。
ボーン・レガシー【2012年】
あらすじ
超人的な兵士を作り上げる実験「アウトカム計画」の廃止が決まり、被験者たちは証拠隠滅のために抹殺されることになります。刺客の攻撃から、かろうじて生き延びた被験者アーロン(ジェレミー・レナー)は、計画に参加する科学者でありながら、口封じのために抹殺されかけたマルタ(レイチェル・ワイズ)を救い出し、生き残るために奮闘します。
見どころ
人気アクション映画『ボーン』シリーズのスピンオフ作品。迫力あるアクションシーンや、シリーズ本編の主人公ジェイソン・ボーンの秘密も明かされていく展開に引き込まれること間違いなし。ジェレミー・レナーの得意分野であるスタイリッシュなアクションを楽しめる映画です。
アベンジャーズ【2012年】
あらすじ
神の国アスガルドを追放されたロキ(トム・ヒドルストン)が、宇宙人チタウリと手を組み、地球侵略を企てます。ロキたちの侵攻に立ち向かうため、国際平和組織S.H.I.E.L.D.の長官フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)は、スーパーヒーローたちを集めたチーム「アベンジャーズ」を結成して戦いに臨むのでした。
見どころ
マーベル映画を代表するシリーズ。「日本よ、これが映画だ。」というキャッチコピーと、それにふさわしいド迫力の映像描写が話題になりました。ジェレミー・レナーはヒーローの1人で弓の名手ホークアイを演じ、そのクールな雰囲気で一気に女性ファンを増やしました。
ヘンゼル&グレーテル【2013年】
あらすじ
幼い自分たちを食べようとした魔女を撃退し、それ以来魔女ハンターとして戦ってきたヘンゼル(ジェレミー・レナー)とグレーテル(ジェマ・アータートン)。ある日、魔女に子どもが攫われる被害が起きている町にたどり着いた2人。しかし、そこで悪の大魔女がある儀式を行おうとしていることに気づき、それを阻止するために奮闘します。
見どころ
有名な童話「ヘンゼルとグレーテル」のその後を描いたファンタジーアクションです。ジェレミー・レナーは大人になった兄ヘンゼルを演じました。壮大な世界観の中で繰り広げられるスタイリッシュなアクション描写の数々は、『アベンジャーズ』のホークアイを彷彿とさせます。
メッセージ【2017年】
あらすじ
世界各地に円筒状の奇妙な物体が飛来。史上初の地球外生命体とのコンタクトに備えて、言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)や、物理学者のイアン・ドネリー(ジェレミー・レナー)が招集されます。文化も言語も違うエイリアンたちを前に、ルイーズたちは少しずつ相互理解を深めながら彼らの目的を探っていきます。
見どころ
独創的な映像世界や、秀逸なシナリオが話題になったSF映画です。これまでにないエイリアンとのファースト・コンタクトの描写や、終盤で彼らの秘密が明かされる展開は、多くのSFファンから高評価を受けました。ジェレミー・レナーはキーパーソンの1人である、物理学者イアンを演じています。
最後に
スタイリッシュなアクションと、人間味あふれる繊細な演技に注目が集まる実力派俳優ジェレミー・レナー。これまで様々なタイプの映画に出演していますが、どの作品でも抜群の存在感を放っています。多彩な演技で多くの支持を集めるジェレミー・レナーの出演作は良作揃い!ぜひ一度観てみてください!
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