そんなシガニ―・ウィーバーの魅力が詰まった映画10選をご紹介します。
目次
エイリアン【1979年】
あらすじ
搭乗員7名を乗せた宇宙貨物船ノストロモ号は、調査を完了し地球へと帰還するところでした。しかしその途中である惑星からの信号を受信。彼らは帰還を一時中断し、信号の発信源を調べるべく調査を開始します。
しかし、降り立った惑星で彼らが発見した謎の存在が、この船を危機に陥れることに…。
見どころ
シリーズ最新作が2017年に公開された、長きに渡って愛されるシガニーの代表作。
『エイリアン(1979年)』から『エイリアン4(1998年)』まで主人公のリプリーを演じ切ることで彼女を代表するキャラクターとなり、同時にトップ女優へと押し上げた作品になりました。
本作は「エイリアン」という言葉を全国へと広め、さらに当時のアカデミー賞視覚効果賞を始めとする各賞を受賞。
ゴーストバスターズ【1984年】
あらすじ
超常現象を研究するピーター・ヴェンクマン(ビル・マーレイ)は、大学から追放されるも幽霊退治を専門に取り扱う会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げます。最初はほとんど依頼が来ませんでしたが、ある幽霊退治に成功してから次々と舞い込むようになります。
見どころ
本作ではサブキャラクターとして出演するシガニーですが、その存在感から第1作目と第2作目に同役で出演しています。「ゴーストバスターズ」に最初に依頼を持ち込み、その後取り憑かれてしまう役をセクシーに演じています。
2016年に公開されたリブート版では、カメオ出演という形でメインキャラクターの恩師レベッカを演じ、ファンには堪らない出演になりました。
愛は霧のかなたに【1989年】
あらすじ
野生のゴリラの調査に参加する動物学者のダイアン・フォッシー(シガニー・ウィーバー)。彼女はルワンダの地でゴリラたちに出会うも兵士に追いやられたり、親しくなったゴリラの子どもを連れ去られたりと、多くの困難に直面します。それでもゴリラへ愛を与え続け信頼を得るようになりますが、ある時バイヤーにより1頭のゴリラが殺されてしまいます。
見どころ
マウンテンゴリラに人間以上の愛を注いだ、実在した動物学者ダイアン・フォッシーを描いた感動作品。シガニーは本作で、本物のゴリラとともにスクリーンに映るといった偉業を成し遂げており、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞しています。
実在するダイアンはその後、何者かに殺されるといった悲しい結末を迎えていますが、ゴリラにかける思いはシガニーがしっかりと受け継いでいます。
ワーキング・ガール【1989年】
あらすじ
人一倍頑張り屋ですが仕事に恵まれないテス(メラニー・グリフィス)は、会社で問題児として扱われていました。そんな彼女はある日、新しい上司としてやってきた同年代のキャサリン(シガニー・ウィーバー)と意気投合。しかしテスはキャサリンのある秘密を知ってしまい、直後にキャサリンは怪我で会社を休んでしまいます。
あらすじ
投資銀行に勤める女性が主人公のラブコメディ。
ある秘密を抱える上司を演じるシガニーは、今作でゴールデングローブ賞助演女優賞を受賞します。また作品としても、ゴールデングローブ賞作品賞を含むいくつもの賞に輝いており、コメディとはいえ高い評価を獲得。当時の時代背景をよく見ることができる作品です。
アイス・ストーム【1997年】
あらすじ
一見するとどこにでもいる4人家族。しかし実際は父親は不倫に溺れ、母親は更年期障害、奥手な息子と性に興味を持つ娘という穏やかではない家族でした。降りしきる雨が氷結する「アイス・ストーム」が訪れる晩、ある事件が起こります。
見どころ
一家の裏の顔を描くじんわりとした陰鬱さが漂う作品。
それが裏の顔なのか本来の姿なのか、とにかく淡々とした不思議な演出でそれぞれの家族のストーリーを描きます。
カンヌ国際映画祭にて脚本賞を受賞し、シガニーは本作で英国アカデミー賞助演女優賞を受賞しています。
アバター【2009年】
あらすじ
地球から遠く離れた惑星パンドラには、莫大な資源が眠っています。それを突き止めた人間は先住民たちと接触を図るため、彼らにそっくりな姿になる「アバター計画」を開始。ジェイク(サム・ワーシントン)もその計画に参加しますが、人間と先住民たちとの激しい戦いが始まっていき…。
見どころ
世界興行収入歴代1位の映画界の歴史に名を残す名作。シガニーは「アバター計画」の責任者グレイス博士を演じています。人間ですが先住民から一定の信頼を得る、彼女の二面性を上手く演じており注目です。
2009年に公開された本作は続編の制作が決定しており、シガニー本人から出演が発表されているため、今後の展開にも期待がかかります。
キャビン【2013年】
あらすじ
鬱蒼とした森の中にある小屋へとやって来たのは5人の若者たち。夜になりパーティが始まるとともに突然地下への扉が音を立てて開きます。誘われるように中へ入ると、そこは気味の悪い物置小屋のようでした。5人は部屋へ戻り再びパーティを開始。
地下深くではモニター越しに彼らを監視する怪しい人たちの姿が、そしてパーティから抜け出してきたカップルが突然何者かに襲われるという事態に…。
見どころ
異色のホラー映画として大きな話題を集めた作品。
シガニーが出てくるのは意外な所で、ほとんど出番はありません。しかし彼女は本作で非常に重要なキャラクターを演じ、少ない出番にも関わらず大きな存在感を示しています。
ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK-The Touring Years【2016年】
あらすじ
1960年代、そして70年代を代表するロックバンド「ビートルズ」。世界を虜にした彼らのかつての栄光にスポットを当て、同時に現在まで語り継がれるエピソードの数々をインタビューを通して紹介しています。懐かしのライブ映像から彼らにまつわる秘話まで、日本にも強く関係している彼らの雄姿を再び。
見どころ
『インフェルノ(2016年)』、『白鯨との闘い(2016年)』など数々の名作を世に放つロン・ハワード監督によるドキュメンタリー映画。
主演はタイトルの通りビートルズですが、10代の頃彼らの公演に足を運んだということでシガニーがインタビューを受ける形で出演。ビートルズの伝説に触れる瞬間ではありますが、スクリーンで素のシガニーを見られる貴重な作品でもあります。
怪物はささやく【2017年】
あらすじ
病に侵されている母親(フェリシティ・ジョーンズ)と2人きりで暮らす少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)。ある晩、彼の元に現れた巨大な怪物と不思議な約束を交わします。「これから一晩に1つ、物語を聞かせる。そして4つ目の物語はコナー自身が自身の"真実"を語るのだ」と。
見どころ
ベストセラー小説「永遠のこどもたち」を実写化した作品。
現実と幻想が入り混じる中、コナーの葛藤と母親の苦しくも幸せに満ちた人生が描かれています。シガニ―は、娘に厳しく当たりながらも愛をさらけ出すコナーの祖母として登場。
スペインの権威ある賞、ゴヤ賞から9部門を受賞する驚異的な作品で、本作を象徴する巨大な怪物の声をリーアム・ニーソンが演じています。
バッドトリップ!消えたNO.1セールスマンと史上最悪の代理出張【日本未公開】
あらすじ
セールスマンのティム(エド・ヘルムズ)はある日、急死した同僚の代わりにアメリカ相互保険協会の大会に出場し、プレゼンすることを命じられます。3年連続優勝を果たしている自身の会社。もちろん今度の大会でも優勝を狙わなければならず、もし逃せばクビだと告げられてしまいます。
見どころ
シガニーは主人公ティムの恋人メイシーとして出演。彼のかつての教師であり、現在は本気の恋ではなく遊びという立場のドライな女性を演じています。日本での劇場公開はされていませんが、非常に高い評価を獲得したコメディ映画です。
最後に
ほんの少しの登場でも大きな存在感を見せている女優シガニー・ウィーバー。映画を中心にハリウッドの中でもベテラン女優の1人として活躍しています。
2017年にはテレビシリーズ「ザ・ディフェンダーズ」で重要なキャラクターを演じ、その変わらぬ姿や魅力で存在感を放っています。彼女が映画で演じるさまざまなキャラクターをぜひ観てみて下さいね。
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