そんな時は、映画を観てリフレッシュするのはいかがでしょうか?映画の中の何気ないセリフやものの見方が、あなたの人生の悩みを解決するヒントになるかもしれません。
ここでは、そんな人生に行き詰まった時に観るべき映画を15本選んでみました。ぜひ明日の活力をもらえる映画の数々を観てみて下さい。
目次
- 1 きっと、うまくいく【2013年】
- 2 50回目のファースト・キス【2005年】
- 3 クーパー家の晩餐会【2016年】
- 4 イエスマン "YES"は人生のパスワード【2009年】
- 5 スクール・オブ・ロック【2004年】
- 6 ホーム・アローン【1991年】
- 7 天使にラブ・ソングを【1993年】
- 8 リトル・ミス・サンシャイン【2006年】
- 9 ショーン・オブ・ザ・デッド【日本未公開】
- 10 テッド【2013年】
- 11 フィリップ、きみを愛してる!【2010年】
- 12 嫌われ松子の一生【2006年】
- 13 ブルース・ブラザース【1981年】
- 14 ファンボーイズ【2010年】
- 15 鍵泥棒のメソッド【2012年】
- 16 最後に
きっと、うまくいく【2013年】
あらすじ
ファラン(R・マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)はある日、音信不通だった親友ランチョー(アーミル・カーン)の居場所を知ります。3人は10年前、インド有数の工科大学で出会い、学長の教育方針に反発しながらも、青春を謳歌していたのでした。ついに再会を果たす3人でしたが、そこにいたのはランチョーとはまったくの別人でした…。
見どころ
あのスティーヴン・スピルバーグが絶賛し、本国インドの歴代興行収入ナンバー1を記録した本作。コメディでありながらインドの過剰な学歴社会を批判しつつ、人間にとって真に大切なものを教えてくれる感動作です。
50回目のファースト・キス【2005年】
あらすじ
ハワイの水族館で働くプレイボーイのヘンリー(アダム・サンドラー)は、ある日ルーシー(ドリュー・バリモア)という女性に出会い、恋に落ちます。翌日、同じカフェで2人は出会いますが、ルーシーはヘンリーのことをまったく覚えていませんでした…。
見どころ
記憶障害を負った恋人とのラブストーリーと聞けば悲劇的な物語を想像しますが、この映画はハワイの自然と主演2人の持つ雰囲気により、とても明るい作品になっています。どこまでも愛する人を思い続ける素晴らしさを教えてくれる作品です。
クーパー家の晩餐会【2016年】
あらすじ
クリスマスイブの夜、久しぶりに家族が集まる晩餐会を最高のものにするため、シャーロット(ダイアン・キートン)は夫との離婚のことは伏せておくつもりでした。しかし、家族もそれぞれの"秘密"を抱えていたのです…。
見どころ
『アイ・アム・サム(2002年)』の監督が贈る、ハートフル・コメディです。離婚や不倫、夫婦不仲といった悩みを抱えながら、それでも"家族がいること"、"家族でいること"の素晴らしさを教えてくれます。
イエスマン "YES"は人生のパスワード【2009年】
あらすじ
妻と別れ、生きがいを無くした銀行員のカール(ジム・キャリー)は、無為な日々を送っていました。再会した友人からあるセミナーに誘われ、カールは自分を変える決心をしました。いつ、いかなる時でも「イエス」と答えるルールを自分に課すことにするのですが…。
見どころ
ネガティブで消極的だった性格から変化していくジム・キャリーの演技はさすがです。イギリスBBCのラジオディレクターの実体験をもとにした本作は、後ろ向きな気持ちに、前を向く"勇気"を与えてくれます。
スクール・オブ・ロック【2004年】
あらすじ
無職のバンドマン・デューイ(ジャック・ブラック)は、教師の友人になりすまし小学校の臨時教師として赴任します。そこで子どもたちの音楽的才能に目をつけたデューイは、バンドを結成しバンドバトルの優勝を目指すのですが…。
見どころ
主演のジャック・ブラックがハマり役で、彼の仕草や動きだけで笑ってしまいます。アウトローな教師が規律と秩序を重んじる学校教育に一石を投じ、やがて校長や親をも巻き込んで迎えるクライマックスのバンド演奏は、笑いあり涙ありの感動シーンになっています。
ホーム・アローン【1991年】
あらすじ
マカリスター家のクリスマス旅行で、家に1人取り残されてしまった末っ子のケビン(マコーレー・カルキン)。その隙に2人組の空き巣が家を狙います。ケビンはたった1人で空き巣を撃退するよう行動を開始し…。
見どころ
当時10歳だったマコーレー・カルキンを、一躍スターダムに押し上げた大ヒットコメディです。
監督は『ハリー・ポッター(2001年)』シリーズのクリス・コロンバス。子どもらしいユニークな撃退法に、興奮すること間違いなしです!
天使にラブ・ソングを【1993年】
あらすじ
殺人現場を目撃したことで、マフィアに追われることになったデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、警察を通じて修道院のシスターとして匿われることになります。堅苦しい生活に辟易していたデロリスでしたが、聖歌隊の指揮者になり街の人たちの修道院に対するイメージを変えていきます。
見どころ
この作品は主演のウーピー・ゴールドバーグの代表作で、後に続編も作られました。キリスト教の伝統的価値感と葛藤しながらも、シスターたちがゴスペルチックに賛美歌を合唱するシーンは圧巻です。2011年には、ウーピー・ゴールドバーグがプロデュースし、ブロードウェイミュージカルになりました。
リトル・ミス・サンシャイン【2006年】
あらすじ
カリフォルニアで行われる美少女コンテストに出場することが決まった家族が、ワーゲンバスに乗って目的地に向かいますが、道中で様々なトラブルが降り掛かります。果たして、無事にコンテスト会場にたどり着くことはできるのでしょうか?
見どころ
仕事人間の父親、ニーチェの影響で無言を貫く兄、自殺未遂をしたゲイの叔父、といった一癖も二癖もある家族が、"大切なもの"を見つけるロードムービーです。製作費800万ドルと低予算ながら、各国の映画祭で絶賛され、全世界興行収入は1億ドルを突破しました。
ショーン・オブ・ザ・デッド【日本未公開】
あらすじ
彼女に振られ意気消沈のショーン(サイモン・ペグ)が目覚めると、街はゾンビの群れであふれていました。ショーンは親友のエド(ニック・フロスト)とともに、元恋人を助けるために行動を開始するのですが…。
見どころ
本国イギリスで大ヒットしたゾンビコメディです。作中には、往年のゾンビ映画へのオマージュがちりばめられています。人類の滅亡に瀕しても、いまいち危機感のないダメ男2人の友情に、最後はほろりとさせられます。
テッド【2013年】
あらすじ
孤独な少年ジョン(ブレトン・マンリー)が、プレゼントでもらったテディベアと友人になれるよう祈ると、そのテディベアに命が宿ります。
中年になったジョン(マーク・ウォ―ルバーグ)とテディベアのテッドが自堕落な生活を送っていたある日、恋人ロリー(ミラ・クニス)から自分とテッドのどちらを選ぶのかと迫られてしまいます。
見どころ
可愛い見た目と中身のギャップが笑いを誘う、中年テディベアが主人公の本作。日本語吹き替え版ではテッドの声を有吉弘行が担当し、そのハマり役が話題になりました。
フィリップ、きみを愛してる!【2010年】
あらすじ
IQ169のスティーブン(ジム・キャリー)は大事故から奇跡的に生還したことで、自分に正直に生きることを決心します。ゲイをカミングアウトしたスティーブンは派手な生活を送るため、詐欺師としてお金を稼ぎます。詐欺容疑で投獄されたスティーブンはそこで、運命の人・フィリップ(ユアン・マクレガー)に出会います。
見どころ
本作のもとになったのは、現在もテキサスの刑務所に収監されているという天才詐欺師を描いた、ドキュメンタリー小説です。彼の衝撃的な人生は、大切な人にたった一言「愛してる」と伝えるためにありました。この映画を観終わった後、あなたも大切な人に愛を伝えたくなることでしょう。
嫌われ松子の一生【2006年】
あらすじ
中学の国語教師・川尻松子(中谷美紀)は、修学旅行で生徒の財布を盗んだ疑いをかけられ学校をクビになり、家族との確執もあり出奔します。そこから松子は作家やその友人の愛人となり、ソープ嬢からAV女優に転職するなど、壮絶な転落人生を歩むことになるのです…。
見どころ
悲惨な松子の一生を、中島哲也監督が極彩色豊かなミュージカル風に演出しており、観るものを独特の世界に誘ってくれます。多数の有名アーティストが歌を担当していたりと、とにかく出演者が豪華なところも特徴です。不器用な松子の生き様に、人生の意味を教えてもらえます。
ブルース・ブラザース【1981年】
あらすじ
ジョリエット(ジョン・ベルーシ)とエルウッド(ダン・エイクロイド)はある日、育ててくれた孤児院の立ち退きの危機を知ります。2人はかつてのメンバーを集めバンド"ブルース・ブラザース"を結成し、孤児院のためにお金を集めようと奮闘します。
見どころ
音楽を愛する人なら必見の映画です。ブルース・ブラザースはもともと、TVバラエティー『サタデー・ナイト・ライブ(1975年)』のコーナーの1つとして始まり、その人気の高まりとともにジョン・ベルーシの影響力も大きくなっていきました。ちなみに、ローリング・ストーンズのキース・リチャーズは自伝で、彼とともに過ごした時間は特別だったと述べています。
ファンボーイズ【2010年】
あらすじ
『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年)』の公開を来年に控えた1998年。
大のスター・ウォーズファンであるライナス(クリス・マークエット)は、ガンのため余命わずかと宣告されます。親友のエリック(サム・ハンティントン)たちは、映画が製作されているスカイウォーカーランチに侵入し、封切り前の新作をライナスに見せようとアメリカ横断の旅に出るのでした…。
見どころ
本家『スター・ウォーズ(1999年)』から、レイア姫役のキャリー・フィッシャーがカメオ出演するなど、ファンなら爆笑必死の傑作に仕上がっています。この映画を観れば、もっとスター・ウォーズが好きになるはずです!
スター・ウォーズファンはもちろんですが、観たことがない人にも楽しめる作品になっています。
鍵泥棒のメソッド【2012年】
あらすじ
自殺に失敗し近所の銭湯に出かけた売れない役者・桜井(堺雅人)は、たまたま居合わせた羽振りのよさそうな男(香川照之)が浴場で転倒した隙に、彼のロッカーの荷物をすり替えます。
男は記憶喪失のため自分を桜井だと思い込み、一方の桜井は、入れ替わった男の正体が伝説の殺し屋「コンドウ」だと知ることになります。やがて桜井は、「コンドウ」としてある事件に巻き込まれていくことになります。
見どころ
『運命じゃない人(2005年)』で、カンヌ国際映画祭のフランス作家協会賞などに輝いた内田けんじ監督作品です。堺雅人×香川照之の演技対決に広末涼子が華を添え、三者三様の人間模様が、見ていてとても楽しい作品です。笑いあり迫力ありで、最後にちょっとトキメク、そんな映画の醍醐味がすべて詰まった名作です!
最後に
今回紹介した作品の中でも、ロードムービーのような『リトル・ミス・サンシャイン(2006年)』、『ファンボーイズ(2010年)』。ラブコメのような『50回目のファーストキス(2005年)』。ミュージカルのような『きっと、うまくいく(2013年)』、『嫌われ松子の一生(2006年)』。一口にコメディ映画と言ってもその幅はとても広いのです。
興味を持った方は、自分にあった作品をぜひ見つけてみて下さい。
スポンサーリンク