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今回は、1993年に第1作が公開されてから、絶大な人気を得ているアドベンチャー映画『ジュラシック・パーク』シリーズの全4作品をまとめて紹介します。最新作を観る前にぜひチェックしてみてくださいね！
ジュラシック・パーク【1993年】
あらすじ
コスタリカ沖のイスラ・ヌブラル島に研究所を持つハモンド（リチャード・アッテンボロー）は、最新技術で蘇らせた恐竜を見せ物にした娯楽施設「ジュラシック・パーク」を建設しようとしていました。
古生物学者として恐竜の研究をしていたグラント（サム・ニール）とサトラー（ローラ・ダーン）は、ハモンドに頼まれジュラシック・パークの視察に行くことに。視察中、パークの管理者が恐竜の蘇生技術を盗むためにセキュリーシステムを止めたせいで、恐竜たちは檻から出て暴れ出してしまいます。
見どころ
スティーヴン・スピルバーグ監督による記念すべきシリーズ1作目。CGのシーンはわずか7分しかなく、それ以外は実物の恐竜の人形が使われました。現代の作品と比べるとCGの技術は劣りますが、リアルに再現された人形によって臨場感溢れる映像になっています。容赦無く襲いかかってくる恐竜たちに、グラントやサトラーが勇敢に立ち向う姿は逞しく、見応え抜群です。
ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク【1997年】
あらすじ
ジュラシック・パークでの悲劇から4年。恐竜調査員のイアン（ジェフ・ゴールドブラム）はハモンド（リチャード・アッテンボロー）から、恐竜がまだ生存している"サイトB"という島の調査を依頼をされます。一旦は断ったイアンでしたが、恋人のサラ（ジュリアン・ムーア）が調査に向かったこと聞き、彼女を連れ帰るため島に足を踏み入れることになるのでした。
見どころ
前作に続き、監督はスティーヴン・スピルバーグが務めました。恐竜から逃げ惑う中で、次々と兵士たちが犠牲になっていく姿から、死への恐怖や緊張感がひしひしと伝わります。今作では、主人公イアンが優しい父親として愛する娘を思う、親子の愛に心温まるシーンもあるので必見。また、なんといってもティラノサウルスが大暴れするクライマックスは圧巻です。
ジュラシック・パークⅢ【2001年】
あらすじ
古生物学者グラント（サム・ニール）は、助手のビリー・ブレナン（アレッサンドロ・ニヴォラ）と共に恐竜の研究を続けていました。ある日、2人の元にやって来た実業家ポール（ウィリアム・H・メイシー）に、閉鎖された"サイトB"の上空を回るツアーのガイドをして欲しいと依頼されます。8年前の事件以降ジュラシック・パークに関わらないと決めていたグラントでしたが、島に上陸しないことを条件に依頼に応じることに。しかし、ポールの本当の目的は他にあったのです。
見どころ
シリーズ1作目で活躍したグラントが再び登場しました。今作ではプテラノドンやスピノサウルスなど、多くの恐竜が新しく登場しパワーアップ。さらに美しい映像も印象的で、プテラノドンが翼を広げて大空を飛ぶシーンは、孤島の壮大な景色とマッチし素晴らしいコントラストとなっています。監督は、『ジュマンジ（1995年）』 などヒット作を手掛けるジョー・ジョンストン。
ジュラシック・ワールド【2015年】
あらすじ
ジュラシック・パークの悲劇から22年。イスラ・ヌブラル島では、「ジュラシック・ワールド」という恐竜のテーマパークが運営され、観光客で賑わっていました。ある日、パークの目玉として飼育されていたインドミナス・レックスと呼ばれる恐竜が、施設から脱走。恐竜監視官のオーウェン（クリス・プラット）とパークの運用管理者クレア（ブライス・ダラス・ハワード）は、事態を収集すべく奮闘します。
見どころ
コリン・トレヴォロウが監督。第1作では、お客さんすらいなかったジュラシックパークでしたが、今作ではジャイロスフィアという乗り物で廻る恐竜見学や、モササウルスの水中ショーを開催するなど、完全なテーマパークと化しています。最新のCG技術によって忠実に再現された恐竜を見ても、大きな進化を見受けられます。
最後に
以上、『ジュラシック・パーク』シリーズ全4作を紹介しました。2018年に公開予定の最新作『Jurassic World: Fallen Kingdom（原題）』には、ジェフ・ゴールドブラム、クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードの出演も決まっています。
最新作をより楽しむためにも、この機会に全作観直してみてはいかがでしょうか。
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