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トム・ハーディ公式Instagramアカウント（@tomhardy）より
ワイルドで男らしい容貌に加え、作品ごとに全く異なる役柄を演じ切れる確かな演技力を備えた、今ハリウッドでも最も勢いのある俳優の1人です。
今回はそんな世界中の映画ファンを熱狂させて止まない、トム・ハーディの出演する映画を10作品ご紹介します。
目次
ブラックホークダウン【2002年】
あらすじ
内線が続くソマリアの混乱を鎮圧するために、兵士を派遣したアメリカ。マット・エヴァーズマン二等軍曹（ジョシュ・ハートネット）ら米軍特殊部隊による奇襲作戦は、当初1時間足らずで終了すると思われていました。しかし敵の逆襲を受け、ブラックホーク（ヘリコプター）が撃墜されてしまいます。更に救出に向かったもう1機も撃墜され、泥沼の事態に…。
見どころ
リドリー・スコットが監督を務めた、戦争を題材にした映画です。終始、重厚で緊張感に溢れ、まるで戦場にいるかのような圧倒的な映像に仕上がっています。トム・ハーディはこの時はまだ若くキャリアも浅いので、出演時間は短いものの、現在の精悍で男くさい外見と違い、線も細く初々しい当時の姿に驚かされます。
Dot the i/ドット・ジ・アイ【2004年】
あらすじ
スペイン人の美女カルメン（ナタリア・ヴェルベケ）は、金持ちの恋人バーナビー（ジェームズ・ダーシー）との結婚が決まっており、女友達の企画で独身最後の夜のパーティーが開かれました。その場にいる一番セクシーな男性とキスをするというパーティーのルールに乗っ取り、キット（ガエル・ガルシア・ベルナル）という青年とキスをしますが…。
見どころ
一見すると三角関係を題材にした恋愛ドラマなのですが、本作はただの恋愛映画に終わらない秀逸なサスペンス映画です。二転三転する謎を呼ぶ展開、それだけ良く練られた脚本、最後には唖然とさせられる結末、サスペンス映画として非常に楽しめる作品になっています。トム・ハーディはキットの友人役として出演しています。
ザ・エッグ～ロマノフの秘宝を狙え～【2010年】
あらすじ
伝説の大泥棒リプリー（モーガン・フリーマン）は、相棒ガブリエル（アントニオ・バンデラス）と共にロマノフ王朝の秘宝「インペリアル・イースター・エッグ」の強奪を目論みます。厳戒態勢の敷かれた宝石店への侵入に成功したものの、N.Y.市警、FBI、ロシアンマフィアの謀略によって完璧だったはずの強奪計画は狂いだしてしまいます…。
見どころ
アントニオ・バンデラスが、とてもセクシーな泥棒役を演じています。モーガン・フリーマンも相変わらずの貫禄と演技で、彼がスクリーンに登場するだけで映像が上質なものへと変わってしまうのは流石です。二転三転するだまし合いの応酬は最後まで目が離せません。トム・ハーディはニューヨー市警の刑事役として出演しています。
インセプション【2010年】
あらすじ
コブ（レオナルド・ディカプリオ）は、人が夢を見ている最中に潜在意識の奥深くに潜入し、相手のアイデアを盗む企業スパイとして活動していましたが、国際指名手配をされてしまいます。そんなコブに、他人の潜在意識に別の考えを植え付ける「インセプション」と言われる非常に難度の高い仕事が、サイトウ（渡辺謙）から依頼されます。
見どころ
監督はバットマンシリーズを手掛けたクリストファー・ノーラン。本作でも彼の手腕が遺憾なく発揮されています。奇想天外なストーリーや世界観、クリストファー・ノーラン独特の、斬新な映像表現を楽しめます。トム・ハーディはイームスというキャラクターを演じているのですが、色気があり、非常に魅力的なキャラクターになっています。
ウォーリアー【2015年】
あらすじ
アルコール依存症の父親が原因でブレンダン（ジョエル・エガートン）の両親は離婚してしまいます。父親のもとに残った兄ブレンダンと、母親に連れられた弟トミー（トム・ハーディ）。兄弟はそれ以来、疎遠になりますが、総合格闘技大会「スパルタ」で再会します。兄は娘の高額の治療費のため、弟は戦地で失った戦友の遺族のために優勝賞金の獲得を目指し、仲たがいしたまま試合に挑む兄弟。果たして結果は…。
見どころ
臨場感、迫力たっぷりの格闘技シーンの数々、両親の離婚が原因で不仲になっていた兄弟が、お互いに決して負ける事の出来ない事情を抱えて激突する姿。兄弟の絆の再生を格闘技を通じて描いた人間ドラマです。熱く汗臭いスポ根映画が好きな方は必見の、感動間違いなしの傑作です。
ダークナイト ライジング【2012年】
あらすじ
コミック「バットマン」に登場する架空の都市ゴッサムシティ。街の平和のため、バットマンとして悪と闘ってきたブルース・ウェイン（クリスチャン・ベール）は、街に平和が訪れたことから、活動を引退していました。しかし、ゴッサムシティの破壊を目論み、残忍で凶暴な強敵ベイン（トム・ハーディ）が現れます。ゴッサムシティを救うため、バットマンは再び立ち上がります。
見どころ
本作はバットマンが再びヒーローとして立ち上がり、再起するまでの姿を人間なら誰もが抱える苦悩や挫折と共に描いています。ヒーローだけれども決して強いだけではない。弱さも同時に抱えながら、それでも守るべきもののために自分自身に打ち勝とうとするバットマンの姿に、多くの人が共感し感動すること間違いなしです。
マッドマックス 怒りのデス・ロード【2015年】
あらすじ
舞台は資源が枯渇し荒廃した近未来。元警官のマックス（トム・ハーディ）は、愛する者も、生きる希望も失い、荒野を彷徨っていました。マックスは砂漠を牛耳るイモータン・ジョー（ヒュー・キース・バーン）の軍団に捕らえられてしまいますが、同じくジョーに捕らえられていた女戦士フュリオサ（シャーリーズ・セロン）らと共に自由のため、逃亡を開始します。
見どころ
世界中が自由と解放のための逃走劇に熱狂し、これぞまさに極上のエンターテイメント映画と言える傑作です。凄まじい追跡をかわしながらの逃避行は、常にエキサイティングで疾走感に溢れ、その緊張感が映画の最後まで途切れません。トム・ハーディやシャーリーズ・セロンなどの豪華な俳優陣たちが作品を一層華やかにしています。
欲望のバージニア【2013年】
あらすじ
舞台は禁酒法時代のアメリカ。密造酒の製造や、販売などの違法行為が横行していました。長男ハワード（ジェイソン・クラーク）、次男フォレスト（トム・ハーディ）、三男ジャック（シャイア・ラブーフ）のボンデュラント三兄弟もまた、密造酒の業界で名を馳せていました。しかし三兄弟にもまた、取り締まりの捜査が迫っていました。
見どころ
禁酒法時代、当然造酒は違法行為でした。取り締まられて当然なのですが、お酒が貴重であり、実入りが良かったので、本作では取り締まりの警官たちに賄賂を要求されてしまうのです。要求を断ってしまう事で三兄弟は警官たちと対立する事になるのですが…。三兄弟が一致団結して悪徳警官たちに挑んでいく姿はスカッとすること間違いなしです。
Black&White /ブラック&ホワイト【2012年】
あらすじ
CIAの凄腕エージェントのタック（トム・ハーディ）とFDR（クリス・パイン）は、親友としてお互いを信頼し認め合っていました。しかし、ローレン（リース・ウィザースプーン）という同じ女性を好きになってしまった事がきっかけで、最新のハイテク機器や精鋭部隊を駆使し、1人の女性を巡る大バトルが勃発してしまいます。
見どころ
『チャーリーズ・エンジェル』シリーズのマックGが監督。凄腕CIAエージェントのアクションと、クリス・パインとトム・ハーディのイケメン2人から同時に言い寄られてしまうという、有り得ないシュチュエーションが同時に楽しめるアクションラブコメディ映画です。若き日のトム・ハーディは細身で肌艶もよく本当にハンサムです。
レヴェナント：蘇えりし者【2016年】
あらすじ
ハンターのヒュー・グラス（レオナルド・ディカプリオ）は、狩猟中に熊に襲われ瀕死の重傷を負ってしまいます。同行した仲間のジョン・フィッツジェラルド（トム・ハーディ）は、足手まといになったグラスを置き去りにします。なんとか一命を取り留めたグラスは、厳しい大自然の中を生き延び、自分を置き去りにしたジョンに復讐することを誓います。
見どころ
監督は鬼才アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。本作での熱演が認められ、レオナルド・ディカプリオは遂にアカデミー賞主演男優賞を受賞。アメリカの雄大な大自然を描いた圧倒的な映像美、レオナルド・ディカプリオ、トム・ハーディという豪華キャスト、瀕死の重傷から本当に復讐が遂げられるのか…。2時間半の間、画面から目が離せません。
最後に
ワイルドな風貌に似合う男らしい役柄の多いトム・ハーディ、彼の出演する作品はどの作品もエンターテイメント性が高く自信をもっておすすめ出来る必見の映画ばかりです。トム・ハーディの魅力と共にその作品も是非堪能してみて下さい。
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