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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』でキャラが話しているのは英語じゃない!?J.ガン監督明かす

※この記事は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのネタバレを含みます

映画界でたくさんのヒット作を生み、絶好調なマーベル。2018年公開の『ブラックパンサー』、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』にマーベルファンが期待を寄せる中、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームス・ガン監督がヒーローたちの"言語"について言及しました。

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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャラはどうやって意思疎通してるの?

監督によると『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに登場するキャラクターは、作中で英語を話していないとのこと。ピーター・クイル/スターロードは地球生まれで、もちろん英語を話す人間。しかしながら、拉致後の宇宙生活で一度も英語を話していないのです。

だからといって、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』に登場する宇宙人たち全員が共通言語を話している訳ではなく。映画でそれぞれオリジナルの宇宙語を話させても観る側は字幕に追われるばかり...というわけで映画では英語が採用されています。

ジェームスガンさん公式Instagramアカウント(@jamesgunn)より

“The translator implants — which all of the Guardians except Groot have — work both ways. That is, if they’re talking with someone who speaks French, they can both understand AND speak French (if French is programmed into the translators). This is a pretty simple technology by Guardians standards — just a more advanced version of Google translate — and certainly something we’re technologically closer to than, say, traveling light years.”

Inverse.com

翻訳インプラントがグルート以外のガーディアンズに埋められている。もし彼らがフランス語を話すとする。ガーディアンズのインプラントにはフランス語の翻訳機能もプログラムされているから、フランス語を理解する事も話す事も可能なんだ。これはガーディアンズ基準ではとてもシンプルなテクノロジーで、Google翻訳の進化版って感じさ。この翻訳の技術って僕たちが宇宙旅行するよりも確実に技術的に映画に近づいてることだよね。

またファンへの返答としてTwitterでもこのように述べています。

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)』でピーター(クリス・プラット)がノバ軍に捕らえられマグショット(逮捕後に撮る人物写真)を撮られる最中、中指を立てるシーンでわかるように翻訳インプラントが彼らの頭に埋め込まれているんだよ。

そのシーンを観てみると、画面左下に
"ENHANCEMENTS; TRANSLATION IMPLANT IN NECK(首に翻訳インプラント)"の文字が!

以上のように監督自らの口で、キャラクターたちの宇宙でのコミュニケーション方法が明らかになりました。体に翻訳機能を埋め込んで、世界中の人とコミュニケーションをとることができる時代がいつか本当に来そうですよね!
 



『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』においてピーターはもはや英語を話せない!?

ガン監督はさらに、地球生まれのピーターはもはや英語を話すことができないとも言及していました。
9歳からはもう翻訳機に頼りっぱなし、英語なんて話さず生きてきたのでしょう。無理はないはず。お母さんの言葉だけ覚えてるのでしょうか?

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/リミックス(2017)』で父親のエゴ(カート・ラッセル)と話す際も、英語以外の他の言語、もしくは翻訳機を通して話していたそうです。
原作ではエゴは天界人で、生きた惑星そのもの。あの人間の姿は仮の姿ですからもはや"言語"という概念はなさそうですね。

英語が話せないということはあのMIX TAPEの洋楽ヒッツはピーターにはどう聴こえているのか気になるところです。わたしたち日本人が洋楽を聴くような感覚なんでしょうか!

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)』ではどうなる?

2018年公開の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ではアベンジャーズが暮らす地球、ガーディアンズの宇宙、ソーの生まれ育ったアスガルドなど様々な場所で、人気のヒーローたちが集結する模様。アベンジャーズとガーディアンズの会話もきっと翻訳機を介して英語を話すことになるのでしょう。万が一英語がプログラムされてなかったら、神であるソーだけが頼りですね。ピーターにも英語を思い出してほしいところです。

アヴェンジャーズ映画公式Instagramアカウント(@avengersmovie)より

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日全国ロードショー!

参考:James Gunn Confirms Guardians of the Galaxy Aren't Speaking English