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年々魅力が増す!ブラッドリー・クーパーが出演する映画10選

『世界にひとつのプレイブック(2013年)』、『アメリカン・ハッスル(2014年)』、『アメリカン・スナイパー(2015年)』が3作連続でアカデミー賞にノミネートされ、その高い演技力に定評がついたブラッドリー・クーパー。端正な顔立ちで青い瞳を持つ彼は、白い歯を見せてニコッと笑う姿がとてもチャーミングで、これまでに多くの女性を魅了してきました。年々歳を重ねていくにつれ演技に深みが出て、最近では声の出演も多くなってきています。

今回はそんなブラッドリー・クーパーの魅力がたっぷり味わえる映画を10作品ご紹介いたします。

恋するレシピ ~理想のオトコの作り方~【日本未公開】

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あらすじ

トリップ(マシュー・マコノヒー)は実家暮らしの35歳。1人の女性に落ち着きたくない彼は、友人のデモ(ブラッドリー・クーパー)らとつるみ、彼女を作っては別れてを繰り返す毎日でした。ある日、そんなトリップのことを知った両親が自立支援サポートのビジネスをしているポーラ(サラ・ジェシカ・パーカー)を雇い、どうにか息子を自立させようと試みます。

見どころ

主人公と同じく1人の女性に落ち着きたくない、楽しく生きたいと考えるデモを演じたブラッドリー。会社を解雇されても焦ることなく友人とサバイバルゲームを全力で楽しむ姿は、ダメ男だけれど友情を大切にする、どこか許せてしまう可愛さ残るキャラクターです。

"こじらせ男子"がテーマとなっており、ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(1998年〜2004年)』で一気に有名になったサラ・ジェシカ・パーカーが家具屋で待ち伏せしたり、キュートに男性をコントロールしていく様は、今までの彼女とはまた違う魅力が。



イエスマン "YES"は人生のパスワード【2009年】

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あらすじ

銀行で働くカール(ジム・キャリー)は昔の恋愛を引きずり、仕事でもプライベートでもNOと言い続けていました。親友のピーター(ブラッドリー・クーパー)の婚約も素直に祝福できず、職場では上司から昇進の話は無しになったと告げられるなど、嫌なことばかり。

ちょうどその時、知人のニック(ジョン・マイケル・ヒギンズ)から"イエスマン"のセミナーに誘われ足を運びますが、それは全てのことにYESと言う宗教チックなものでした。半信半疑でやり始めたカールでしたが…。

見どころ

ブラッドリーはNOとしか言わないカールの親友役で、イエスマンのセミナーに行きどんどん変わっていく彼を面白おかしく利用する友人を演じています。主人公のようにNOと言い、人との距離を置きがちな今の時代だからこそ、運気が上げたい人は観るべきコメディ映画。最後まで観終わると、あなたも明日からYESしか言わなくなるかもしれません。

ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い【2010年】

ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
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あらすじ

結婚を2日後に控えたダグ(ジャスティン・バーサ)と友人のフィル(ブラッドリー・クーパー)、スチュアート(エド・ヘルムズ)、義弟になるアラン(ザック・ガリフィアナキス)は、バチェラー・パーティーのためラスベガスへ。高級スイートホテルでさらに気分が良くなった4人は、立入禁止の屋上で酒を飲み交わします。翌朝起きると、部屋の中に本物のトラの赤ちゃんが。全く記憶の無い3人ですが、ダグがいないことに気づき…。

見どころ

バチェラー・パーティーとは、結婚目前の男性が独身最後の日を祝い、1日だけ羽目を外して騒ぐことが許される日。こんなはずではなかったと、いい大人が記憶を辿りながら全ての間違いを正していくストーリーですが、全てのシーンに笑いが散りばめられています。

監督は『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2011年)』や『ウォー・ドッグス(日本未公開)』など数々のR15コメディを手がけたトッド・フィリップス。疲れて思いっきり笑いたい時に観たい映画です。

バレンタインデー【2010年】

バレンタインデー
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あらすじ

ロサンゼルスに住む10組のカップルのバレンタインデーの話。花屋のリード(アシュトン・カッチャー)が同棲中の恋人へのプロポーズに成功したと思った矢先、彼女が荷物をまとめ始めてしまいます。一方、飛行機でたまたま隣同士になったホールデン(ブラッドリー・クーパー)とケイト(ジュリア・ロバーツ)は意気投合しますが、到着した先にはケイトの大切な人が待っていたのでした。

見どころ

恋愛映画の王道で未だ絶大な人気を誇る『プリティ・ウーマン(1990年)』や、キャストそれぞれにストーリーを持たせて1つの物語にする『ニューイヤーズ・イブ(2011年)』、『マザーズ・デイ(2017年)』などを手がけたゲイリー・マーシャルが監督を務めています。1年に1度の愛を伝え合う日に、様々なカップルがそれぞれの幸せを見つけていくストーリー。

ブラッドリーはケイトに自分の車を使うよう勧めるスマートな男性を演じており、映画の後半に出てくる彼の恋人にも注目です。劇中で流れるテイラー・スウィフトの曲「Today was a Fairytale」もロマンチックで、観終わったあと幸せな気持ちになること間違いなし。

世界にひとつのプレイブック【2013年】

世界にひとつのプレイブック
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あらすじ

妻の浮気相手を殴ってしまい、精神科に入院させられたパット(ブラッドリー・クーパー)は、仕事も家族も失い退院後に一度実家に帰ることに。彼は友人に誘われたパーティーでティファニー(ジェニファー・ローレンス)と出会います。彼女は夫を亡くし、さらに心に問題を抱えていましたが、彼女と過ごすことでパットは少しずつ変わっていくのでした。

見どころ

いつもどこか自信家で余裕のある大人の役を演じてきたブラッドリーですが、今回は精神を病んでしまい何もかも失った男性を演じています。夜の大通りで大声で言い争い警察沙汰になるなど、2人で傷つけ合いながらも成長して行く様子に心が揺さぶられるでしょう。

2人の演技力はオスカーでも評価され、作品賞、主演男優賞(ブラッドリー・クーパー)、助演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)など8部門にノミネート。その中でもジェニファー・ローレンスはアカデミー賞主演女優賞を獲得しました。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー【2014年】

YouTubeムービー公式チャンネルより

あらすじ

地球生まれのピーター(クリス・プラット)は幼い時に宇宙へ拉致されます。ある日、彼は金儲けのためにある石を盗むのですが、それはオーブと呼ばれる銀河ごと消し去ることができるほどの威力を持っているパワーストーンでした。

この石を悪の組織から守るために、同じく石を狙う暗殺者のガモーラ(ゾーイ・サルダナ)、見た目は可愛い賞金稼ぎ兼傭兵のアライグマ・ロケット(ブラッドリー・クーパー)、ロケットの仲間のグルート(ヴィン・ディーゼル)と力を合わせ戦います。

見どころ

ブラッドリーは主人公のピーター演じるクリスと一緒に戦っていくアライグマのロケットを演じています。キャッチコピーの「宇宙よ、これがヒーローか。」の言葉通り、音楽を聴きながら敵を倒したり、盗人として捕まったのに監獄で大暴れをして脱出したりと、全くヒーローらしくない彼ら。しかし、正義は世界を救うと信じるアベンジャーズのファン以外の心も掴んだ素晴らしい作品です。

劇中に出てくるパワーストーンは映画『アベンジャーズ(2012年)』シリーズに大きく関わることとなり、この映画のストーリーは2018年4月公開予定の映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年)』からの序章となっています。

アメリカン・ハッスル【2014年】

アメリカン・ハッスル
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あらすじ

アーヴィン(クリスチャン・ベール)は愛人で相棒のシドニー(エイミー・アダムス)と数々の犯罪を成し遂げてきた天才詐欺師でしたが、ある時FBI捜査官のリッチー(ブラッドリー・クーパー)の罠にはまり捕まってしまいます。リッチーは彼らを使いもっと大きな事件で成果を得ようと、アーヴィンとシドニーに捜査協力の依頼し…。

見どころ

1970年代に実際に起きたアブスキャム事件をベースに作られた映画で、主人公のアーヴィンは実在する詐欺師メル・ワインバーグをモデルとしています。天才詐欺師の2人を追い詰め、さらに上をいく優秀なFBI捜査官を演じているブラッドリー。早口でかなり多くのセリフを一気に畳み掛けるように話し、2人を上手にコントロールし関係を少しずつ壊して行く様から、彼の新しい一面を見ることができます。

映画はオスカーでも評価され、作品賞、監督賞、助演男優賞(ブラッドリー・クーパー)など10部門でノミネート。

アメリカン・スナイパー【2015年】

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あらすじ

9.11の悲惨さを見て自ら海軍特殊部隊への入隊に立候補したクリス(ブラッドリー・クーパー)は、スナイパーとして多くの敵を撃ち落とし、その活躍は現地で伝説と呼ばれました。敵からはその命中率に悪魔と呼ばれ、彼の首には2万ドルの賞金が。度重なる派兵にどんどん心が病んでしまうクリスですが、彼も家族を愛する父親の1人でした。

見どころ

ブラッドリーは悲劇のため愛国心を持って戦った実在する人物を演じています。銃を構える度に頭をよぎるのは妻や子供、家族のことで、その姿は見ているこちら側も辛くなるほど。国と家族、どちらの愛も大切でその間で揺れる気持ちとPTSDに悩む、繊細な演技力にスクリーンから目が話せません。

本作はアカデミー賞で作品賞、主演男優賞を含む6部門にノミネート。また、戦争映画として全米歴代興収1位を記録していた映画『プライベート・ライアン(1998年)』を抑えて1位になりました。

二ツ星の料理人【2016年】

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あらすじ

3年前、一流シェフだったアダム(ブラッドリー・クーパー)は大きな問題を抱え、レストランから姿を消してしまいました。自分のレストランを持つ夢を諦めきれず、もう一度シェフとしてやり直そうと、ロンドンにいる友人のトニー(ダニエル・ブリュール)に会いに行った彼。一からやり直そうとスタッフを集めミシュランの三つ星を目指すアダムですが、過去の問題はまだ解決していませんでした。

見どころ

自信家で一緒に仕事をするクルーとのコミュニケーションが取れず、思い通りにいかないと怒鳴って物に当たり周りを寄せ付けない、そんなアダムを演じているブラッドリーに同情し、思わず応援したくなるでしょう。監督は『8月の家族たち(2014年)』のジョン・ウェルズ、脚本はスティーヴン・ナイトが務めました。

ウォー・ドッグス【日本未公開】

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あらすじ

金儲けのためにマッサージ師を辞め、高級シーツを老人に売りつけるビジネスをしていたデイビッド(マイルズ・テラー)でしたが失敗に終わります。そんな時、友人の葬式で幼馴染のエフレム(ジョナ・ヒル)に会い、彼が銃を売る仕事をして儲けていることを知ったデイビッド。彼女が妊娠しお金が必要になったデイビッドはエフレムと一緒に銃ビジネスを始めますが…。

見どころ

実際に存在したとされる、政府の監視下にある怖い麻薬ディーラーのデイビッドを演じています。いつものキラキラした笑顔は一切なく、電話越しに相手を怒鳴りつけ、とても冷たくお金とビジネスのことを考えているその演技から、彼の新しい一面を見ることができる作品。 監督はあの超人気コメディ映画『ハングオーバー!(2010年)』シリーズでお馴染みのトッド・フィリップスが務めています。

最後に

マーベル・シネマティック・ユニバースの仲間入りを果たした映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年)』シリーズで印象的なアライグマの声を演じるブラッドリー・クーパー。彼はプレイボーイの役から歳を重ねて、より魅力的で深い演技に定評があります。その演技力とルックスでこれからもたくさんの映画で活躍すること間違い無しでしょう。今回ご紹介した10作品を観て、彼の進化し続ける魅力をぜひ堪能してみて下さい。