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女王の風格!ケイト・ブランシェットの美しさに迫る10作品

『キャロル(2016年)』、『マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年)』など話題作に出演し、際立つ美しさを見せるケイト・ブランシェット。純粋な主人公の時も、時折見せる極悪な悪役の時も変わらない存在感を発揮する姿に、多くのファンが魅了されています。今回は、そんなケイト・ブランシェットの出演映画を10作品紹介します。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生【2008年】

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あらすじ

80歳の男性として生まれ、歳を重ねるごとに若返る人生を送るベンジャミン(ブラッド・ピット)。運命的に出会ったデイジー(ケイト・ブランシェット)という女性と恋に落ちたベンジャミンでしたが、若返ってしまう彼の運命が2人の関係を引き裂くことになるのでした。

見どころ

原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説。デヴィッド・フィンチャー監督とブラッド・ピット主演という『セブン(1995年)』や『ファイト・クラブ(1999年)』でも見られたコンビの作品です。出会いと別れを繰り返し、後には戻れない人生を送るベンジャミンの切ない人生につい涙してしまう1作。ケイト・ブランシェットは、不思議な男性に魅了される一途な女性デイジーを演じています。



オスカーとルシンダ【1998年】

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あらすじ

牧師の家で厳格に育ったオスカー(レイフ・ファインズ)は、学費のために競馬に手を出したことをきっかけにギャンブルにのめり込んでしまいます。そんなある日、ギャンブル好きな女性ルシンダ(ケイト・ブランシェット)と出会い意気投合したオスカーは、その後人生を巡った大きな賭けをすることになるのでした。

見どころ

「ギャンブル」というテーマで描かれた一風変わったロマンス映画です。主人公オスカーを演じたのは、『ハリー・ポッター』シリーズのヴォルデモート役でお馴染みのレイフ・ファインズ。本作で、ケイト・ブランシェットはオーストラリアの芸術アカデミー賞主演女優賞にノミネートを果たしており、彼女の魅力を大いに発揮した作品とも言えます。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国【2008年】

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あらすじ

ソ連兵に拉致されたインディ・ジョーンズ(ハリソン・フォード)と相棒マック(シャイア・ラブーフ)。機密倉庫に保管されている10年前に発掘された謎のミイラを探すよう言われた2人が見つけたのは、不思議な輝きを放つクリスタルの頭蓋骨でした。その後なんとか隙を見つけ、ソ連兵の拘束から逃げ出したインディとマットでしたが...。

見どころ

スティーヴン・スピルバーグとジョージ・ルーカスによる大人気シリーズの第4弾。『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年)』から19年の時を経て続編が公開された本作は、インディと仲間たちの冒険を描いたSF要素の強い作品となっています。インディをしつこく狙うソ連の女軍人役を演じたケイト・ブランシェットは、おかっぱ頭に軍服という特徴的なスタイルでひと際異彩を放っています。

ブルージャスミン【2014年】

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あらすじ

夫が逮捕され全財産を失くしたジャスミン(ケイト・ブランシェット)は、金も仕事もないまま妹ジンジャー(サリー・ホーキンス)の元へ身を寄せることに。通い始めたパソコン教室の友人に誘われたパーティで、外交官のドワイト(ピーター・サースガード)と出会い、彼女の人生が変わり始めます。

見どころ

ウディ・アレン監督作品。ケイト・ブランシェットは本作でアカデミー賞主演女優賞を受賞しています。夫とお金を失いながらもブランド品を使っている姿や、生活水準を落とさないように葛藤するジャスミンのプライドに、女性なら共感できる部分も多いはず。人生をやり直そうと葛藤する中で、浮き彫りになっていく彼女の過去や心の闇が描かれています。

エリザベス【1998年】

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あらすじ

16世紀のイングランド。宗教抗争が激化する中で、プロテスタントを支持し幽閉されていたエリザベス(ケイト・ブランシェット)でしたが、腹違いの姉メアリー女王が病死したことで新女王となります。財政難に陥ったイングランドを立て直そうと奮闘しますが、国の信仰をプロテスタントに統一したことでローマ教皇と対立することになるのでした。

見どころ

国に尽したエリザベス1世の姿を描いた作品。セリフの一言一言に女王として国を思うエリザベスの威厳が感じられます。また、当時の煌びやかな人々の様子を再現した衣装やメイクが注目を集め、アカデミー賞メイクアップ賞を受賞。2008年には、本作と同じキャストで作られた続編『エリザベス:ゴールデン・エイジ』も公開されています。

シンデレラ【2015年】

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あらすじ

両親を病気で亡くしたエラ(リリー・ジェームズ)は、父の2人目の妻トレメイン(ケイト・ブランシェット)とその娘たちと暮らしていました。ある日、意地悪なトレメインらにこき使われ我慢の限界となり屋敷を飛び出してしまいます。彷徨っていた森の中で、エラはある素敵な男性に出会うのでした。

見どころ

世界的な童話「シンデレラ」をディズニーが実写映画化し大ヒット。当時あまり有名ではなかったリリー・ジェームズが、シンデレラ役に抜擢されたことで話題になりました。舞踏会で華やかなドレスを身に纏ったシンデレラの姿にはつい見とれてしまいます。

ロード・オブ・ザ・リングシリーズ【2002年~2004年】

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あらすじ

ホビット族の少年フロド(イライジャ・ウッド)は父からある指輪を受け取ります。その指輪はかつて世界を支配していた闇の冥王サウロンが作り出した、世界を滅ぼす魔力を秘めた"ひとつの指輪"でした。その事実を知ったフロドと魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)は、指輪を破壊するため果てしない旅へと動き出します。

見どころ

映画史に残る壮大な物語で2002年からの全3作、そして前日譚となる『ホビット』シリーズ全3作が作られ、いずれも大ヒットを記録した作品です。ケイト・ブランシェットはシリーズを通して、エルフ族で最高位に君臨し、エルフの国を統一するガラドリエルを演じており、第1作から10年経った『ホビット』シリーズでも変わらぬ神々しさを披露しています。

アイム・ノット・ゼア【2008年】

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あらすじ

各地を放浪する1人の少年、ニューヨークでデビューを果たす青年、長きに渡り共に暮らした妻と別れた男性、エレキギターで新たな姿を披露するミュージシャン、都会を離れ以前の晴れやかな生活と距離を置く男。ボブ・ディランの様々な人格を投影した6つの物語が展開されます。

見どころ

世界的なミュージシャンとして活躍し、多くの人に影響を与えたボブ・ディランの半生を描いた伝記映画です。主人公のボブ・ディランを6人の俳優が演じるという異色の構成の本作。それぞれの時代を、クリスチャン・ベール、リチャード・ギアなど個性豊かな俳優が演じています。ケイト・ブランシェットは女性ながらボブ・ディランを演じ、男性としての歌声も披露しています。

キャロル【2016年】

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あらすじ

デパートで働くテレーズ(ルーニー・マーラ)は、たまたまお店に現れた人妻・キャロル(ケイト・ブランシェット)に心を奪われてしまいます。その後、距離を縮め心を開いていく2人でしたが、家庭がうまくいっていなかったキャロルは夫ハージ(カイル・チャンドラー)と娘の養育権問題で揉めることに。そんな中ハージは、キャロルとテレーズの仲を言及し親権を奪う申し立てをするのでした。

見どころ

女性同士の友情を越えた想いに焦点を当てたヒューマンドラマ。夫を嫉妬させてしまうほどの2人の情熱的な恋模様が描かれています。アカデミー賞ではケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラが揃って主演女優賞、助演女優賞にノミネートされるなど、メインキャスト2人に大きな注目が集まった作品です。

マイティ・ソー バトルロイヤル【2017年】

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マーベル公式Instagramアカウント(@marvel)より

あらすじ

神の国アスガルドに降り立った死の女神ヘラ(ケイト・ブランシェット)はアスガルドの破滅を目論み、ソー(クリス・ヘムズワース)と戦うことに。武器であるムジョルニアをヘラに破壊されたソーは、アスガルドから遠く離れた星へと飛ばされてしまいます。そこで彼の前に現れたのは...。

見どころ

マーベル・シネマティック・ユニバースの『マイティ・ソー』シリーズ第3弾。コメディ俳優でもあるタイカ・ワイティティが監督した本作はソーの心のうちをユニークに表現するなど笑いが満載の作品となっています。ケイト・ブランシェットはヘラの内側から滲み出る「悪」を器用に表現し、邪悪な敵を演じきりました。

最後に

以上、役柄1つでその姿から空気まで変えるケイト・ブランシェットの出演映画の中から10作品を紹介しました。どんな役を演じていても変わらない美しさがあり、女優としてのオーラを感じさせるケイト・ブランシェット。今後の活躍にも期待です!