ハリウッドのアクション映画が好きな方なら、ミシェル・ロドリゲスを知っている方も多いのではないでしょうか。勝気で力強いキャラクターと、クールでワイルドな美貌をあわせ持つ彼女は、今やハリウッドを代表するアクション女優の1人です。
ミシェル・ロドリゲス公式Instagramアカウント(@mrodofficial)より
パワフルな女性の役を演じさせたら右に出るものはいないミシェル・ロドリゲス。その出演作から、彼女の魅力が溢れる7作品をピックアップして紹介します。
目次
バイオハザード【2002年】
あらすじ
世界的な大企業アンブレラ社は、秘密裏にウイルス兵器の研究と開発を行っていました。ところがある日、研究所のある地下施設「ハイブ」でウイルスが漏れて職員が全員死亡する重大事故が発生。アリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は記憶を失っていましたが、事態収拾に急行したアンブレラ社の特殊部隊員たちとともにハイブの内部に入っていきます。するとそこには、ウイルスでゾンビと化した職員たちがひしめいていました。
見どころ
日本が世界に誇る大人気ホラーゲームを実写化した第1弾。これまでのゾンビ映画のイメージから大きく離れたスタイリッシュなアクションホラーに仕上がっていて、主演ミラ・ジョヴォヴィッチのほぼノースタントでのアクションも話題になりました。ミシェル・ロドリゲスはアンブレラ社特殊部隊の一員レインを演じ、主人公アリスの相棒的な存在として活躍しました。本作への出演以降、ミシェル・ロドリゲスはアクション女優として注目を集めています。
S.W.A.T.【2003年】
あらすじ
ロサンゼルス市警察のSWATに所属するストリート巡査(コリン・ファレル)は、任務中の失敗によって現場から外されていました。ところがSWATの部隊が新たに作られることになり、部隊長となるハレルソン巡査部長(サミュエル・L・ジャクソン)に声をかけられ現場に復帰することに。優秀な警官を引き抜いて結成された新部隊でしたが、ある重大任務に携わることで厳しい戦いに巻き込まれていきます。
見どころ
アメリカ警察の特殊部隊を題材にした本格ポリスアクション。コリン・ファレルやジェレミー・レナーなど、後にハリウッドを代表するアクションスターとなった俳優が多く出演しています。ミシェル・ロドリゲスは、主人公のSWATチームの一員として戦う男勝りな女性隊員サンチェスを演じました。
アバター【2009年】
あらすじ
人類が宇宙に進出した22世紀。パンドラと呼ばれる星では、貴重な資源アンオブタニウムの採掘を目指す人間と原住民ナヴィとの対立が続いていました。人間側はナヴィと同じ体を持つアバターを開発し、そこに意識を移して操りナヴィに接近する計画を実行します。元軍人のジェイク(サム・ワーシントン)もこの任務に志願しますが、独自の哲学を持つナヴィと触れ合っていくうちに、人間の利益を優先する行動に疑問を抱きはじめるのでした。
見どころ
ジェームズ・キャメロン監督によるSFアクション大作。『タイタニック(1997年)』が長年守ってきた興行収入記録を塗り替えたことでも話題になりました。舞台となるパンドラの映像美は、フィクションとは思えない奥行きを感じさせる世界観で圧倒されます。ミシェル・ロドリゲスは、主人公ジェイクたちの数少ない味方となる女性兵士トゥルーディを演じました。以前は仲間だった人間側を相手にしても、一歩もひるまず戦う頼もしい存在として描かれています。
マチェーテ【2010年】
あらすじ
マチェーテ(なた)を武器にしている元メキシコ連邦保安官のコルテス(ダニー・トレホ)は、麻薬王に妻を殺されて以来、アメリカで不法移民として働きながら暮らしていました。そんなある日、ブース(ジェフ・フェイヒー)という男から移民を弾圧しているマクラフリン上院議員(ロバート・デ・ニーロ)の暗殺依頼が舞い込みます。依頼を受けるコルテスでしたが、その裏にはある陰謀が隠されていました。
見どころ
出演作がとにかく多いことで知られる強面の名脇役ダニー・トレホが、初めて主演を務めた本作。バイオレンスなアクションやあえてB級感を溢れさせた作風、そして主人公コルテスの強烈すぎるキャラクターが見どころとなっています。ミシェル・ロドリゲス演じる女戦士ルースも強烈なインパクトを残しています。
世界侵略:ロサンゼルス決戦【2011年】
あらすじ
世界各地に突如エイリアンが襲来し、人類に大規模な攻撃を仕掛けてくるという事態が発生。各都市が次々に壊滅していく中、アメリカのロサンゼルスの基地はエイリアンとの激戦に臨んでいきます。基地所属の海兵隊員ナンツ二等軍曹(アーロン・エッカート)は、戦いの最前線となっている地域に取り残された民間人を救うため、所属する小隊の隊員たちと共に激戦のど真ん中に入り込んでいくのでした。
見どころ
エイリアンと人類の真正面からの戦いを描いたSFアクション大作。海兵隊員たちの戦闘シーンの迫力は、戦争映画にも劣らない緊迫感を見せてくれます。仲間との絆やド根性など劣勢の中を戦い抜く主人公たちの姿は、観ていて思わず熱くなってしまうこと間違いなしです。戦う女性の役が多いことで知られるミシェル・ロドリゲスは、本作でも女性兵士サントスを演じてファンにとっては同じみのタフさを見せてくれます。
ワイルド・スピード ICE BREAK【2017年】
あらすじ
かつていくつもの大事件を解決してきた凄腕の走り屋ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、恋人のレティ(ミシェル・ロドリゲス)とキューバでバカンスを過ごしていました。ところがそんなドミニクにサイファーと名乗る謎の女(シャーリーズ・セロン)が接近。ある1枚の写真を見せてドミニクを脅し、仲間たちを裏切って自分のために行動するように言います。サイファーの言いなりになったドミニクの裏切りに仲間たちは驚きますが…。
見どころ
メガヒットを記録し続ける大人気シリーズの第8作目。主人公ドミニクと彼の「ファミリー」たちが活躍するこのシリーズですが、本作では弱みを握られたドミニクが敵サイドに回るという異色のストーリーが展開されます。映画の常識を覆すような独創的なカーアクションも必見。ミシェル・ロドリゲス演じるレティは、ただ美人なだけではないワイルドなヒロインとして画面を華やかにしてくれています。
レディ:ガイ【2018年】
あらすじ
凄腕の殺し屋として知られる男フランク・キッチン(ミシェル・ロドリゲス)は、ある日戦いの最中に意識を失ってしまいます。フランクが目覚めると敵の手によって性転換手術を施され、女性の体になっていました。フランクは自分を女にした医者レイチェル・ジェーン(シガニー・ウィーバー)に復讐するため、持ち前の戦闘能力や女としての色気を武器に立ち上がります。
見どころ
ミシェル・ロドリゲスの初主演作。「手術で体を女性化されてしまった男の殺し屋」という奇妙な設定が話題になりました。ミシェル・ロドリゲスの男勝りな演技は、初の(元)男役ながら違和感のないはまり役。ひたすら敵をぶちのめしていく、バイオレンスで爽快感溢れるアクションが魅力の作品です。
最後に
可憐できらびやかなアクション女優とはまた違った、唯一無二の存在感を持つミシェル・ロドリゲス。その力強い演技や迫力のアクションは、男性アクションスターにもまったく引けを取りません。今回紹介した作品は、どれもミシェル・ロドリゲスの魅力をしっかり体感できるものばかりです。ぜひそのかっこよさに触れてみてくださいね。
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