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オーランド・ブルーム公式Instagramアカウント（@orlandobloom）より
かつてスーパーモデルのミランダ・カーと結婚し子どもを設けたり、世界的ポップシンガーのケイティ・ペリーとの交際が明らかになったり、ゴシップ誌にも引っ張りだこであるオーランド・ブルームですが、今回はそんな彼の出演作をご紹介します。『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズなどの超有名作も良いですが、他にもオーランドの知的で爽やかな魅力が溢れている作品がたくさんあるんです！
目次
パイレーツ・オブ・カリビアン シリーズ【2002-2017年】
あらすじ
物語は、海賊バルボッサにさらわれた総督の娘エリザベス（キーラ・ナイトレイ）を助けるために、幼馴染のウィル（オーランド・ブルーム）がバルボッサに恨みを持つ海賊ジャック・スパロウ（ジョニー・デップ）と手を組むところから始まります。エリザベスを救うためだけにジャックと協力したはずが、ウィルもエリザベスも徐々に海賊の世界の深淵へと引き込まれていくのでした…。
見どころ
日本人にも馴染み深いディズニーランドの人気アトラクション「カリブの海賊」をもとに製作された作品です。映画の予想外のヒットにより、原案だったアトラクションにジャック・スパロウを逆輸入することにもなりました。
オーランドは1作目の『呪われた海賊（2002年）』、2作目の『デッドマンズ・チェスト（2006年）』、3作目の『ワールド・エンド（2007年）』、そして最新作『最後の海賊（2017年）』に出演。シリーズの圧倒的人気からオーランド・ブルームにとっても代表作となっており、ストーリーだけでなく、最新のCGを駆使した海賊軍団や当時を再現したファッションなど、様々な視点から楽しむことができます。
ロード・オブ・ザ・リング シリーズ【2001-2003年】
あらすじ
かつて闇の冥王サウロン（サラ・ベイカー）は自らの邪悪な力を指輪に込め、その強大な力で世界を支配していました。それから数千年を経て、生き残っていたサウロンの魂が世界を闇の支配下に戻そうと企んでいることを知ったホビット族のフロド（イライジャ・ウッド）。彼は指輪を託された者としてサウロンの計画を阻止するべく、仲間たちと旅に出ます。
見どころ
『指輪物語』を原作とし、世界的社会現象を起こした壮大な冒険ファンタジーシリーズ。迫力ある戦闘シーンはもちろん、ホビットと仲間たちが悪に立ち向かっていく姿が魅力的で、大人から子どもまで楽しめるストーリーです。
オーランドは『ロード・オブ・ザ・リング（2001年）』、『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔（2002年）』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還（2003年）』の3部作の他、スピンオフ作品群の『ホビット/竜に奪われた王国（2013年）』と『ホビット/決戦のゆくえ（2014年）』にも出演。ファンの間でも「強すぎる」と話題になった、エルフ族の弓の名手レゴラス役を務めあげました。
ブラックホーク・ダウン【2001年】
あらすじ
1993年、内戦の終結のためにソマリアへ派遣された米軍の特殊部隊100名。しかし1時間ほどで遂行される予定だった作戦は失敗に終わり、彼らは敵地の中心に取り残されてしまいます。孤立した仲間を救助するために、兵士たちは泥沼の市街戦へ乗り込むのでした。
見どころ
実話を元にしたマーク・ボウデン著の『ブラックホーク・ダウン アメリカ最強特殊部隊の戦闘記録』が原作となっており、実際に行われた作戦を映像でリアルに再現しています。『エイリアン』シリーズで知られるリドリー・スコット氏がメガホンを取りました。オーランドだけでなく、ジョシュ・ハートネットやユアン・マクレガー、トム・ハーディなど、そうそうたる顔ぶれにも注目です。
トロイ【2004年】
あらすじ
トロイの王子パリス（オーランド・ブルーム）はスパルタの王妃ヘレン（ダイアン・クルーガー）と恋に落ち、彼女をトロイに連れて帰ってしまいます。これに激怒したミュケナイ王アガメムノン（ブライアン・コックス）がギリシア全体にトロイ討滅の大号令をかけ、両国の戦いの火蓋が切られることになるのでした。
見どころ
古代ギリシア連合軍とトロイ王国との間で起こった戦争を題材にした歴史大作。単独で敵陣に乗り込むギリシアの英雄アキレスを、ブラッド・ピットが熱演しています。大スケールで臨場感たっぷりに描かれる戦闘シーンの中にも、どこか歴史の儚さが感じられます。オーランド演じる美男貴公子の、華麗に弓を射る姿には魅了されること間違いなしです。
キングダム・オブ・ヘブン【2005年】
あらすじ
フランスで鍛冶屋を営んでいたバリアン（オーランド・ブルーム）は十字軍に参加します。船が難破し、やっとのことで辿り着いた聖都エルサレム。そこでバリアンは偉大な王ボードゥアン4世（エドワード・ノートン）の姉シビラ（エヴァ・グリーン）と恋に落ちます。しかしやがてボードゥアン4世が病死したことで、王位は過激派の人物に移り…。
見どころ
本作でオーランドは映画初主演を飾りました。イスラム教とキリスト教が入り乱れる泥沼の戦いの中、互いに融和の道を探るボードゥアン4世とサラディンという2人の英傑。その存在感が、作中で強いアクセントになっています。愛と理性と狂気の狭間で必死に"生"を見出していくバリアンからも、目が離せません。
エリザベスタウン【2005年】
あらすじ
シューズ会社に勤めるドリュー（オーランド・ブルーム）は、自分のデザインしたシューズが大こけし、約10億ドルという損害を会社に与えてしまいます。会社をクビになり、恋愛も上手くいかず、自殺を図った彼のもとに父の訃報が。ドリューは飛行機で故郷に向かい、その過程でちょっと変わったCA・クレア（キルスティン・ダンスト）と出会います。彼の人生はそこから好転していくのでした。
見どころ
心温まる恋愛映画。ちょっと奇抜なヒロインを演じるキルスティン・ダンストの可愛らしさに、心を鷲掴みにされる人も多いでしょう。傷ついた時や行き詰まった時に鑑賞すると心がスッと軽くなり、勇気が湧いてくるかもしれません。オーランドは苦悩を抱えるドリューを繊細に演じ、これまでと一風変わった表情を見せました。
ニューヨーク、アイラブユー【2009年】
あらすじ
監督から無理難題なサントラの制作を要求された、映画音楽作家のデイヴィッド（オーランド・ブルーム）。締め切りも近く諦めかけていた彼は、顔も知らない監督のアシスタント・カミーユ（クリスティーナ・リッチ）と電話でやり取りをしていくうちに、彼女が気になる存在になっていきます。
見どころ
『パリ、ジュテーム（2006年）』の第2弾としてニューヨークを舞台に製作された、愛にまつわる群像劇。12人の監督による短編映画集となっており、オーランドは『スワロウテイル（1996年）』や『花とアリス（2004年）』の岩井俊二監督が手がける作品で主演を務めています。短編と短編の繋ぎカットも撮影され、物語同士は全く別の話でありながら、統一的に空気感が保たれているのが魅力です。
グッド・ドクター/禁断のカルテ【2011年】
あらすじ
駆け出しの新人研修医・マーティン（オーランド・ブルーム）は、不慣れな仕事や生活に忙殺されっぱなし。そんな中、一人の医師として自分に信頼を寄せてくれる患者・ダイアンに惹かれ始めていたマーティンは、彼女の退院が近づいたことで、驚くべき行動に出てしまいます。
見どころ
ストレスフルな生活を送る新人研修医が悪意なく逸脱した行動に及んでしまう姿を、オーランドが好演。先入観を持つことの恐ろしさが上手く描れたスリラーに仕上がっています。鑑賞後は、もし自分の通う病院で、信頼する医師が裏の顔を持っていたら…と想像してしまうことでしょう。
ケープタウン【2013年】
あらすじ
南アフリカの都市ケープタウンで起きた殺人事件。捜査に踏み込んだ刑事ブライアン（オーランド・ブルーム）とアリ（フォレスト・ウィテカー）は、この殺人事件と街で頻発する失踪事件が関わっていること、さらに組織的な薬物取引までもが絡んでいることを知り、ケープタウンの深い闇をのぞき込むことになります。
見どころ
薬物絡みの事件が描かれており、登場するギャングたちはとにかく恐ろしいので、残酷な描写が苦手な方は注意が必要です。オーランドが演じるブライアンはかなりのろくでなし刑事ですが、腕は立つといういかしたキャラクター。そこにアリとダン（コンラッド・ケンプ）を加えた刑事トリオはそれぞれが欠けたところを補い合っており、とても頼もしい活躍を見せてくれます。
新しい夫婦の見つけ方【2015年】
あらすじ
豪邸の留守番を頼まれた倦怠期の夫婦、リー（ローズマリー・デウィット）とティム（ジェイク・ジョンソン）は、庭で人骨を発見します。それをきっかけに夫は友人を呼んで死体探しを開始し、嫌気がさした妻は不満が募る夫婦生活からしばし逃れるために1人でバーへ向かうのでした。
見どころ
倦怠期を過ごしている大人に送る、非日常な週末を描いたヒューマンドラマ・ラブコメディです。オーランドは、妻リーがバーで出会うキュートな年下男性を演じ、妻が過ごす非日常を彩りました。ジョー・スワンバーグ監督の十八番とも言える、「周りにこんな人いるよね」と思わず頷いてしまうようなリアリティに満ちた人間模様に注目です。
Easy【2016年】
あらすじ
トム（オーランド・ブルーム）とその妻は、誰もが羨む仲良し夫婦。お互いを愛し合う理想の関係でしたが、ある時2人はティンダーという人気出会い系アプリに興味を持ちます。彼らはティンダーで、3Pをするためもう一人の女性を探しますが…。
見どころ
恋愛、愛、セックスにまつわる複雑な人間関係をリアルに、そしてコミカルに描いたNetflixオリジナルドラマ。エピソードごとにメインキャラクターは変わっていきますが、全員が同じ街に住み、少しずつ繋がっているという構成です。簡単にはいかない人間関係を各エピソードで全く違うテーマから描いているため、誰しもに共感ポイントがあり、「周りにこんな友達いるよな」と思える作品になっています。1エピソード約30分、1シーズン8話なので気軽に視聴できるのも魅力です。
ラブラブの夫婦が刺激を求めてティンダーにハマっていく様子が微笑ましく描かれた第6話で、妻思いのイクメンパパを演じたオーランド・ブルーム。こんな完璧な夫がいたら…と思ってしまうような役柄です。一児の父をしっかりと務める姿は、これまで演じてきた役の中でも特に人間らしく映るでしょう。
最後に
オーランド・ブルーム公式Instagramアカウント（@orlandobloom）より
熱心なエコロジストで、子どもの人権にも強い関心を抱くオーランド・ブルーム。これまで数々の作品に出演し、堂々とした演技で人々を楽しませてきました。これから年齢を重ねるごとに、さらに新たな魅力を見せてくれることでしょう。ぜひ今回ご紹介したオーランド・ブルーム出演11作品の中から、お気に入りを見つけてみて下さい。
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