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ヒットドラマには必ず英国男優が出演していると言っても過言ではありません！今回は、女子におすすめしたい素敵な英国男優が主演を務めるドラマを10作品ご紹介します。
目次
SHERLOCK シャーロック【2010〜2017年】
あらすじ
21世紀のイギリス。戦地で負傷しロンドンに帰ってきた元軍医のジョン・ワトソン（マーティン・フリーマン）は、ルームメイトを探していたシャーロック・ホームズ（ベネディクト・カンバーバッチ）と出会います。趣味でスコットランドヤードの事件を解決しているという、自信過剰で横柄なシャーロックに戸惑うジョン。しかし、そんな唯一無二の魅力を持つシャーロックに惹かれ、仕事の相棒として事件解決を手伝っていくことになります。
見どころ
本作のシャーロック役で大ブレイクしたベネディクト・カンバーバッチは、現在の英国男優ブームの火付け役。原作のアーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』シリーズの舞台を、21世紀のロンドンに移して、スマホやパソコンなど最新技術を駆使して事件を解決していきます。現代的にアレンジされながらも、原作の世界観をうまく表現していると評判の作品です。
エレメンタリー ホームズ&ワトソンin NY【2012年～】
あらすじ
薬物依存者のサポートする元外科医のジョーン・ワトソン（ルーシー・リュー）は、施設に送り込まれてきたシャーロック・ホームズ（ジョニー・リー・ミラー）の回復付添人をすることに。NYPDで働くホームズはワトソンの存在を煙たがり、追い出すために殺人現場へ同行させます。しかしワトソンには、意外にも鋭い洞察力と医学的知識が。探偵に向いていると考えたホームズは、彼女を助手として鍛えることにするのでした。
見どころ
原作を大胆に脚色。物語の舞台をロンドンからニューヨークへ移し、ワトソンの性別も男性から女性に変わっています。男女のコンビならではの、友達以上恋人未満という微妙な関係に親近感を感じる人も多いのではないでしょうか。ホームズ役のジョニー・リー・ミラーは、映画『トレイン・スポッティング（1996年）』でおなじみの英国男優。天才ゆえに抱える苦悩をエキセントリックに表現しています。
ダウントン・アビー【2010〜2015年】
あらすじ
1912年のイギリス。大邸宅ダウントン・アビーに住む3人娘の父グランサム伯爵（ヒュー・ボネヴィル）は、相続問題に悩んでいました。そこで、次の相続権を持つ遠縁のマシュー（ダン・スティーブンス）を呼び寄せ、長女メアリー（ミシェル・ドッカリー）との結婚を期待。一方、使用人ベイツ（ブレンダン・コイル）が気に入らない第一下僕のトーマス（ロブ・ジェームズ＝コリアー）は、ベイツを追い出して伯爵の従者になろうと侍女オブライエン（シボーン・フィネラン）と画策します。
見どころ
20世紀初頭のイギリス貴族と使用人たちの生活を描いた歴史ドラマ。美しい大邸宅や、イギリスの田舎の風景、小道具まで詳細に再現されています。2011年にはエミー賞作品賞とゴールデン・グローブ賞作品賞をW受賞。主演を務めたロンドン出身のヒュー・ボネヴィルは、頑固者ながらどこか憎めないキャラクターを好演し、その後『パディントン（2016年）』に出演するなど知名度を上げています。
アウトランダー【2014年～】
あらすじ
第二次世界大戦が終わり、夫フランク（トビアス・メンジース）とスコットランドを旅行していたクレア・ランダル（カトリーナ・バルフ）。フランクと別行動をしていたクレアが、インヴァネス村のストーンサークルの巨石に手を触れると、1743年のインヴァネス村にタイムスリップ。クレアはハイランドの青年ジェイミー（サム・ヒューアン）と出会い、生き残るために彼と結婚することになります。
見どころ
ダイアナ・ガバルドン原作の同盟小説をドラマ化。スコットランド地方の風習や当時の衣装なども忠実に再現していて、壮大な風景を映し出した映像に注目が集まっています。スコットランド出身のサム・ヒューアンの鍛え上げた肉体美は女性必見。カトリーナ・バルフとサム・ヒューアンがフルヌードで挑んだセックスシーンからは役者魂が感じられると、多くの視聴者の心を掴んでいます。
ルシファー【2016年～】
あらすじ
人間界にやってきた地獄の王ルシファー（トム・エリス）は、ロサンゼルスのナイトクラブのオーナーをしながら、地上での生活を楽しんでいました。ある日、殺人事件の捜査にやって来たロス市警の女性刑事クロエ・デッカー（ローレン・ジャーマン）に、悪魔の力が通用しないことが判明。彼女に興味を持ったルシファーは、悪魔の力を使って殺人事件の解決に協力しながら彼女の秘密を探ろうとします。
見どころ
ルシファーを演じるのは、ウェールズ出身のトム・エリス。ドラマ『シカゴ・ファイア（2012年～）』に出演していたローレン・ジャーマンとの美男美女コンビは必見。悪魔が殺人事件を解決していくという、矛盾した設定にも引き込まれます。また、日本人にとっては縁遠い悪魔と天使と神の関係性についても描かれており、新たな発見あること間違いなしの1作です。
魔術師マーリン 【2008～2012年】
あらすじ
ウーサー王（アンソニー・スチュワート・ヘッド）の意向で、魔法の使用が禁止されたキャメロット王国。マーリン（コリン・モーガン）は、能力を隠しながら王子アーサー（ブラッドリー・ジェームズ）の召使として働いていました。魔法を使うと重い刑罰に処されることを知りながらも、師匠ガイアス（リチャード・ウィルソン）とともに、アーサーを守るために隠れて魔法を使います。
見どころ
アーサー王の伝説に登場する、偉大な魔術師マーリンの若き日の姿を描いたファンタジードラマ。コリン・モーガンとブラッドリー・ジェームズの出世作です。北アイルランド出身のコリン・モーガンは、映画『スノー・ホワイト：氷の王国（2016年）』に出演、デヴォン州出身ののブラッドリー・ジェームズは、ドラマ『オーメン（2016年）』で主役に抜擢されるなど、その後も活躍を続けています。
レギオン 【2017年～】
あらすじ
幼い頃から幻聴に悩まされ、統合失調症と診断されていたデヴィッド・ハラー（ダン・スティーヴンス）。自殺を試みるも死にきれず、精神病院に入れられてしまいます。その後デヴィッドは、病院で出会ったシドニー・バレット（レイチェル・ケラー）と恋に落ちますが、誰からも触れられたくないと言われてしまいます。デヴィッドが思い切ってシドニーにキスをすると、2人の体が入れ替わってしまい…。
見どころ
『X-MEN』シリーズを初ドラマ化。主人公は、特殊能力者組織の創始者プロフェッサーXの息子。精神異常と思われていたものが、自分が持つ強烈な特殊能力のせいだと気づき、自信を取り戻していく姿が描かれます。そんなデヴィッドを演じるのは映画『美女と野獣（2017年）』の野獣役や、『ダウントン・アビー』のマシュー役で女性から大人気のダン・スティーヴンス。知的で物静かな印象のダンが見せるアクションシーンは必見です。
ドクター・ハウス【2004～2012年】
あらすじ
ニュージャージー州で診断医として天才的能力を発揮するグレゴリー・ハウス（ヒュー・ローリー）は、偏屈で自己中心的。ある日、唯一の友人である同僚ウィルソン（ロバート・ショーン・レナード）に頼まれて、原因不明の言語障害で病院に運ばれた患者を診断することに。解析医療部門へ相談するも原因が掴めず、部下フォアマン（オマー・エップス）に患者の家で病気の原因を探すよう命じるのでした。
見どころ
天才的頭脳を持つドクター・ハウスの活躍を描く医療ドラマ。解析医療部門の部下たちとともに、時に無謀な方法で病気の原因を突き止めていきます。主人公が横柄で自信過剰な性格から、部下に全く慕われていないところは、他の医療ドラマとは違う魅力です。ドクター・ハウスを演じたヒュー・ローリーは、オックスフォード出身でケンブリッジ大学卒業の秀才。2007年には、大英帝国四等勲爵士（OBE）を受賞しています。
ライ・トゥ・ミー 嘘の瞬間【2009～2011年】
あらすじ
精神行動分析学者カル・ライトマン（ティム・ロス）は、心理学者ジリアン・フォスター（ケリー・ウィリアムズ）と共同で人間の表情や無意識の動作を研究するライトマン研究所を設立。その能力でFBIや警察の犯罪捜査に協力していました。ある日、高校で起きた殺人事件の犯人とされる男子高校生と面談することになりますが、ライトマンは他の人物に目をつけます。
見どころ
微妙な表情の変化で、怒り、侮蔑、悲しみなどの感情を判断する微表情研究の第1人者であるライトマン博士が、犯人の嘘を突き止めていく犯罪捜査ドラマ。主演を務めたロンドン生まれのティム・ロスは、映画『レザボア・ドッグス（1993年）』や、『海の上のピアニスト（1999年）』などの名作に出演する個性派俳優。本作でも奇才ライトマン博士を鮮やかに演じています。
刑事ジョン・ルーサー【2010年～】
あらすじ
ロンドン警察のジョン・ルーサー（イドリス・エルバ）は、署内でも一目置かれる凄腕刑事。ところがある日、強引に犯人を追い込み意識不明にさせてしまったために、休職を命じられてしまいます。職場復帰したルーサーの初仕事は、モーガン夫妻の射殺事件。被害者の娘アリス・モーガン（ルース・ウィルソン）から事情を聴くうちにルーサーは彼女を疑うようになりますが、アリスには完璧なアリバイがあるのでした。
見どころ
一匹狼の刑事ジョン・ルーサーとサイコパスのアリス・モーガンが、追う立場と追われる立場で奇妙な関係性になっていく刑事ドラマ。スタイリッシュな映像の中にたたずむ、身長190センチのイドリス・エルバは見るものを虜に。イドリスは2016年に、本作での活躍を称えられて大英帝国四等勲爵士（OBE）を受賞しています。
最後に
ブラッドリー・ジェームズやコリン・モーガンといった若手俳優から、ティム・ロスのようなベテラン俳優まで、英国男優が出演する海外ドラマを10作品ご紹介しました。知的、渋い、ワイルドなどそれぞれ雰囲気は違いますが、根底にあるのは英国紳士の精神！あなた好みの素敵なジェントルマンを見つけてくださいね！
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