これまで多くの女性ファンを魅了してきたクリス・ヘムズワースが出演する作品の中から、10選ご紹介します。
目次
マイティ・ソー【2011年】
あらすじ
アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、王位継承の儀式の最中に侵入してきた巨人たちの故郷に攻め込みます。大昔に苦労して休戦状態にしたにも関わらず、勝手に両国を再度開戦に導いたことに怒ったオーディンはソーを地球へ追放。
しかし実は、この事件は裏で弟ロキ(トム・ヒドルストン)が関与していたことが発覚し…。
見どころ
神なのに人間を愛してしまい、好きな人を1番近くで守りたいのに守れないソーの思いに胸を打たれます。また、地球での登場シーンでクリスが見せる上半身の筋肉に惚れない女子はいないでしょう。
俳優兼監督のケネス・ブラナーが監督を務めており、駆け出しだったクリスとトムを起用したにも関わらず、全米週末興収ランキングで2週連続1位になりました。
アベンジャーズ【2012年】
あらすじ
ロキ(トム・ヒドルストン)は、ひょんなことから地球にある特殊組織部隊S.H.I.E.L.D.で保管されているキューブを発見します。キューブは世界を崩壊させることができる代物で、ロキはそれを使い地球壊滅を計画。
アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、ソー(クリス・ヘムズワース)、ハルク(マーク・ラファロ)と各映画で活躍していたヒーローたちがロキを倒すため、世界を救うために戦います。
見どころ
"日本よ、これが映画だ"というキャッチコピー通り、ド派手なアクションでニューヨークが崩壊してしまうシーンは、ハリウッドの本気を垣間見ることができるでしょう。クリス演じるソーが敵の乗り物に乗り込みハンマーで倒したり、ビルを使い雷を落とすシーンは必見。
マーベル社の各映画の主人公たちが集まったファン待望の作品として封切りし、2017年時点での歴代興行収入ランキングは5位と好成績を収めています。
レッド・ドーン【2013年】
あらすじ
普通の高校生活を送っていたマット(ジョシュ・ペック)。戦場から兄ジェド(クリス・ヘムズワース)が帰還した翌日、大きな音と地響きで起こされたマットが町を見ると、北朝鮮軍にシアトルが支配されていました。
山へ逃げ込んだ兄弟は目の前で北朝鮮軍に父を殺害され、逃げるだけではなく自らが戦うことを決意し、反乱軍ウルヴァリンズを結成。度重なる敵との交戦で仲間が犠牲になりながらも、北朝鮮軍に立ち向かっていく彼らでしたが…。
見どころ
ジョン・ミリアス監督の『若き勇者たち(1984年)』をリメイクした作品。
"彼らにとってはただの領土だけど僕らにとっては故郷なんだ"というフレーズがキーワードになっています。北朝鮮軍がシアトルを制圧していき、その制圧に対抗していく反乱軍として戦う姿は、他人事だと思えないほどリアル。最後の最後まで展開が分からず、悲しくもハラハラする映画です。
ラッシュ/プライドと友情【2014年】
あらすじ
F1が最も盛り上がった1970年代、天才レーサーとして注目されていたニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)とジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)。何かと衝突しライバル関係にあった2人を変えたのはドイツで行われた世界一危険なサーキットでした。
あと少しでジェームスを抜かそうとしていたラウダは、レースカーが炎に包まれてしまい重傷を負ってしまいます。そこから2人は少しずつ変わっていき…。
見どころ
自信家で楽観的なプレイボーイですが、レース前は興奮して吐いてしまったり、F1への出場が絶望的になると急に弱くなってしまったりと、命を懸けてカーレースに臨んだ、実在したジェームズ・ハントをクリスが見事に演じています。カーレースに興味のない女性でも、2人の演技に最後まで引き込まれることでしょう。
監督は『ダ・ヴィンチ・コード(2006年)』で大ヒット作を生み出したロン・ハワードが務めています。
マイティ・ソー/ダーク・ワールド【2014年】
あらすじ
アベンジャーズのNYでの戦いから1年、地球に住むソーの恋人ジェーン(ナタリー・ポートマン)は、世界の境目が不安定になっている場所に吸い込まれてしまいます。アスガルドの地中深くに飛ばされ、"何か"を体に取り込んでしまい、また地球に戻された彼女。
ジェーンの事件を知ったソー(クリス・ヘムズワース)は地球で彼女と再会しますが、彼女の体にある"何か"が異変を起こしていることに気付き、ソーの故郷アスガルドへ連れて帰ることに…。
見どころ
自分の星アスガルドと彼女がいる地球を守るため、そしてナタリー演じるジェーンの命を救うため、自分を犠牲にするソーの姿にときめくこと間違いなし。トム演じるロキの魔法と策略に、最後の最後まで振り回されてみて下さい。
今回メガホンを取ったのは、テレビドラマシリーズ『セックス・アンド・ザ・シティ(1999年~2003年)』などで実績を積んだアラン・テイラー。
お!バカんす家族【2015年】
あらすじ
子どもの頃の楽しかった家族旅行を思い出し、自分の家族にも同じ思いをさせてあげたいと考えたラスティ(エド・ヘルムズ)。そして今はなき家族の絆を取り戻すため、アメリカ横断の旅行に子ども2人と妻を連れて出発します。自宅とは真反対にあるテーマパーク"ワリーワールド"に向かう彼らでしたが、行く先々で様々なトラブルに巻き込まれ…。
見どころ
前後が分からないデザインの車をチョイスする父、昔の栄光を取り戻すためにビールを一気飲みする母など、バカバカしさはエドが出演した映画『ハングオーバー!(2010年)』の世界観そのもの。クリス演じる主人公の義弟ストーンが下着姿でマッチョな肉体を披露するシーンは、思わず目を背けたくなる程の美しさです。
1984年公開の『ホリデーロード4000キロ』の30年後が舞台となっています。
白鯨との闘い【2016年】
あらすじ
捕鯨で栄えたマサチューセッツ州のナンタケット島に、ある噂を聞いたハーマン(ベン・ウィショー)という男性がやって来ます。彼の目的は白鯨を見たことのある生ける伝説トーマス(トム・ホランド)に会い、話を聞き、小説を書くことでした。しかしその内容は彼が思っていたよりもずっと怖い話だったのです…。
見どころ
この作品で一等航海士オーウェンを演じたクリスは、遭難した乗組員をよりリアルに演じるため、肋骨がくっきり見えるほど減量。もちろん体だけでなく精神的にも極限状態になり、それでも生き抜こうとする演技からは、彼の新たな一面が垣間見れます。
監督は『ダ・ヴィンチ・コード(2006年)』や『インフェルノ(2016年)』でお馴染みのロン・ハワードが務め、クリスとは2度目のタッグとなりました。
ゴーストバスターズ【2016年】
あらすじ
ニューヨークのある館で起こった幽霊騒動を調べているという男性が以前、心霊現象の本を出版したエリン(クリステン・ウィグ)の元に相談に来ます。しかし今やエリンは幽霊など信じない物理学者となっていました。エリンは一緒に本を執筆した昔の親友アビー(メリッサ・マッカーシー)を尋ねると、彼女は心霊現象に携わる研究をしており…。
見どころ
1984年の超人気SFコメディ映画『ゴーストバスターズ』のリブート作品。クリスはゴーストバスターズ社の受付のアルバイトを演じています。いつものカッコいいクリスからは想像がつかないほどの、堂々としたバカっぷりに注目です。
監督を務めるのは、『バッド・ティーチャー(2012年)』や『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン(2012年)』などを手掛けたポール・フェイグ。
スノーホワイト/氷の王国【2016年】
あらすじ
前作で白雪姫とハンターのエリック(クリス・ヘムズワース)に滅ぼされた女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)には、同じく美しく、彼女よりもさらに強い氷の女王フレイヤ(エミリー・ブラント)という双子の妹がいました。
フレイヤにハンターとして鍛えられたエリックは、"誰かを愛してはいけない"というたった1つの掟を破ってしまいます。掟を破ったことがバレてしまったエリックはフレイヤに追放されてしまい…。
見どころ
2012年公開の『スノーホワイト』の続編で、フランス出身の映画監督兼視覚効果アーティストのセドリック・ニコラス=トロイアンが初めて監督を務めた作品です。
掟を破り追放されたのにも関わらず、どこか楽観的でニコニコしながら敵に立ち向かうクリスの姿は、前作よりもさらに魅力的。愛を禁じた女王フレイヤと戦うシーンでは、彼の愛に対する真っすぐな熱い思いに胸を打たれることでしょう。
マイティ・ソー バトルロイヤル【2017年】
あらすじ
"ソー、君に大きな試練が待っている。"
地球に住む魔術師ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)にそう言われたソー(クリス・ヘムズワース)の目の前に、姉だと名乗る死神ヘラ(ケイト・ブランシェット)が現れます。
ソーとロキ(トム・ヒドルストン)が父とともにこれまで守ってきた故郷アスガルドを破壊しようとするヘラに、アベンジャーズの一員であるハルク(マーク・ラファロ)たちは戦いを挑みますが…。
見どころ
ソーとロキの仲が悪い兄弟が見せる絶妙な掛け合いを、再び観ることができます。ソーは力で、ロキは頭脳で、敵対したり力を合わせたりしながら故郷を守る姿に、今回も最後の最後までスクリーンから目が離せません。
ケイト・ブランシェットやマーク・ラファロらを迎え、コメディ要素も一段と増した本作は、北米映画興収ランキングで初登場1位を獲得しました。
最後に
アクションだけでなくコメディセンスも抜群で、さらには『白鯨との闘い(2016年)』で見せた、役作りに対して超ストイックなクリス・ヘムズワース。
『マイティ・ソー(2011年)』シリーズや『アベンジャーズ(2012年)』シリーズで完璧に仕上げた肉体美は、男子も目標にしたくなるほど素晴らしい出来栄えです。これからもそのセンスを活かし、様々な映画で活躍するであろう彼の今後に目が離せません。
今回ご紹介した10作品から気になる作品を観て、クリス・ヘムズワースの魅力を存分に堪能してみて下さい。
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