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映画「僕だけがいない街」
フジテレビさんで始まりました☺️#藤原竜也 #僕だけがいない街 #僕街#リバイバル pic.twitter.com/gO20DozSMa— 藤原竜也 STAFF (@fujiwara_staff) 2017年7月11日
藤原竜也 STAFF公式Twitterアカウント（@fujiwara_staff）より
15歳の時に舞台『身毒丸（1997年）』で衝撃のデビューを果たして以来、舞台俳優として国内外で高い評価を受け、今ではドラマや映画でも数々の話題作に出演しています。
今回はそんな藤原竜也が出演するおすすめ映画を10作品をピックアップし、その魅力に迫ります。
目次
バトル・ロワイアル【2000年】
あらすじ
某国の教育改革法（通称BR法）は、毎年全国の中学から1クラスを選び出して最後の1人になるまで殺し合いをさせる法律です。岩崎学園中学3年B組の七原秋也（藤原竜也）は、修学旅行先に向かうバスの中で突然睡魔に襲われ見知らぬ教室で目覚めます。動揺する生徒の前に現れた前担任キタノ（北野武）は、このクラスが今年のBR法に選ばれたことを告げるのでした。
見どころ
深作欣二監督の遺作。中学生が主人公という設定と、少年犯罪が社会問題になり始めた時代背景とが重なり注目を集めた作品です。当時18歳の藤原竜也がその実力を発揮して数々の新人賞に輝きました。他にも共演した柴咲コウ、栗山千明、塚本高史等が注目を集めるきっかけになった映画です。
SABU～さぶ～【2002年】
あらすじ
舞台は江戸下町。器用で頭のよい栄二（藤原竜也）と不器用でおっとりしているさぶ（妻夫木聡）は、幼い頃から表具屋で住み込み、奉公をしながら支え合って懸命に生きてきた親友でした。そんなある日、栄二が盗人の汚名をきせられて寄せ場送りになってしまいます。絶望して人間不信に陥った栄二は、面会に通うさぶにも会おうとはしませんでした。
見どころ
山本周五郎の代表作が原作の時代劇。当時単発ドラマとして放映された本作の評判が高く、急遽映画館で公開されました。我が身の不運と真犯人を激しく憎んでいた栄二が、人々の人情に触れながら成長していく姿を描いた物語です。藤原竜也が舞台で培った演技力を活かして、栄二の激しく揺れる心情を好演しています。
デスノート the Last name【2006年】
あらすじ
頭脳明晰で正義感の強い夜神月（藤原竜也）が拾ったノートは、名前を書いた人間を殺すことができるという、死神が落とした"デスノート"でした。月はデスノートを使って法では裁けない犯罪者を次々に処刑し、理想の社会を実現しようとします。しかし月の犯罪を阻止しようと、天才探偵のL（松山ケンイチ）が彼の前に立ちはだかるのでした。
見どころ
世界累計発行部数が3000万部という大人気漫画を実写化した映画。多くの原作ファンを唸らせた藤原竜也と松山ケンイチの圧巻の演技に注目です。夜神月と探偵Lという、2人の天才が繰り広げる壮絶な頭脳対決も文句なしに見応えがあります。
カイジ 人生逆転ゲーム【2009年】
あらすじ
知人の借金の連帯保証人になったせいで、多額の債務を背負わされたフリーターのカイジ（藤原竜也）。金融会社社長の遠藤（天海祐希）は、返済能力のないカイジに豪華客船で行われるギャンブルに参加することを勧めます。人生を変えようと船に乗り込んだカイジでしたが、集まったプレイヤー達は一攫千金を狙う曲者ばかりでした。
見どころ
心理戦を演じさせれば右に出る者がいないほどの、卓越した演技力を見せる藤原竜也。彼が演じるカイジが、人生を掛けた奇想天外なゲームに参加して何度も迷い窮地に立たされる様子は最後まで目が離せません。また香川照之、天海祐希、松山ケンイチ等の名優が共演し、物語に更なる深みを加えています。
インシテミル 7日間のデス・ゲーム【2010年】
あらすじ
コンビニで声をかけてきた祥子（綾瀬はるか）の誘いを受け、結城（藤原竜也）は時給11万2000円という高額バイト"7日間の心理学実験"に参加します。閉ざされた建物の中で24時間の監視を受けながら過ごすだけだと思っていた結城。しかし当日集まった10人の参加者の前には、鍵のかからない部屋と凶器が用意されていました。そして2日目の朝に1人の他殺体が見つかり、実験がスタートするのでした。
見どころ
次々と起こる不可解な死によって参加者全員が疑心暗鬼に陥ります。そんな中で繰り広げられる心理戦にハラハラし、ラストのどんでん返しに驚くことでしょう。人間の心理の脆さを見せつけられる作品です。藤原竜也をはじめ、綾瀬はるか、石原さとみ、武田真治、北大路欣也ら豪華キャスト10人の共演が話題になった映画です。
藁の楯 わらのたて【2013年】
あらすじ
『この男を殺して下さい。御礼として10億円お支払いします。』という新聞広告で名指しされた凶悪犯の清丸国秀（藤原竜也）は、命の危険を感じて潜伏先の福岡で出頭します。危険を伴う清丸の東京護送の任務に選ばれたのは、銘苅一基（大沢たかお）、白石篤子（松嶋菜々子）ら5人のSPでした。そして清丸の護送が開始された直後、最初の襲撃が起こります。
見どころ
木内一裕の同名小説を三池崇史が監督しました。「日本の全国民に嫌われたい」と宣言した藤原竜也の怪演が光る映画。宣言通り、実際に作品を観た人からも「清丸が人間として最低すぎる」と声が上がりました。従来の邦画のスケールを超えた、銃撃戦や爆発炎上シーン等アクションも見応えのある作品に仕上がっています。
MONSTERZ モンスターズ【2014年】
あらすじ
視界に入る人間を眼差し１つで思いのままに操れる能力を持つ"男"（藤原竜也）は、子供時代に特殊能力を恐れた親から見捨てられ孤独に生きていました。そんなある日、初めて自分の能力が通用しない相手、田中終一（山田孝之）と出会います。愕然とする"男"は操れない終一に苛立ちを覚え、命を狙い始めるのです。
見どころ
初めて自分の思い通りに操れない終一と出会った"男"の苛立ちや執着を、藤原竜也が迫真の演技で好演しています。また眼差しひとつで自由に相手を操るという設定なので、アップで映し出される彼の表情に圧倒されてしまうことでしょう。
ST赤と白の捜査ファイル【2015年】
あらすじ
警視庁科学特捜班（ST）は、天才法医学者の赤城左門（藤原竜也）を筆頭にキャップの百合根友久（岡田将生）を含めた個性派ぞろいの6人で構成されています。過去に数々の難事件を解決してきたSTですが、百合根が内示を受けてチームを抜ける事になりました。そんな矢先、ある事件の容疑者として赤城が逮捕されてしまいます。
見どころ
今野敏の「ST 警視庁科学捜査班」シリーズを原作とした人気ＴＶドラマの劇場版。天才だが対人恐怖症の赤城と、真面目でチームの保護者のような役割を担う百合根の掛け合いが絶妙です。藤原竜也が珍しくコミカルな一面を見せてくれる貴重な1本と言えます。
僕だけがいない街【2016年】
あらすじ
漫画家志望の藤沼悟（藤原竜也）はタイムリープする「再上映（リバイバル）」という特殊能力の持ち主。これは自分の身近で事故や事件が起きると、その問題を解決するまで何度でも時間が巻き戻ってしまうという能力でした。ある日、悟の母・佐知子（石田ゆり子）が何者かに殺されリバイバル現象が始まります。しかし悟が戻ったのは、なぜか小学生時代だったのです。
見どころ
三部けいの人気漫画が原作の実写版。悟は母親を助けるために何度も現在と過去を行き来することになるので、数々の伏線が少しずつ明かされる過程に終始ハラハラドキドキしてしまうでしょう。そして驚愕のラストが待ち受けています。
22年目の告白－私が殺人犯です－【2017年】
あらすじ
1995年に東京で起きた5件の連続絞殺事件は、未解決のまま時効を向かえていました。しかし22年後、事件の内容を記した告白本が出版され、著者の曽根崎雅人（藤原竜也）が「私が犯人です」と名乗り出ます。華々しくメディアの前に登場した曽根崎を、当時担当刑事だった牧村航（伊藤英明）は鋭い眼差しで見つめるのでした。
見どころ
日本では2010年に殺人の公訴時効が廃止されましたが、そんな時代背景が物語に一層の真実味を与えています。藤原竜也と伊藤英明という名優2人の対決に、最後まで目が離せません。この作品で藤原竜也は日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しています。
最後に
気弱な青年から凶悪犯まで、どんな役柄でも確かな演技力で見事に演じきる藤原竜也。15歳での舞台デビューを以来、今でも着実に進化を重ねています。2018年は蜷川幸雄三周忌追悼公演『ムサシ』と舞台『レインマン』の公演が続き、スクリーンでの次なる活躍が待たれます。今後も藤原竜也は熱い注目を集め続けることでしょう。
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