エマ・ワトソンさん公式Instagramアカウント(@emmawatso)より
「ハリー・ポッター」シリーズへの出演で、日本でも一躍有名になったエマ・ワトソン(Emma Watson)。
本名はエマ・シャーロット・デューレ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)で、妹2人、弟1人がおり、両親はエマが幼い頃に離婚しています。弟とはバーバリーの広告で共演しています。
イギリスの若手女優ですが生まれはパリで、イギリスのオックスフォードで育ちました。
デビュー作は2001年公開の「ハリー・ポッターと賢者の石」。
「ハリー・ポッター」シリーズは2001年から2011年までに及び、全8作品で主人公ハリー・ポッターの親友で優等生の魔法使いハーマイオニー・グレンジャー役を演じました。
エマの最新作「美女と野獣」はアメリカで2017年で最も興行成績の高い作品としての記録を樹立したばかりです。
エマ・ワトソン出演映画4選
ウォールフラワー(The Perks of Being a Wallflower)[2012年]
1999年に出版された原作を基に作成され、原作者スティーブン・チョボスキーが監督・脚本。
唯一の親友が高校進学前に自殺をしてしまった主人公のチャーリー。彼は気がつけばいつも壁際にいる"ウォールフラワー"。最上級生の女の子サム(エマ・ワトソン)と義兄パトリック(エズラ・ミラー)に知り合い、仲間に入れてもらうことになります。チャーリーという一人の高校生が仲間との友情や家族の愛情を得ることによって、自分の人生を切り拓いていく姿を描いたアメリカの青春映画。
ガリ勉優等生であったハーマイオニーと打って変わって、学校の人気者、活発なサムを見事に演じ切りました。
ストーリーとマッチしたサウンドトラックにも要注目です。
エマ・ワトソンはこの作品に対して、「原作を読んで泣いたわ。高校時代の経験がとてもリアルに描かれていたの」とコメントしています。
ブリングリング(The Bling Ring)[2013年]
原作者はナンシー・ジョー・セールスで、クラブに集まる若い女子と一人のもてない男子が、ハリウッドセレブのパリス・ヒルトンやリンジー・ローハン他の家から3億ドル以上服や宝石を盗むという実話。ブリングリングは盗みを犯した怪盗団の名前であり、そのまま映画の題名になりました。
エマ・ワトソンはその泥棒女子のリーダーを、しっかりとアメリカンアクセンの英語で演じています。
「ロスト・イン・トランスレーション」でアカデミー脚本賞を受賞したソフィア・コッポラがメガホンを取り、様々な有名人、当事者のパリス・ヒルトンなどがカメオ出演しています。
ディス・イズ・ジ・エンド:俺たちハリウッドスター最凶最期の日(This is the End)[2013年]
コメディアンのセス・ローゲンとイケメン俳優のジェームズ・フランコの人気コンビによるおバカコメディームービー。
またセスと長年コンビを組んできた脚本家のエヴァン・ゴールドバーグの監督デビュー作。
出演者は全員"本人"役、それぞれ「喜劇的に誇張された自分自身」を演じており、聖書の「ヨハネの黙示録」が到来した終末世界において登場人物たちが生き延びようとする姿を下品なコメディータッチで描いています。
映画への登場は少ないですが正統派のイメージのエマ・ワトソンがおバカムービーに出演し、映画公開前に公表された写真ではエマ・ワトソンがなぜか斧をかまえており、話題になりました。
コロニア(Colonia)[2015年]
チリ・クーデターの際の実話を基にした作品で、ピノチェト軍事独裁政権下でナチスの残党パウル・シェーファーと結びついた拷問施設「コロニア・ディグニダ」(尊厳のコロニー、後のビジャ・バビエラ)の実態を描いた作品。
エマ・ワトソン演じるフライト・アテンダントのレナが、チリのクーデター時に捕まったジャーナリストの恋人ダニエルを助ける為に、自らコロニア拷問施設に潜入していく、最後まで息抜けないスリラー映画で、ドイツ映画賞など、多数の賞を受賞しました。
エマはインタビューで暴力を受ける場面について、「難しい場面だけど、必要なシーンだった、やるしかないわ」とコメントし、共演した恋人役のダニエル・ブリュールも彼女の事を「僕よりすごく若いのに彼女は素晴らしいよ」と絶賛しています。
実生活もまるでハーマイオニー?
エマ・ワトソンさん公式Instagramアカウント(@emmawatson)より
エマ・ワトソンは美しいだけではなく、賢い女性としても知られています。
アメリカのアイビーリーグの一つ、難易度は東大レベルともいえるブラウン大学を卒業していることからも、その優秀さは明らか。
ティーンの頃から俳優として活躍していたにも関わらず、家庭教師をつけ空き時間に勉強してみごと合格。
読書家としても有名で、goodreads.comでは彼女のお気に入りの本を集めたページもあるほどです。
多忙なエマは、ブラウン大学在学中にヘリコプターで通学したこともあり、学生達の度肝を抜いたという驚きのエピソードも。
超リッチ!お金にまつわるエピソード
エマ・ワトソンさん公式Instagramアカウント(@emmawatson)より
ヒット映画である「ハリー・ポッター」シリーズに連続して出演したおかげで、エマ・ワトソンは2008年の時点で年間約13億円という、その年齢にしてはかなり高額のギャラを受け取っています。
2010年英『ヒート』誌が「最もリッチな30歳以下のイギリス人スターランキング」を発表、その資産の額はなんと約27億で第3位に選ばれています。(ちなみにそのときの第1位はハリー役のダニエル・ラドクリフでした。)
不動産への投資もきちんと行っているようですが、2011年のインタビューではこれまでで一番高い支払いは学費、パソコン、自分用のトヨタのプリウス、お金をどう使ったらよいのか解らないという発言まで飛び出しました。
気になる恋愛
amazon.co.jp
人気者のエマは、恋多き女性でもあります。
初恋は「ハリー・ポッター」シリーズのドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトン。
投資家のジェイ・バリモアとは、交際をオープンにしていましたが破局。
ミュージシャンのジョージ・クレイグ、若手俳優ジョニー・シモンズとの交際を経て、ブラウン大学からオックスフォード大学に編入した際に知り合った東洋系の御曹司や、ラグビー選手やミュージシャンとの噂もあり、まさにモテモテ!
一時期ゴシップサイトやゴシップ雑誌で"バンドマン好き"と書かれたこともありました。
フェミニストとしての活動
フェミニストとしても有名なエマは、近年そちらの方面での活動を精力的に行っています。
2014年には性別による格差をなくそうとする国連組織 UNWomenの親善大使に任命され、「HeForShe」という男性の啓蒙キャンペーンにも関わっています。
エマ・ワトソンさん公式Instagramアカウント(@emmawatson)
より
トランプ大統領の就任日にアメリカのワシントンD.C.で行われたデモパレードである、ウィメンズマーチグローバル(Women's March Global)に参加している姿もキャッチされています。
才能豊かで美しいエマ・ワトソン。
2017年には『美女と野獣』に続き、アメリカで“The Circle(原題)“が公開されています。
https://youtu.be/Rva3D0NubKk
日本では今年中に公開されるそうです。
これからもエマ・ワトソンの活躍に期待しましょう!
スポンサーリンク