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『黒執事』シエルは双子!?すべての事件で糸を引く黒幕は誰なのか

『黒執事』シエルは双子!?すべての事件で糸を引く黒幕は誰なのか

多くの伏線が散りばめられ、それをスマートに回収することで知られている漫画『黒執事』。ファンの間では「ヴィンセント生存説」や「シエル女性説」など様々な考察が飛び交っています。

その中でも最大の謎「シエル双子説」では、髪の分け目や焼印の場所が違うなど、これまで多くの伏線を辿ってきました。ついに本物のシエルが登場したことで伏線回収に期待が高まりますが、今回はすべての事件の黒幕をシエルの存在を含め、考察していきます。

『黒執事』作品概要

黒執事
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あらすじ

19世紀末の英国。名門ファントムハイヴ家の幼い領主シエルに仕える執事セバスチャンは、全ての仕事を完璧にこなす使用人です。しかしその正体はシエルと契約した悪魔であり、シエルはセバスチャンとともに内偵から暗殺まで、様々な任務を極秘裏に行う「女王の番犬」として働く立場でした。徐々に明かされていくシエルの暗い過去を紐解き、対峙しながら、2人は襲い来る刺客や巻き起こる事件を解決していきます。

見どころ

全世界累計2000万部を突破している柩やなさんの漫画、『黒執事』。美しいビジュアルやキャラクターデザインに定評があり、二次創作や舞台化などのメディアミックスも広く展開されているうえ、様々な分野でキラーコンテンツとなる人気ぶりです。しかし当然、絵だけでなく、骨太なシナリオも愛される理由の一つ。『黒執事』のストーリーは各章ごとに事件を解決していく構成となっていますが、物語全体を通して、領主の過去を紐解いていくという縦軸のテーマも存在するのです。

「シエル・ファントムハイヴ」を名乗り、セバスチャンとともに様々な事件を解決に導いてきたファントムハイヴ家現領主。セバスチャンには「坊ちゃん」と呼ばれる彼ですが、これまで圧倒的な構成力で伏線が散りばめられてきたことで、「坊ちゃんは実は双子で、死んだ兄こそが本物のシエルなのではないか?」という有力な説が浮上していました。そしてついに、存在をほのめかされ続けてきたシエルらしき人物が坊ちゃんの目の前に現れたのです。

『黒執事』登場人物紹介


アニメ 黒執事 公式Twitterアカウント(@kuroshitsuji2)より

初めてご覧になる方のために、簡単に登場人物を紹介します。

セバスチャン・ミカエリス


アニメ「黒執事」公式‏ Twitterアカウント(@kuroshitsuji2)より

ファントムハイヴ家の執事であり、坊ちゃんと契約した悪魔。

坊ちゃん

ファントムハイヴ家当主であると同時に、裏社会の汚れ仕事を請け負う「女王の番犬」の二足の草鞋を履いている。

シエル

坊ちゃんの双子の兄弟で、本物であればファントムハイヴ家の真の当主。悪魔儀式の犠牲になって亡くなったはずが、突然ファントムハイヴ家の前に現れた。

アンダーテイカー


アニメ「黒執事」公式‏ Twitterアカウント(@kuroshitsuji2)より

かつて、ヴィンセントらと裏仕事をしていた葬儀屋。その正体はもと死神であり、情報提供者としての側面を持つ。

ヴィンセント

シエルと坊ちゃんの父親で、もと「女王の番犬」だった人物。6年前、何者かに惨殺された。

タナカ

ファントムハイヴ家に長年務める家令。温和な性格だが、柔術や居合いの達人で、大柄な男でさえ簡単に倒すほど強い。

ソーマ


アニメ「黒執事」公式‏ Twitterアカウント(@kuroshitsuji2)より

ベンガル藩王国第26王子。単純な性格であり、シエルの口八丁でファントムハイヴ家の別邸の管理を任されている。

アグニ


アニメ「黒執事」公式‏ Twitterアカウント(@kuroshitsuji2)より

ソーマの執事であり、セバスチャンの数少ない人間の友人。セバスチャンに匹敵する執行力の持ち主。

ヴィクトリア女王
史上最も輝かしい時代を築きあげたと言われる、英国の最高権力者。ヴィンセントのことを高く買っていた。豪気だが命令違反を許さない厳格な一面もある。

幼少期、双子のシエルに何があったのか?

幼少期から現在の2人の関係を考察


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

坊ちゃんは病弱で控えめな性格、シエルは外を駆け回る元気な少年。対照的なふたりでしたが、幼少期はとても仲が良く、特にシエルが坊ちゃんに執着していたようです。2人は6年前、謎の組織にさらわれ、シエルは悪魔儀式の犠牲になり、坊ちゃんは亡くなったシエルの魂を犠牲にして悪魔(セバスチャン)と契約を果たしたので、坊ちゃんは度々シエルの悪夢に怯えていました。

しかし、魂が無いはずのシエルが実体をともなって現れたとなると、ことはそんなに単純ではないのかもしれません。もし本編で登場したシエルが本物ならば、セバスチャンが彼の魂を喰らっていないことになるか、もしくは何者かによって甦らせられたと考えるべきでしょう。

帰ってきたシエルは、かつてのような優しいシエルではなく、口調や目つきからも冷たさを感じます。坊ちゃんがシエルの魂を犠牲にしたことに言及するとなれば、もしかしたら今後、シエルから坊ちゃんへの復讐劇に発展するのかもしれません。

坊ちゃんの喘息はシエルへのストレスから?


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

坊ちゃんは幼少時代から喘息持ちで、いつも元気なシエルが羨ましいと思っていました。また、シエルを囲む皆が笑っていたり、当時飼っていた犬のセバスチャンすら、自分にだけ意地悪をしてくるなど、自分はファントムハイヴ家を継ぐシエルの「おまけ」だという疎外感を抱いていました。坊ちゃんは、知らず知らずのうちにコンプレックスを抱いていたため、どんどん喘息が酷くなっていったのではないでしょうか。

そしてそれは、シエル自身へのコンプレックスというより、自分の置かれている立場に対してのコンプレックスであると推測できます。

タナカとシエルとの関係は特別?

タナカ
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不自然なことに、本物のシエルがファントムハイヴ家に戻り、坊ちゃんやセバスチャン、ほかの使用人が驚愕しているにも関わらず、タナカだけが平然としていました。

ファントムハイヴ家襲撃事件でも、タナカは犯人を見ているはずなのに黙秘しましたし、シエルが帰ってきても動揺していないところを見ると、タナカはシエルが生きている、もしくは生き返っていたことを知っていたのではないでしょうか。

タナカは坊ちゃんが自分を「おまけ」だと感じてたことも分かっていたと思われます。当主としては見ておらず、伯爵を名乗ることを黙認していただけなのかもしれません。その証に、タナカはシエルには様をつけて呼び、坊ちゃんは坊ちゃんとしか呼んでいません。あくまでも「当主と執事」という坊ちゃんとの関係とは、別の忠誠があるとも考えられます。

裏で糸を引く事件の黒幕を考えてみる

ソーマの態度と犯人のセリフから考察

黒執事
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25巻では、ソーマが何者かに襲われ、アグニが殺害される事件が起こりました。ファントムハイヴ家のタウンハウスに来客があり、ドアを開けたのはソーマ。その際、とても親しげに出迎えていました。

「"おお お前か!寒かったろう早く入れ!"」(『黒執事』125話から引用)

さらに、アグニが暖炉の中で見つけた、坊ちゃんが写った1枚の写真。写真とソーマの親しげな態度が重なる描写から、犯人はシエルではないかと疑いたくなりますが、それでは話が単純すぎるような気もします。

ソーマの「"あいつら絶対にゆるさんぞ"」(『黒執事』129話から引用)というセリフからは複数人の影を感じるほか、後にソーマがシエルという名前に反応しなかったことなども鑑みて、犯人は別の人物だとも考えられます。

お腹のキャンディは何を意味する?

指輪
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アグニが殺害されたタウンハウスの部屋の壁に残されていた不可解なメッセージ「Who stole the candy from my tummy?」は、「私のお腹からキャンディを取ったのは誰?」という意味。

キャンディとは、殺される前にシエルが飲み込んだファントムハイヴ家当主の証となる指輪という説が有力で、悪魔儀式で犠牲になったシエルのお腹から、セバスチャンに指輪を取り出させたのが坊ちゃんでした。

端から見ればシエルによる復讐劇の一端と捉えられるこのメッセージ。果たしてミスリードを誘う仕掛けなのでしょうか…?

タナカを刺したのとソーマを襲ったのは同一人物か?


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

タナカは柔術の達人で、その強さは人間離れしているにも関わらず、6年前のヴィンセントが殺害されたファントムハイヴ家襲撃事件の際、犯人に対してあまりにも無抵抗でした。この件でも、犯人がシエルだから抵抗できなったのでは?という考察がファンの間で上がっていました。ソーマもタナカも、本物のシエルによって襲われたのでしょうか。

少なくとも、ファントムハイヴ家襲撃事件に関しては、シエルが突然両親を殺害するというのはあまりにも動機不足です。そこで、タナカが手を出せなかったほどの武力、あるいは強権の持ち主を考えると、ヴィクトリア女王の存在が浮上してきます。女王の秘書武官兼執事は、以前登場したグレイとフィップスを例にとっても分かる通り、相当な強さ。女王が王室関係者に襲わせたのであれば、タナカが抵抗できず、さらに犯人を見たことを黙秘したことにも合点がいきます。

過去と現在の事件にアンダーテイカーが関わっている?

ピザール・ドールを作った理由とは?


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

ピザール・ドールとは、魂を失った肉体でも、死神が走馬灯のエンドマークを繋げることによって、肉体はまだ人生が続いていると勘違いして動き出すというもの。

アンダーテイカーがピザール・ドールに関わっていることは、豪華客船編で明らかになりました。その発端はテイカーがまだ死神だった頃、ただ淡々と死亡者リストに沿って魂を回収する日々のなかで、「人の死の先に走馬灯の続きがあったらどうなるのか」と思ったことにあります。

アンダーテイカーは死神だった頃の興味からピザール・ドールを作ろうと考えていたようですが、この件に関してヴィンセントも関わっていたとすると、それが女王の逆鱗に触れて殺害されたとも考えられます。あくまでもファントハイヴ家襲撃事件の黒幕が女王だとすればの話ですが、ありえない話ではありません。

本当にシエルなのか?


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

生き返って坊ちゃんの前に現れたシエルですが、果たして本当にシエルなのでしょうか。

悪魔儀式で、シエルの魂はセバスチャンに食われているはず。肉体と記憶があれば、魂は無くとも生きられるので、現れたシエルはテイカーの生み出したピザール・ドールであると推測されます。しかし魂が無くなったままだとすると、シエルであってシエルではなく、テイカーが記憶を繋いだだけのある意味別人。一体彼の目的はどこにあり、何を成し遂げるのでしょうか。

最後に


枢やな/黒執事26巻12/27発売‏ Twitterアカウント(@toboso_official)より

様々な真相が明らかになっていく一方で、新たな謎も深まっていく『黒執事』。今一番の見どころはやはりシエルと坊ちゃんのことでしょう。この先ストーリーが展開されるごとに、ソーマを襲った人物や、ファントムハイヴ家を襲った犯人の伏線回収も進んでくると思いますので、細かいところを見逃さないよう、今後も注目していきましょう。

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