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ヒーローのイメージが大きい彼ですが、実はサスペンスやラブコメ作品にも出演するなど多彩な経歴を持っています。今回は、そんなクリス・エヴァンスの出演作品の中からおすすめの10本を紹介します。
目次
ファンタスティック・フォー[超能力ユニット]【2005年】
あらすじ
科学者リード・リチャーズ（ヨアン・グリフィズ）は人体の進化に関係する宇宙嵐の研究のため、相棒のベン（マイケル・チクリス）や仲間を連れ宇宙ステーションに向かいます。その途中、突然現れた嵐により大量の宇宙線を浴びたリードたちは特殊能力が使える体に。その後、彼らは「ファンタスティック・フォー」と名付けられ、手に入れた特殊能力を使って世界のために活躍していきます。
見どころ
数あるマーベル作品の中でも初期の作品。本作で「ファンタスティック・フォー」の1人である、炎を操り空をも飛ぶジョニー・ストーム役で出演したクリス・エヴァンスは、本作で一気に知名度を上げました。コメディ要素もあり、重いストーリー設定もないのでアメコミの中では珍しく、気軽に楽しめる作品となっています。
セルラー【2005年】
あらすじ
ある日ライアン（クリス・エヴァンス）の元に、ジェシカ（キム・ベイシンガー）という知らない女性から電話がかかってきます。電話越しに誘拐されていることを訴え、助けを求めるジェシカ。そんな彼女の悲痛な声から、イタズラではないと確信したライアンは、卑劣な犯人からジェシカを救い出すために動き始めます。
見どころ
携帯電話1つが命綱となる異色のサスペンス。クリス・エヴァンスのデビュー初期の作品ですが、既に人を助けるというヒーローの片鱗を見せています。主演に『L.A.コンフィデンシャル（1998年）』のキム・ベイシンガー、そして犯人役に現在アクション俳優として活躍するジェイソン・ステイサム、と豪華俳優陣が共演しています。
私がクマにキレた理由【2008年】
あらすじ
就職に悩むアニー（スカーレット・ヨハンソン）はあることをきっかけに、彼女の名前をナニー（子守）と勘違いしたミセスX（ローラ・リニー）の家で子守として働くことになります。アニーは、ミセスX家の1人息子のわがままなグレイヤー（ニコラス・アート）と共に過ごうちに、彼の心に潜む悲しみに気付き始めるのでした。
見どころ
家族にとって大切なことを考えさせられるヒューマンドラマの中に、ラブコメ要素も含まれていてほっこりする作品です。タイトルの『私がクマにキレた理由』という意味も終盤で明らかになるので必見。クリス・エヴァンスはアニーと良い関係になっていくミセスX家の隣人として登場し、スマートで真っ直ぐな男性として描かれています。
スノーピアサー【2014年】
あらすじ
2031年、地球温暖化がさらに進んだ世界。対策として散布された化学薬品が原因で、地球は雪と氷で埋め尽くされてしまいます。多くの人が死に追いやられる中、残った少数の人たちは列車「スノーピアサー」での生活を余儀なくされました。列車内で大きくなっていく貧富の差に異を唱えるカーティス（クリス・エヴァンス）は、理不尽な世界に対抗するべく動き始めます。
見どころ
『グエムル-漢江の怪物-（2006年）』を手掛けたポン・ジュノ監督による近未来の地球を舞台にした作品。ティルダ・スウィントン、ソン・ガンホなどポン・ジュノ監督作品に出演したことがある俳優が名を連ねます。地球温暖化・貧富格差など設定が面白く、現実世界との比較をしながら見てしまう物語です。
スカーレット・ヨハンソンの百点満点大作戦【2004年】
あらすじ
大学受験生たちの進路を左右する適正試験"SAT"。この試験で何としても高得点を狙いたいと考えるフランチェスカ（スカーレット・ヨハンソン）は、成績不振の優等生カイル（クリス・エヴァンス）など6人の仲間を集め、問題用紙を盗み出すべく奮闘します。その後、なんとか問題用紙を手に入れたフランチェスカでしたが...。
見どころ
アメリカの高校生らしい姿が描かれた青春コメディドラマ。スカーレット・ヨハンソンとクリス・エヴァンスは本作以降、『私がクマにキレた理由（2008年）』や『シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ（2016年）』などマーベルシリーズでたびたび共演を果たしています。
スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団【2011年】
あらすじ
売れないバンドのベーシスト・スコット（マイケル・セラ）が恋に落ちた、不思議な魅力を持つラモーナ（メアリー・エリザベス・ウィンステッド）には厄介な元彼が7人もいました。スコットは彼女と付き合うために、「7人の邪悪な元カレ軍団」と呼ばれる元彼たちとの決闘を始めることになります。
見どころ
原作はブライアン・リー・オマリーによるカナダのコミック「スコット・ピルグリム」。貧弱なスコットが、愛の力で7人の敵を打ち倒す青春コメディ映画です。クリス・エヴァンス演じるハンサムマッチョな元カレ・ルーカスに、スコットがどう立ち向かっていくのか、ぜひ予想しながら観てみてくださいね。アクションあり、ド派手なCGありのテレビゲーム風の演出にも注目です。
PUSH 光と闇の能力者【2009年】
あらすじ
国家によって育成された超能力者のニック（クリス・エヴァンス）は政府の監視機関から逃げ、10年間カジノのディーラーとして超能力を使いながら生活をしていました。ある日、彼の元に現れたキャシー（ダコタ・ファニング）にキラという少女の捜索を頼まれます。ニックは、キラを巻き込む政府の大きな陰謀を知ることになるのでした。
見どころ
多種多様な超能力者がバトルを繰り広げる、ラブストーリーありのアクション映画。「超能力」というテーマではあるものの、実際には人間を兵器として利用しようとする政府の陰謀と戦う、重々しくドラマチックな展開となっています。タイトルの「PUSH」は「記憶をねじ込む」という今作のキーパーソンが使う超能力の1つです。
運命の元カレ【2011年】
あらすじ
"経験人数が多すぎる女性は結婚できない"という記事を見つけた経験人数19人のアリー（アンナ・ファリス）。どうしても結婚したいアリーは、過去の男から結婚相手をを探すことを決意し、隣人のコリン（クリス・エヴァンス）の助けを借りて元カレの捜索を行うことになるのでした。
見どころ
経験豊富でも実は純粋な乙女心を持っているアリーに、女性なら共感してしまうこと間違いなしのラブコメ映画。クリス・エヴァンスが作中見せる肉体美も必見です。結婚を焦るアラサー女性にぜひ観て欲しい1本。
『キャプテン・アメリカ』シリーズ【2011年~2016年】
あらすじ
人一倍貧弱な身体ながら、誰よりも愛国心を持つスティーブ（クリス・エヴァンス）。その忠誠心が認められ、血清を投与することで超人を作り出す人体実験「スーパーソルジャー計画」に参加することに。見事実験が成功し、頑強な肉体を手に入れたスティーブは、暗躍していた謎の組織「ヒドラ」と戦うことになります。
見どころ
全世界でヒーローとして愛されるようになったクリス・エヴァンスの代表作。『キャプテン・アメリカ』シリーズ全3作で、主人公スティーブを熱演しています。さらに、2018年公開の『アベンジャーズ』シリーズの第3作『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でも、キャプテン・アメリカとして出演が決まっているので要チェックです！
ギフテッド【2017年】
あらすじ
退屈な学校生活を送るメアリー（マッケンナ・グレイス）は母親を亡くし、伯父のフランク（クリス・エヴァンス）の元で暮らす7歳の少女。彼女には両親から受け継いだ天才的な数学能力があり、周りの大人からは特別な教育を勧められていました。フランクは、"普通に暮らしてほしい"という亡き母の遺志を尊重したことで、メアリーから引き離されることになってしまいます。
見どころ
2017年11月23日に日本で公開される新作。天才的な能力「ギフト」を授かった少女と、彼女の亡き母の願いを叶えようとする伯父の絆を描いた物語。監督は、『（500）日のサマー（2010年）』のマーク・ウェブ、共演者にはリンゼイ・ダンカン、オクタヴィア・スペンサー、と実力者揃いのヒューマンドラマとなっています。
最後に
好青年からチャラ男まで、そのルックスと肉体を生かして幅広く活躍するクリス・エヴァンスの出演作品を10作紹介しました。キャプテン・アメリカのイメージが強いクリス・エヴァンスですが、実はラブコメやサスペンスなど幅広い作品に出演しているのでぜひチェックしてみてくださいね！
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