プライベートでは現役で名門イェール大学とハーバード大学に合格し、女優業を続けながらハーバード大学を卒業。日本にも短期留学の経験もあり、日本語も話すことができる才色兼備の女性です。今回はそんな誰もが憧れる、ナタリー・ポートマンの美しさが際立っている映画10選をご紹介します。
目次
ブーリン家の姉妹【2008年】
あらすじ
16世紀のイギリス、アン(ナタリー・ポートマン)とメアリー(スカーレット・ヨハンソン)は片田舎に暮らす美しい姉妹。イギリス国王の後継問題に目をつけた父親トーマス(マーク・ライアンス)は、姉・アンを王の愛人とするべく画策します。王も美しいアンに一目惚れしますが予期せぬ事件が起こり、王は怪我を負うことに。そして妹・メアリーが王の看病をすると、王はメアリーにだんだんと心惹かれ…。
見どころ
ヘンリー8世を巡って繰り広げられる確執や愛憎劇。物語が進むにつれて、美しい姉妹の対照的な性格も際立ち、観ている側の心も翻弄されます。アンは聡明な女性なので、演じるナタリー・ポートマンの持ち味が生かされている作品です。
スカーレット・ヨハンソンとの初共演を果たしたこの作品は、公開初日から3日間で約820万ドルの興収を稼ぎ、その週末のランキングで4位につき、世界興収では約6800万ドルとなっています。
ニューヨーク、アイラブユー【2010年】
あらすじ
本作はニューヨークを舞台に、様々な愛の物語が展開していきます。
・第2話「ダイヤモンド街」
結婚を間近に控えているユダヤ教徒のリフカ(ナタリー・ポートマン)は、ジャイナ教徒のインド人マンスークバイ(イルファーン・カーン)にある悩みを打ち明けます…。
・第7話「アッパー・イースト・サイド」
元オペラ歌手イザベル(ジュリー・クリスティ)は自殺をしようとホテルに宿泊しますが、腰に障害のある外国訛りの若いホテルマン・ジェイコブ(シャイア・ラブーフ)と出会い…。
・第10話「ブライトン・ビーチ」
せっかちで心配性の妻・ミツィー(クロリス・リーチマン)と夫・エイブ(イーライ・ウォラック)の老夫婦は、歩きながら延々と口げんかを続けています。しかし2人が思い出の地に到着した途端に喧嘩をやめ…。
見どころ
様々な人が世界中から集まるニューヨークで、「愛」をテーマに描かれた短編集。複数の監督が短編映画を製作し、短編同士をシンクロさせ群像劇に仕上げている作品です。リフカが宗教の戒律に従うことに疑問を抱きつつも、自分の幸せを手にするために教義を受け入れるという複雑な役どころをナタリー・ポートマンは見事に演じきっています。
水曜日のエミリア【2011年】
あらすじ
弁護士として働いていたエミリア(ナタリー・ポートマン)は、会社の上司ジャック(スコット・コーエン)と恋に落ちて子どもを授かります。ジャックは妻子持ちでしたが、妻と離婚してエミリアと結婚。エミリアは無事に出産をしますが、幸せは長くは続きませんでした。その3日後に赤ん坊が亡くなってしまうのです…。
見どころ
ナタリー・ポートマンが、主演と製作総指揮を務めたヒューマンドラマ。『ジョン・カーター(2012年)』などの脚本を手がけているマイケル・シェイボンの妻アイアレット・ウォルドマンの小説を映画化した作品です。
略奪婚をするものの愛する我が子が命を落とし、その後もさまざまな困難に見舞われる女性をナタリー・ポートマンが演じています。
ブラック・スワン【2011年】
あらすじ
努力の末、バレエ「白鳥の湖」の主役を掴んだニナ(ナタリー・ポートマン)でしたが、なかなか官能的な黒鳥を演じられずにいました。演出家がライバルのリリー(ミラ・クニス)を褒めることでニナの嫉妬心に火がつきます。ニナは公演初日が近づくにつれ、どんどん感情のコントロールができなくなっていき…。
見どころ
プレッシャーに押しつぶされて自分を追い込んでいく姿を演じるナタリー・ポートマンの迫真の演技は素晴らしいの一言。第83回アカデミー賞では作品賞を含む5部門で候補に挙がり、アカデミー主演女優賞をはじめとする多くの賞を受賞しました。
ナタリー・ポートマンはこの役を演じるにあたり、1年に渡る過酷なバレエの特訓を行って約10kgの減量で身体作りをしたそうです。
抱きたいカンケイ【2011年】
あらすじ
幼馴染のアダム(アシュトン・カッチャー)とエマ(ナタリー・ポートマン)は幼少期からの仲良し。時が経ち、大学のホームパーティーで偶然再会するも恋愛関係には発展しませんでした。
その後社会人になったアダムは、ある日泥酔して、電話帳にいる女の子と一晩を楽しむと豪語し電話をかけ始めます。翌朝起きると、隣にはエマの姿が。体だけのラフな関係を求め楽しんでいた2人でしたが、だんだんと本気になってしまいます…。
見どころ
ナタリー・ポートマンが主演、製作総指揮を務めたラブストーリー。体の関係から始まる男女の恋愛模様をコメディタッチで描いています。恋愛で傷つきたくない故に恋愛できない女性をナタリー・ポートマンが演じ、「恋に落ちる」ことについて考えさせられる作品です。ナタリー・ポートマンのツンデレキャラを見たいという方は必見です。
マイティ・ソー【2011年】
あらすじ
アスガルドの王オーディン(アンソニー・ホプキンス)の息子ソー(クリス・ヘムズワース)は、王位継承の儀式の最中に侵入してきた巨人たちの故郷に攻め込みました。休戦状態だった両国を開戦に導いたことを怒ったオーディンは、ソーを地球へ追放。ニューメキシコ州に降り立ち、そこで出会った天文物理学者のジェーン・フォスター(ナタリー・ポートマン)と新しい生活をスタートさせます。
見どころ
マーベル・コミックの「マイティ・ソー」を原作とする実写映画化作品。ナタリー・ポートマンをはじめアンソニー・ホプキンス、浅野忠信など豪華俳優が脇を固めています。天文物理学者のジェーンは美しくて知的で強い女性。まさにナタリー・ポートマンにぴったりの役といえます。
マイティ・ソー ダークワールド【2014年】
あらすじ
アベンジャーズのNYの戦いから1年。ジェーン(ナタリー・ポートマン)は世界の境目が不安定になっている場所に吸い込まれ、アスガルドの地中深くに飛ばされてしまいます。ジェーンの出来事を知ったソー(クリス・ヘムズワース)は地球で彼女と再会しますが、彼女の体に異変があることに気付きアスガルドへ連れて帰りますが…。
見どころ
『マイティ・ソー(2011年)』の続編となるシリーズ第2作。同一世界観のクロスオーバー作品として扱う、マーベル・シネマティック・ユニバースとしては8作目の映画となります。小ネタやギャグなどユーモアたっぷりで面白さも前作に比べてレベルUP、迫力ある戦闘シーンは見応え抜群。ナタリー・ポートマンの気品溢れる姿を見ればジェーンがハマり役なのも納得です。
ジェーン【2016年】
あらすじ
舞台はアメリカ西部。夫(ノア・エメリッヒ)と娘と暮らしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)でしたが、ある日夫が銃に撃たれて帰ってきます。撃った犯人は悪名高きジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)。ジェーンは家族を守るため、元恋人のダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求めます。そして今守るべき愛のためにジェーンは銃を取ることを決意し…。
見どころ
監督は『ウォーリアー(2011年)』のギャビン・オコナー。ギャビン・オコナー監督×西部劇というと、激しい銃撃戦が繰り広げられるかと思いきや、ジェーンと夫と元恋人の三角関係をはじめとする人間ドラマが丁寧に描かれています。ナタリー・ポートマンは、男性社会の中で儚くも強く生きる女性を見事に演じています。
ジャッキー ファーストレディ 最後の使命【2017年】
あらすじ
1963年11月22日ジョン・F・ケネディ大統領が暗殺されますが、妻ジャッキー(ナタリー・ポートマン)は悲しみに打ちひしがれる間もありませんでした。夫の功績が過去のものとして忘れ去られてしまわぬように、人々の記憶に残すという使命を感じたからです。それには数日間に全てがかかっていると、彼女はファーストレディの最後の使命として動き出します。
見どころ
監督はガエル・ガルシア・ベルナル主演『NO(2012年)』のパブロ・ラライン。ジョン・F・ケネディ暗殺事件を妻の視点から展開する伝記ドラマです。ファーストレディとして気丈に振る舞うナタリー・ポートマンの凛とした姿が胸を打ちます。
プラネタリウム【2017年】
あらすじ
スピリチュアリストのローラ(ナタリー・ポートマン)とケイト(リリー=ローズ・デップ)姉妹。2人はローラが始めたショーで、死者を呼び寄せる術を披露して話題を集め活躍し、お金を稼いでいました。美人姉妹に魅せられた映画プロデューサーは世界初の心霊映画の撮影をしようと2人に持ちかけますが…。
見どころ
ナタリー・ポートマンがジョニー・デップの愛娘・リリー=ローズ・デップと共演したミステリアスなドラマ。各国際映画祭でも上映されて話題になりました。ナタリー・ポートマンはスピリチュアリストという役柄で、なんとも言えない艶やかな雰囲気を醸し出しています。
最後に
以上、ナタリー・ポートマンが出演する映画作品を10本厳選してご紹介いたしました!
作品1つ1つ違った美しさを見せてくれるナタリー・ポートマン。その姿はまるで世の女性の鏡であり、出演作品をじっくりチェックしたくなるほど魅力が溢れ出ています。
今回紹介した作品を観てナタリー・ポートマンの外見の美しさだけでなく、役からも滲み出る内面の美しさを感じてみてください。
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