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今回は次回作『キングスマン：ゴールデン・サークル』を観ようと考えている方に、コリン・ファース出演作品をランキング形式で10作品ご紹介いたします。ジャンルを問わない数々の出演作品の中でも、これだけ観ておけば彼が演じるハリーの魅力倍増は間違いなしです！
目次
第10位 ラブ・アクチュアリー【2004年】
あらすじ
複数のカップルの出会いや恋愛模様が、クリスマスの5週間前からそれぞれ描かれています。
作家のジェイミー（コリン・ファース）は、ガールフレンドが自分の弟と浮気している現場を目撃してしまい、傷心を癒すためフランスの別荘を訪れます。そこで出会った家政婦のオーレリア（ルシア・モニス）と徐々に気持ちを通わせ始めますが、英語しか話せない彼とポルトガル語しか話せない彼女の間には、言葉の壁があって…。
見どころ
様々な恋模様が交錯し合い、最後には観るもの全てを暖かい幸せで包み込みます。
お互いに伝えたい気持ちがあるのに伝えられないもどかしさに焦がれながら、結末に期待を膨らませられる、クリスマスにぴったりな作品です。
第9位 マンマ・ミーア！【2009年】
あらすじ
幼い頃から母と2人で地中海で育ったソフィ（アマンダ・サイフリッド）は、結婚を目前に控えある一つの決断をします。それはまだ見ぬ自分の父親に結婚式に来てもらうことでしたが、父親候補はなんと3人いて…？
見どころ
ミュージカルとしても有名なハートフルコメディ！
コリン・ファースも3人の父親候補の中の1人として登場します。英国風の映画に出演することの多い彼にとっては珍しい、地中海の賑やかな雰囲気を醸し出す作品です。
第8位 裏切りのサーカス【2012年】
あらすじ
東西冷戦の時代、「サーカス」と呼ばれる英国秘密情報部とソ連情報部との間で、静かな情報戦が繰り広げられていました。そんな中、サーカスの内部にソ連の二重スパイ「もぐら」の存在が浮かび上がってきたのです。
神経をすり減らすような疑心暗鬼の中、サーカスを引退したスマイリー（ゲイリー・オールドマン）のもとにもぐら探しの要請が入り、ロンドン警視庁らと協力して正体に迫っていきます。
見どころ
裏切りが裏切りを呼ぶ、スパイサスペンスの金字塔。
見どころは何と言っても、英国の名男優がフルキャストで登場するところです。ゲイリー・オールドマンに続き、コリン・ファースの俳優の名に恥じぬ渋い演技は必見ですね。
第7位 恋におちたシェイクスピア【1999年】
あらすじ
「ロミオとジュリエット」の脚本家として有名なシェイクスピア（ジョセフ・ファインズ）は、男装して劇団に潜り込みロミオ役を得たヴァイオラ（グウィネス・パルトロー）に惹かれていきます。
しかし「舞台は女人禁制」という禁忌を破ってヴァイオラを採用していたことが暴かれ、さらに彼女に政略結婚の話が来たことで、2人の仲は引き裂かれていってしまいます…。
見どころ
世界的に有名な「ロミオとジュリエット」の脚本の構想は、実際のシェイクスピアの恋愛に基づいているという仮説からできた今作品。思うように生きられない時代で恋に落ちた2人の演技が、観る人をシェイクスピアの世界に惹きつける作品になっています。
第6位 アナザー・カントリー【1985年】
あらすじ
物語は、1人の二重スパイの過去を振り返るところから始まります。
エリート学生として名高いガイ（ルパート・エヴェレット）は、1人の美少年に一目惚れしてしまいます。同性愛者とバレるわけにはいかない環境で、親友トミー（コリン・ファース）にもその秘密を打ち明けられない日々が続きます。
「ゴッド」と呼ばれる自治会のエリートを選出する日が迫っていたある日、ガイが同性愛者だという情報が漏れ始め…。
見どころ
当時25歳という、若き日のコリン・ファースに出会える貴重な1本。
今では想像もできないほど若い彼が、共産主義者の学生を見事に演じる姿はファン必見です。
主人公ガイ（ルパート・エヴェレット）は、1930年代に実在したと言われるソ連のスパイ組織「ケンブリッジ・ファイヴ」のガイ・バージェスをモデルにしています。彼を取り巻く思春期の少年たちの、心の機微を描いた珠玉の作品です。
第5位 英国王のスピーチ【2011年】
あらすじ
英国王室のジョージ6世（コリン・ファース）は次期英国を担う皇太子でしたが、一国を背負う者として致命的とも言える、「吃音」に悩まされていました。
そんなとき言語療法士のローグ（ジェフリー・ラッシュ）と出会い、最初はその奔放さに苛立ちを覚えながらも、徐々にその頑なな心を開いていきます。
見どころ
”吃音に悩む一国の王様”という特異な役柄に挑戦した本作品。
難しい役柄にも関わらず、その演技はあまりにもハマっていて、目を奪われることでしょう。
初めは周りのもの全てを拒絶するような態度をとるジョージ6世（コリン・ファース）でしたが、吃音の改善とともに徐々に心を開いていく展開に、誰もが引き込まれていくはずです。
第4位 マジック・イン・ムーンライト【2015年】
あらすじ
スタンリー（コリン・ファース）は「ウェイ・リング・ソー」という名で、ベルリンで活躍する一流マジシャン。しかしプライベートでは非常に無愛想な人間でした。
ある日昔からのマジシャン仲間ハワード（サイモン・マクバーニー）に、「ソフィ（エマ・ストーン）と言う霊能力者がペテン師だと証明してくれ」と依頼されます…。
見どころ
”手品（マジック）”と”魔法（マジック）”が織り成す、心温まる世界感！
ソフィを演じるのは昨年、日本でも世間を賑わせた話題作『ラ・ラ・ランド（2017年）』で主演を務めたエマ・ストーン。この作品で魅せた快活で奔放な姿とは違う、不思議な雰囲気をまとった演技と、親子ほど歳の離れたコリン・ファースとの掛け合いに注目です。
第3位 ブリジット・ジョーンズの日記（3部作）【2001年】
あらすじ
ロンドンの出版社に勤めるアラサー独身女性ブリジット・ジョーンズ（レネー・ゼルウィガー）とマーク・ダーシー（コリン・ファース）が描く、不器用でちょっとおかしなラブストーリー。
見どころ
コリン・ファース出演のラブコメといえば欠かせないのがこの作品！
バツイチで堅い性格の弁護士を演じるコリン・ファースが、ドタバタのコメディに巻き込まれていく微笑ましい1作です。
良い雰囲気になるたびに邪魔が入ったり、ブリジットのアピールが空回りしてしまったりと、2人がハッピーエンドを迎えられるか最後までハラハラドキドキさせられます。
第2位 シングルマン【2010年】
あらすじ
同性愛者のジョージ（コリン・ファース）は、恋人のジム（マシュー・グッド）を交通事故で亡くします。生きる意味を失い拳銃自殺を企てる彼の、長いようで短い数日間の物語です。
見どころ
「愛する者を失った人生に、意味はあるのか。」という、たった一文のコピーが胸に突き刺さる、切ない愛の物語です。
トム・フォード監督の処女作としても有名で、主演のコリン・ファースはヴェネツィア国際映画祭では男優賞を、英国アカデミー賞では主演男優賞をそれぞれ受賞するという快挙を成し遂げた傑作と言われています。
第1位 キングスマン【2015年】
あらすじ
ハリー・ハート（コリン・ファース）はロンドンの高級テーラーに勤める英国紳士ですが、世界をまたにかけるスパイ機関「キングスマン」の一員という裏の顔を持ちます。
エグジー（タロン・エガートン）をキングスマンの候補生として勧誘しスパイとして育てていく中、大量虐殺を目論むある組織への介入作戦も始まっていき…。
見どころ
コリン・ファースの長い俳優人生の中でも珍しい、ど派手なスパイアクション超大作です。
先ほど紹介した『裏切りのサーカス（2012年）』とは180度異なる作品で、撮影当時55歳だったコリン・ファースの、衰えを感じさせないキレッキレの格闘シーンが見どころです。
最後に
以上、コリン・ファースが出演する10作品でした。
品のよさと誠実さで大人の女性から人気を得る彼ですが、アクションやコメディなど作品によって様々な顔を見せてくれます。
ぜひ『キングスマン：ゴールデン・サークル』公開までに全作品観て、劇場で彼の勇姿を堪能してはいかがでしょうか。
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