marvelstudios公式Instagramアカウント(@marvelstudios)より
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の第3章とも言える作品群(フェイズ3)の、2020年までに及ぶ公開スケジュールを公表してからも、実写映画化のマーベル作品は増えるばかり。
『インヒューマンズ』の実写化は、残念ながら映画ではなくテレビドラマということになってしまいましたが、それでもマーベルスタジオは勢いに乗り続け、大ヒット作を打ち出しまくっています。
今回ケビン社長が面白くなると言及していたのは公開が近い次の4作品。
・『マイティ・ソー/バトルロイヤル』(2017年11月3日公開)
・『ブラックパンサー』(2018年3月1日公開)
・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年4月27日公開)
・『アントマン・アンド・ザ・ワスプ』(2018年7月公開予定)
直近では『マイティ・ソー/バトルロイヤル』が公開間近。また『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー(2016年)』で初登場した、『ブラックパンサー』も公開を2018年3月1日に控えています。
プレミアも大盛況『マイティ・ソー/バトルロイヤル』の人気度
『マイティ・ソー/バトルロイヤル』は試写会の段階で高評価を得ており、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』や『スパイダーマン/ホームカミング』に並ぶヒット作になるのではと言われています。
https://www.youtube.com/watch?v=XSGlHyldRNQ
また、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に登場しなかったソーとハルクが何をしていたのか、そして『ドクター・ストレンジ』が世界を救っていた間、彼らはどこにいたのか・・・ゆる〜い雰囲気で描かれた特典映像が発表された時点で注目度はバツグンでした(笑)。
https://www.youtube.com/watch?v=mZ-kywhp_nY
ケビン社長は、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』はこのマーベルに吹く"新しい風"の始まりにしかすぎないとコメント。タイカ・ワイティティを監督に迎え、今までとは変わったスタイルのヒーロー映画が生まれそうな予感がします!
ケビン・ファイギ社長が描く今後のMCU
ライブストリームにて社長はMCUの今後についていくつかのアイディアを発表。これからの作品は今までのMCUとは異なったアプローチになることが伺えます。
“All of the next films by design have been built to be very different, to be very unique. Ragnarok, Black Panther, certainly as we get into Infinity War and even Ant-Man and the Wasp, which is nearing the end of their production period right now. All four of those movies are distinct and special and I can’t wait for people to see. Thankfully they get to see Ragnarok starting now.”
ScreenRant
なんとも曖昧な回答ですが、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』からはハルクにも焦点が当てられることが発表されたことなどから、本当に今までとは異なったスタイルの作品になることがわかります。
『ブラックパンサー』からの3作品に関しては、まだまだ情報が少なくどのようなユニークさが売りになっていくのか多くの点で不明です。ただ、現時点で言えるのは『インフィニティ・ウォー』に登場するヒーローの多さ!
ブラック・ウィドウを演じるスカーレット・ヨハンソンが、かつてインタビューにて「登場するヒーローは61か62人くらい」、「1シーンに32人くらいヒーローがいる」と話していたので、これまでMCUに登場してきたマーベルヒーローたちが集結すると言っても過言ではありません。これだけのヒーローが集結するのは、映画史上でも類を見ないでしょう!
さらに広がる、フェイズ3のその後
MCUの第3章として作り上げられてきた映画は全10作品。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から始まったフェイズ3は、『アベンジャーズ4(タイトル未定)』で幕を閉じることになっています。
『アイアンマン(2008年)』から『アベンジャーズ(2012年)』までのフェイズ1、『アイアンマン3(2013年)』から『アントマン(2015年)』までのフェイズ2、そして現在進行中のフェイズ3までで、なんと22作品ものマーベル映画が誕生。ここまでのMCUに関して、ケビン社長は満足できる形で第3章までやってこれたと述べています。
また、『スパイダーマン』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の続編製作が決定していますが、これらを"フェイズ4"として描くかどうかはわからないとのこと。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のジェイムス・ガン監督と、地球上のヒーローを主に描いていたMCUの枠を超え、宇宙上だけで世界観を共有するマーベル・コズミック・ユニバース構想を練っているのだとか。
社長が小出しにする話は、冷静に繋げて考えてみるとすごくユニークなものになりそう。これまで世界観をここまで拡大させてきた映画って、なかなかないですよね!
果たしてどこまで実現されるのか、いつまでも私たちファンを飽きさせないケビン社長。一生ついていきます!
ケビン社長の描くマーベルの未来に繋がる最新作、『マイティ・ソー/バトルロイヤル』は11月3日(祝・金)日米同日ロードショー!
参考:The Next 4 Marvel Movies Are Super Unique、Why Phase 3 Needs To End MCU As We Know It、Scarlett Johansson Reveals How Many Marvel Characters Are In Avengers: Infinity War
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