目次
『X-MEN』シリーズ【2011年~】
あらすじ
突然変異により特殊な能力を持つようになった"ミュータント"と呼ばれる人類。ミュータントが普通の人類から迫害される中で、共存できると主張するプロフェッサーX(ジェームズ・マカヴォイ)と、ミュータントが人類を支配すべきだと考えるマグニートー(マイケル・ファスベンダー)は対立します。
見どころ
マーベル・コミックを原作としたスーパーヒーロー映画。他人の心を読めるプロフェッサー、金属を操るマグニートー、両手から飛び出す金属の爪をもつウルヴァリンなど、特殊能力を駆使した戦闘シーンは迫力満点。公開予定のスピンオフ映画も含め現在全17作品あります。
SHAME -シェイム-【2012年】
あらすじ
ニューヨークに住む独身のブランドン(マイケル・ファスベンダー)は、頻繁に娼婦と一夜の関係を持ち、職場のトイレで自慰行為をするなど深刻なセックス依存症悩んでいました。そんなある日、恋愛依存症の妹シシー(キャリー・マリガン)が彼の家に転がり込んできます。情緒不安定で奔放な性格のシシーとブランドンは対立し、2人の抱える問題も悪い方向へ進んでいくのでした。
見どころ
セックス依存症に苦しむ男性を描いたヒューマンドラマ。過激な性描写に体当たりで挑み、セックス依存症に悩む男を力強く演じたマイケル・ファスベンダーは、第68回ベネチア国際映画祭で主演男優賞を受賞。孤独に苦しむ兄妹がそれぞれの問題と向き合う姿に勇気をもらえます。
アサシン クリード【2017年】
あらすじ
処刑されたはずのカラム(マイケル・ファスベンダー)は、目を覚ますとスペインの大企業の医務室にいました。その後、ソフィア・リッキン博士(マリオン・コティヤール)に、よって遺伝子操作をされ、15世紀のスペインにいた先祖アサシンの記憶を体験することになったカラム。平和な世の中を作る「エデンの果実」と呼ばれる秘宝の謎に迫ります。
見どころ
世界中で大ヒットしたゲーム「アサシン クリード」を原案としたミステリーアクション。遺伝子操作によってアサシン(暗殺者)として活躍した先祖の記憶を辿ることになった男が、歴史の中に隠れた謎を解き明かします。中世の古い街を駆け抜けるアクションは迫力があり目が離せません。
プロメテウス【2012年】
あらすじ
考古学者エリザベス・ショウ(ノオミ・ラパス)は古代遺跡で、人類の起源にまつわる謎の答えがあるかもしれない惑星の存在を知ります。科学者を集め宇宙探査船プロメテウス号で惑星へ向かったものの、そこにあったのは「エンジニア」と呼ばれる宇宙人によって作られた生命兵器でした。さらに、船員たちの体には異変が起き始め…。
見どころ
『ブレードランナー(1982年)』、『オデッセイ(2016年)』などの数々の大ヒットSF映画を手掛けたリドリー・スコット監督の作品。本作は『エイリアン(1979年)』の前日譚とも言われており、同様の世界観を楽しむことができます。ホラー要素もあり、謎の生命体に追われる緊張感が最後まで続きます。
エイリアン:コヴェナント【2017年】
あらすじ
植民船コヴェナント号は、宇宙移住計画を遂行するために惑星オリガエ6へ向かっていましたが、途中である信号を受信し、発信源となる惑星へ降り立つことに。信号を発信していた宇宙船には"エリザベス・ショウ"と書かれたドッグタグが落ちており、プロメテウス号の生き残りであることがわかります。調査を進める船員に大きな脅威が待ち受けていたのでした。
見どころ
『プロメテウス(2012年)』の続編で、監督も引き続きリドリー・スコットが務めました。マイケル・ファスベンダーは船に随行するアンドロイドとして登場。感情を表に出さない彼の演技からは、未来のアンドロイドの存在をリアルに想像してしまいます。エイリアンに襲われる緊迫した恐怖の世界にも関わらず、未知の惑星が壮大に美しく映し出されており見応え抜群です。
イングロリアス・バスターズ【2009年】
あらすじ
家族をナチス親衛隊に殺されたユダヤ人・ショシャナ(メラニー・ロラン)は復讐のために、ナチス高官が集まる映画館を焼き尽くすことを思いつきます。一方、ナチス軍人を標的とする極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」を率いるレイン米陸軍中尉(ブラッド・ピット)もまた、ヒトラー暗殺を企て映画館に潜入しますが...。
見どころ
ブラッド・ピットやクリストフ・ワルツなど豪華俳優が出演した、クエンティン・タランティーノ監督による戦争映画。ナチス将校ハンス・ランダ役を演じたクリストフ・ワルツは、カンヌ映画祭男優賞、アカデミー助演男優賞を受賞しています。マイケル・ファスベンダーがドイツ語を話すシーンもあるので必見です。
光をくれた人【2017年】
あらすじ
灯台守のトム(マイケル・ファスベンダー)と妻のイサベル(アリシア・ヴィキャンデル)は子宝に恵まれずに悩んでいました。ある日、島に漂流してきたボートから赤ん坊を救い出します。その子に心を奪われた2人は、ルーシーと名付け真実を隠しながら育てることを決意するのでした。
見どころ
孤島に流れ着いた赤ん坊を、自分の子どもとして育てる夫婦の葛藤を描いたヒューマンドラマ。現実でも夫婦となったマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィキャンデルが、夫婦役を演じています。言葉では表現しきれない母親の複雑な感情に、胸が締め付けられること間違いなしの感動作です。
それでも夜は明ける【2014年】
あらすじ
19世紀半ば、妻子と平凡に暮らしていた自由黒人のソロモン(キウェテル・イジョフォー)は、ある日突然拉致され奴隷として売られてしまいます。白人による陰湿で理不尽な仕打ちや裏切りに遭いながらも、家族の元に戻るために必死に耐えていました。そんなある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人・バス(ブラッド・ピット)と出会います。
見どころ
奴隷制度が残るアメリカで、自由を奪われ12年間奴隷とし働くことになった黒人男性の実話を映画化した伝記ドラマ。壮絶な奴隷体験や差別が描かれた本作は、史実と向き合う作品としても評価されアカデミー賞作品賞を受賞しています。
マクベス【2016年】
あらすじ
マクベス(マイケル・ファスベンダー)は、ダンカン王(デヴィッド・シューリス)の部下として従軍し、その実力から一目置かれる存在でした。突如現れた3人の魔女から、イングランドの王となると予言を受けたマクベスは欲にかられ、王を殺害してしまいます。念願の王座を手に入れた彼でしたが、国は段々と崩壊していき…。
見どころ
シェイクスピアの4大悲劇の1つである戯曲を映画化した本作。中世のスコットランドで、欲望と野心に溺れるマクベスとその妻の生涯が描かれています。作中では、中世の厳かな様子が映し出され、壮大な景色や戦いのシーンは美しく見応えがあります。
ハンガー【2008年】
あらすじ
北アイルランド紛争中、IRAの活動で有罪とされた者は政治犯としてメイズ刑務所に収容されました。酷い扱いを受ける囚人たちは、排泄物を壁にぬる「ダーティ・プロテスト」をするなど衛生環境は最悪になり、看守の暴行は日常的に。そんな中、政府に「5つの要求」を受け入れさせようと、1人の囚人ボビー(マイケル・ファスベンダー)はハンガー・ストライキを行うことを決意します。
見どころ
1981年に起きた、北アイルランドの刑務所でのハンガー・ストライキを元に作られた歴史映画。全体を通してほとんどセリフなしで描かれた本作は、刑務所の中の静けさを想像させ、異様な緊張感を醸し出しています。監督は、『SHAME -シェイム-』、『それでも夜は明ける』でもマイケル・ファスベンダーとタッグを組んだスティーヴ・マックィーン。
最後に
以上、マイケル・ファスベンダーの出演映画10作品をご紹介しました。『X-MEN』シリーズ含め、これからも多くの映画で活躍が期待されているマイケル・ファスベンダー。ぜひ、新旧様々な作品を観てみてくださいね!
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