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マリオン・コティヤールが気になったら…絶対観るべき映画10選

数々の名誉ある賞を受賞した経験を持つフランス生まれの名女優、マリオン・コティヤール。『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜(2007年)』では主人公エディット・ピアフ役を演じ、見事この映画でアカデミー賞主演女優賞を受賞しました。

かのクリストファー・ノーラン監督の『インセプション(2010年)』、『ダークナイト ライジング(2012年)』といった人気映画にも出演。そんな順調なキャリアを積み重ねている、マリオン・コティヤールの出演映画をまとめてみました。

エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜【2007年】

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あらすじ

幼少期に母に捨てられ親族の経営する売春宿で育ったエディット(マリオン・コティヤール)。やがて歌手を目指す母を真似て、ストリートで歌い始めたエディットに声がかかります。決して順風満帆とは言えない人生を送ってきた彼女。後にはフランスの歌姫ともなるエディットの生涯とはいかなるものだったのでしょうか…。

見どころ

この映画でマリオン・コティヤールはアカデミー賞主演女優賞を受賞しましたが、その他にも英国アカデミー賞主演女優賞やフランスのセザール賞主演女優賞など10以上もの賞を受賞しました。彼女の知名度が大きく上がった作品です。



インセプション【2010年】

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あらすじ

ドミニク・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は相手の夢に入り込み、情報を引き出すことができる諜報員でした。そこに日本人実業家サイトー(渡辺謙)が情報を引き出すのではなく、記憶を植え付ける仕事を依頼してきます。
コブはチームを組み綿密な計画を立て作戦を実行しようとしますが、夢の中に亡き妻モル(マリオン・コティヤール)が現れるなど波乱に巻き込まれます。

見どころ

クリストファー・ノーラン監督のサスペンス映画。マリオン・コティヤールはコブの亡き妻モルを演じ、コブを撹乱します。レオナルド・ディカプリオやトム・ハーディ、日本の渡辺謙など数多くの名俳優が出演する人気の作品です。

ダークナイト ライジング【2012年】

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あらすじ

ほぼ全ての犯罪が根絶されたゴッサム・シティ。しかしベイン(トム・ハーディ)率いる黒幕によって無政府状態に陥ってしまいます。ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)はバットマンとして活動をやめ、ウェイン産業の職務からも遠のいた生活を送っていました。しかし、事態を聞いて再起をはかりゴッサム・シティを救おうとします。

見どころ

『バットマン ビギンズ(2005年)』、『ダークナイト(2008年)』に続く第3作として注目を浴びた『ダークナイト ライジング(2012年)』。マリオン・コティヤールはウェイン産業の一役員として登場しますが、その役回りは実に奇妙なもので最後まで目が離せません。ダークナイトシリーズの中でも必見の映画です。

マリアンヌ【2017年】

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あらすじ

第二次世界大戦下、工作員のマックス・ヴァタン(ブラッド・ピット)は、自分の妻マリアンヌ(マリオン・コティヤール)が敵のスパイと疑われていることを知ります。妻の潔白を証明し家族を守るためには、72時間以内に証拠を見つけなくてはなりません。マックスのとった行動、そして2人を待っていた結末とは…。

見どころ

『バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年〜)』シリーズ、『フォレスト・ガンプ/一期一会(1995年)』などの名作を残すロバート・ゼメキス監督の作品。「戦争と家族」という重いテーマの下、2人の苦しい心情が細かに描かれています。

アサシン クリード【2017年】

アサシン クリード映画公式アカウント(@assassinscreedmovie)より

あらすじ

主人公カラム(マイケル・ファスベンダー)は殺人を犯し死刑が執行されました。死んだと思った彼が目を覚ましたのは、スペインの大企業の医務室。そしてソフィア・リッキン博士(マリオン・コティヤール)が現れて「エデンの果実」を入手するミッションを依頼されます。

そこでカラムは「アニムス」と呼ばれる遺伝子記憶の再現装置に接続され、先祖の記憶を追体験することに。そこから紐解かれていく「エデンの果実」の本当の力、そして先祖に流れる血の謎とは…。

見どころ

大人気ゲームソフト「アサシン クリード」を原案としたSFアクション映画。マリオン・コティヤールは博士役を演じますが、今までの映画に出てくる彼女とはかなり雰囲気が違っていて、一見彼女とはわからないかも?

エヴァの告白【2014年】

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あらすじ

ポーランドからアメリカへ移民として入国したエヴァ(マリオン・コティヤール)は、強制送還されるところをブルーノ(ホアキン・フェニックス)に助けられます。
しかしブルーノは売春を斡旋していたため、売春婦となったエヴェに強く恨まれます。ところが、恨まれる中でもブルーノは次第にエヴァを愛していくように。そんな中、彼のいとこであるオーランド(ジェレミー・レナー )が登場し、彼女との中を深めていきます。彼らの中で巻き起こる騒動の結末とは…。

見どころ

フランス生まれのマリオン・コティヤールは、ポーランド人であるエヴァを演じるにあたりドイツ語なまりのあるポーランド語をマスターしたそうです。ヨーロッパの言語の中でも難しいポーランド語を短い期間にマスターするなど、彼女の聡明さがあらわれています。

サンドラの週末【2015年】

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あらすじ

休職していたサンドラ(マリオン・コティヤール)は突然、上司に解雇を告げられます。困った彼女はこのまま働かせてもらうことを懇願すると、同僚の計らいによりサンドラが仕事を続けられるかどうかを投票で決めることになりました。
同僚の過半数がボーナスを放棄して、サンドラを職場復帰させることに賛同できればサンドラは解雇を免れることに。翌週の月曜日の投票に向けて、彼女は同僚たちを説得しに回ります。

見どころ

家族に支えられながら説得に回るサンドラの姿に、マリオン・コティヤールの演技が光ります。そしてこの映画でマリオン・コティヤールは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされました。家族の気持ち、同僚の気持ち、どちらも理解しているからこそ生まれるサンドラの葛藤。それを完璧に演じ尽くすマリオン・コティヤールから目が離せません。

パブリック・エネミーズ【2009年】

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あらすじ

1930年台アメリカ、銀行強盗のジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)は犯罪者でありながら、世間ではスターのようにもてはやされていました。そんな彼を捕まえるべく、ギャングの一味を殺したメルヴィン・パーヴィス捜査官(クリスチャン・ベール)に期待がかかります。

その間デリンジャーはビリー・フレシェット(マリオン・コティヤール)という魅力的な女性に出会い、恋に落ちます。逮捕されても脱獄しビリーのもとへ向かうデリンジャー、執念をもって追跡するパーヴィス。そんな2人の駆け引きの結末とは…。

見どころ

これは実在した犯罪者ジョン・デリンジャーを主人公に描いたノンフィクション映画です。代表作として『ヒート(1996年)』、『コラテラル(2004年)』が挙げられるマイケル・マン監督の作品で、俳優、脚本どちらをとっても見ごたえのある作品です。

コンテイジョン【2011年】

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あらすじ

世界各地に突如として広まり始めたウイルスによって世界は混乱に陥ります。自分の命をも犠牲に、感染経路やワクチン作成に全力を尽くすレオノーラ・オランテス医師(マリオン・コティヤール)。大切な家族を守ろうとするミッチ・エムホフ(マット・デイモン)。感染による混乱を逆手に株価を操り、金儲けを目論むアラン・クラムウィディ(ジュード・ロウ)。それぞれの時間軸で物語は進んでいきますが…。

見どころ

マット・デイモンとジュード・ロウの共演ともあり、2人のファンには必見の作品となるでしょう。またパニック系の映画として批評家の中でもかなり評価が高く、同ジャンルの映画が好きだという方にもおすすめです。

NINE【2010年】

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あらすじ

映画監督グイド(ダニエル・デイ=ルイス)はスランプに陥り、新作映画の制作に行き詰まって逃げ出してしまいます。そして逃亡先のホテルに愛人カルラ(ペネロペ・クルス)呼びますが、妻ルイザ(マリオン・コティヤール)と鉢合わせ。妻は愛想を尽くし飛び出してしまうのです。
心の支えを失ったグイドは、新作映画の制作中止を発表。しかし数年後、当時の衣装デザイナーだったリリー(ジュディ・デンチ)に惹かれ…。

見どころ

アカデミー賞主演・助演女優賞を受賞した経験を持つ、数多くの女優が出演しています。また主人公を演じるダニエル・デイ=ルイスは、アカデミー賞主演男優賞を3回受賞している唯一の俳優であり、その点だけでも必見の価値ありです。映画製作を取り巻く事情を垣間見ることができ、映画ファンの興味をそそる作品と言えます。

最後に

以上10作品を紹介しました。ここでは主に近年の作品を紹介しましたが、演劇学校を首席で卒業し、映画に出演したての頃の彼女の作品もまた多くあります。より興味を引かれた方はぜひそちらの方もチェックしてみてはいかがでしょうか。