目次
キャッスル【2009〜2016年】
あらすじ
ある日、ニューヨークで猟奇的殺人事件が発生しました。その死体の様子は、売っ子推理小説家、リック・キャッスル(ネイサン・フィリオン)の小説を模倣したものだったのです。彼のファンでもあるニューヨーク市警のケイト・ベケット(スタナ・カティック)は模倣に気付き、リックに事情聴取を行います。洞察力と推理力を持ち合わせたリックは、ケイトに煙たがられるも、その後の事件解決に協力をしていくのでした。
見どころ
数ある刑事ドラマの中でも、軟派なキャラクターのキャッスルのお陰でコミカルに描かれ、シリアスなシーンが苦手な人にも見やすいです。また、一般視聴者が選ぶ「ピープルズ・チョイス・アワード」で、4年連続(2012~15年)「最も人気のある犯罪ドラマ」を受賞しました。キャッスルは小説家なので、危険な仕事はやらせてもらえませんが、「WRITER(作家)」と書かれた防弾チョッキを自ら作り、アクションをこなすシーンも見どころです。
ARROW/アロー【2012年〜】
あらすじ
スターリング・シティの億万長者一家、オリバー(スティーヴン・アメル)と、父親を乗せたヨットが遭難してしまい、父親が死んでしまいます。孤島に流れ着いたオリバーは過酷な環境の中、弓矢を習得し、徹底的に肉体改造をしていました。そして、5年後スターリング・シティに戻ってきた彼は、表の顔は実業家のプレイボーイ、裏の顔は弓矢を操る「フードの男」として、街を汚す悪党たちに制裁を加えていくのです。
見どころ
弓矢のヒーローと言えば、ロビン・フッドや『ハンガー・ゲーム(2012年)』のカットニスを思い出す方もいると思いますが、オリバーの場合は、プレイボーイと謎のヒーローという2面性があり、一味違った面白さが見どころです。また、オリバー役のスティーヴン・アメルは、アメリカ版『SASUKE』にも出演するほど、アクションシーンのために日々厳しいトレーニングを積みました。
APB/エー・ピー・ビーハイテク捜査網【2017年】
あらすじ
ハイテク企業の実業家、ギデオン・リーヴス(ジャスティン・カーク)は、親友が強盗に襲われ、殺害されるのを当たりにします。捜査が一向に進まないことに苛立ちを覚えたギデオンは、時代遅れの警察のやり方に失望し、市警の一画となる13分署を丸ごと買収してしまいます。そして、専門分野のハイテク技術を導入し、ベテラン女刑事テレサ(ナタリー・マルティネス)を軸に、21世紀型の捜査班を作り上げていくのです。
見どころ
本作は、アクション映画『ダイ・ハード4.0(2007年)』で知られるレン・ワイズマンが、自らメガホンを取り話題になっています。本作中に登場するドローンの犯人追跡や、遠距離射撃可能の新型テーザーガンなど、近い将来に使われるかもしれないという、一味違ったハラハラ感と共に楽しめるのも見どころです。また、天才エンジニアとベテラン女刑事のコンビがどう育っていくのか、これからが楽しみでもあります。
Zネーション【2014年〜】
あらすじ
ゾンビウイルスが世界に蔓延してから3年後の世界。人類は絶滅の危機にさらされていました。ポーツマス海軍刑務所の感染対策研究室に、ハモンド中尉(ハロルド・ペリノー)が、ある男とゾンビから逃げてきました。ハモンドはニューヨークからカルフォルニアまで、この男を移送する命令を受けて来たというのです。この男はゾンビに襲われても感染しない唯一の人間で、その抗体からワクチンを作ろうという訳だったのです。
見どころ
ゾンビものが数多くある中で、ユニークなのがそのゾンビの種類。赤ちゃんゾンビ、ゾンビ竜巻、ゾンビ津波、熊のゾンビなど、思わずクスッと笑ってしまうようなゾンビが登場するのが特徴で、ゾンビが苦手な人にも、一度は見て欲しい作品になっています。また、やみくもにただ逃げ惑うサバイバルドラマではなく、ワクチンを作りに行くという目的がしっかりしているので、飽きずに観れること間違いなしです。
ブラインドスポット タトゥーの女【2015年】
あらすじ
ニューヨークのタイムズ・スクエアの路上に置かれたバッグの中から、全身タトゥーの全裸の女性が現れます。身元不明の意味で使われる名前ジェーン・ドウ(ジェイミー・アレクサンダー)と呼ばれることになった彼女は、記憶喪失の状態でした。しかし、このタトゥーには暗号が隠されていたのです。その謎をFBI捜査官と共に、明らかにしていく度に起こる凶悪犯罪。ジェーンとFBI捜査官は、タトゥーに導かれるように事件を解決していきます。
見どころ
『ARROW/アロー(2013年)』や『THE FLASH/フラッシュ(2016年)』を手掛けているグレッグ・バーランティが製作総指揮を務め、本作の舞台となっているニューヨークも、彼の出身地であり、観光名所や街並みが度々映し出されています。ヒーローものを手掛けてきたグレッグが、ヒーローのいない作品を、迫力あるアクションシーンを交えて作り上げているところに注目です。
ザ・ユニット【2006〜2009年】
あらすじ
「ユニット」とは、米国陸軍の特殊部隊で、兵士たちは高度な訓練を受けている者ばかり。彼らは、決して明るみに出ることのない危険な任務を遂行するのです。隊長のジョナス(デニス・ヘイスバート)は、新人隊員のボブ(スコット・フォーリー)と共に射撃訓練をしていました。その時、アイダホで貿易使節団が乗った飛行機がハイジャックされたとの連絡を受け、ユニットが出動するのでした。
見どころ
映画『アンタッチャブル(1987年)』や『ハンニバル(2001年)』の脚本を手掛けたデイビッド・マメットが、製作総指揮を務めている本作は、戦闘シーンを実在する極秘組織デルタフォースの元メンバーが監修するなど、アクションシーンをリアルに再現しているところが見どころになっています。また、戦闘シーンでは欠かせない、武器のクオリティーも高く、注目していただきたいところです。
ゴッサム【2014年〜】
あらすじ
ゴッサムシティの新米刑事、ジェームズ・ゴードン(ベン・マッケンジー)は、ウェイン夫妻の殺人事件を担当することになりました。夫妻の息子、ブルース(デヴィッド・マズーズ)は、目の前で両親を撃ち殺され震えています。その様子を見たゴードンは、自分も同じ位の歳に父親を亡くしていることから、ブルースの気持ちが痛いほど伝わり、彼に犯人逮捕を強く誓うのでした。
見どころ
製作総指揮と脚本は『メンタリスト(2010年)』のブルーノ・ヘラー。本作はバットマン誕生前のゴッサムシティを描いているアクションドラマで、新米刑事のゴードンは、後のゴッサムシティ市警の本部長として、バットマンと協力し活躍する人物です。この町が何故バットマンを必要としたのか、若きゴードンの目を通して楽しめます。
ザ・ラストシップ【2014年〜】
あらすじ
トム・チャンドラー(エリック・デイン)艦長と、研究者レイチェル・スコット博士(ローラ・ミトラ)は、北極海での極秘任務に就いていました。4カ月にも及ぶ任務が終わり帰還する時、チャンドラー艦長は博士からある事実を聞かされます。この4カ月の間に地球では未知のウイルスが大流行し、人類の80%が死滅したというのです。博士が乗船していたのはそのワクチンを作るため。彼らはまさに人類にとって最後の希望となったのです。
見どころ
『トランスフォーマー』シリーズのマイケル・ベイ監督が、初めてテレビ界に進出した作品で、壮大な戦闘シーンは映画を観ているようで手に汗握ること間違いなしです。シーズン3では、メインゲストとして真田広之が出演していることも見どころで、銃のアクションは、本物のマシンガンを撃つため、訓練を受けたといいます。空砲とはいえ、本物さながらの銃アクションは見逃せません。
シカゴ・ファイアー【2012年〜】
あらすじ
シカゴの消防署の消防隊長マット・ケイシー(ジェシー・スペンサー)と、救命隊長ケリー・セブライド(テイラー・キニー)は、過去の火災現場で仲間を失って以来、険悪な仲になってしまいました。そんなある日、ケイシー隊長と副隊長のハーマン(デビッド・エイゲンバーグ)が、火災現場で危機的状況に陥ってしまいます。2人はセブライドに救われ、ケイシーとの対立も治まり、協力してシカゴの町を守っていくのです。
見どころ
刑事・法廷ドラマの『LAW & ORDER :性犯罪特捜班(2004年)』の企画・製作総指揮であるディック・ウルフが手掛けていることもあり、本作とのクロスオーバー・エピソードもあります。さらに、同じシカゴを舞台としている『シカゴP.D.』や『シカゴMed』がスピンオフとして製作されるなど、人気が広がっています。犯罪ドラマや医療ドラマが多い中、消防隊や救急隊に的を当てたスピード感のあるシーンは、今までになく、今作品の見どころです。
シャナラ・クロニクルズ【2016〜年】
あらすじ
時は、数千年後の未来の話。地球では、核戦争によって文明が壊滅し、4つの種族と人間族が共存し、平穏が保たれていました。しかし、エルフ族が大切にしてきた大樹エルクリスが枯れ始めると、かつて追放されたデーモンたちが再びこの世に蘇り始めてしまうのです。これを阻止しようと半分エルフの少年ウィル(オースティン・バトラー)を中心とした、種族の若者たちが立ち上がるのです。
見どころ
『アイアンマン』シリーズをヒットに導いた、ジョン・ファヴローが製作総指揮に加わり、注目を集めている本作は、エルフやドワーフが登場するなど、映画『ロード・オブ・ザ・リング』を彷彿とさせるような世界観を持っていますが、製作総指揮を務めるアルフレッド・ガフは「むしろ『スター・ウォーズ』と同種だ」と語っています。
最後に
『ARROW/アロー』のようなヒーロー物のアクションもあれば、『キャッスル』や『ブラインドスポット』のような犯罪もののアクションもあり、アクションには私たちに非現実世界を体感させてくれる大きな役割があるのかもしれません。是非この機会にdTVでご自身の好みを発見してみてください。
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